フリードリヒの日記

日常の出来事を、やさしい気持ちで書いていきたい

脳と小説

2021年02月18日 07時00分00秒 | 日々の出来事・雑記

今日は脳の話をしようかな。それほど難しくはありません。

脳のいちばん外側に大脳皮質があります。

大脳皮質は、人間の知的活動にかかわっている部分です。

人間のいちばん人間らしい部分ですね。

それに対し、内側にある大脳辺縁系は、本能や感情にかかわっています。

ちょっとだけ動物的な部分になります。

大脳皮質は知的活動、大脳辺縁系は本能や感情です。

たとえば、ミステリーとか推理小説を読みますよね。

それらのジャンルの小説は、人が失踪したり、犯人が誰なのかといった

謎が最初に設定されています。

そしてその謎を追っていくという構造になっています。

当たり前ですけどね。

その時の脳は、なぜだ、なぜだ、という思考になっています。

これは推理する知的活動なので、大脳皮質が使われています。


これに対し、理不尽な
状況とか過酷な状況に、主人公がおかれている物語があったとします。

その時に、僕たちは理不尽さに怒りを感じたり、

過酷な状況をかわいそうに思ったりします。

そのときには、知的活動というより、感情的な部分が刺激されていますね。

つまり、大脳辺縁系が使われているわけです。

ミステリーを読んでいるとき、それほど大きく感情は動きません。

脳は分析的に活動しているからです。

もちろん内容にもよりますが、基本的にはそうです。

そして、謎が解け、物語の全貌が明らかになったとき、

スッと余韻を残すように、終わっていくのが、最高のミステリーでしょう。

最後に、ちょっとだけ感情が揺れ動かされる程度にね。

それでです。ここまでが、今日の話のフリなんです。

長いフリになってしまいました。

いま、道尾秀介さんの「カラスの親指」という小説を読んでいます。

三分の一くらいかな。

読んでいる最中、ずーっと怒っています。ムカムカしています。

それは、主人公を含めた登場人物たちが、あまりにも可哀そうな状況に置かれているからです。

僕の正義感が許せないと言い、ふつふつと怒りを刺激します。

たぶん、これからの展開は、

弱い彼らが一致団結して、悪い連中に復讐していくストーリーなんでしょう。

この小説は、大脳辺縁系を刺激する小説ですね。

恐怖や怒りがわき上がってきます。

今のところは、怒りをコントロールしながら読んでいます。

どうなんでしょうか?

この怒りが、スカッと爽快にはれる瞬間が訪れるのでしょうか。

読み終わったら、また感想を書きますね。

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ゴム人間がのさばる社会

2021年02月17日 07時00分00秒 | 日々の出来事・雑記

最近は、ハリウッドの特殊メイクが凄すぎて、ほんと驚きます。

いろんなところでゴム人間が作られているそうです。



ちょっと見てください。エロい動画ではありません。

これもゴム人間の動画です。

すごいでしょ。

こっちは大統領バイデンのニセモノバージョンです。

なぜ、バイデンはこんなことをするのでしょうか?

いろんな説があります。

1、本人がいない。すでに死んでいるか、もしくは逮捕されている。

2、ボケて表に出られないから、影武者を使っている。

3、メンテナンス中。たとえば、整形とか病気の手術をしているなど。

ほんとのところはどうなんでしょうか?謎です。

ただ、特殊メイクの技術は、これからもっと良くなっていくでしょうね。

もしあなたの親しい人の中身が、違う人だったらどうしますか?

べらべらと二人だけの秘密を話ししていたら、

ガバっとゴムマスクを脱いで、

ははーん、そういうことだったのか、とか言われて。

怖いですよね。ホラーです。

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自然は飛躍しない

2021年02月16日 07時00分00秒 | 日々の出来事・雑記

私が何より大切に思い、

何より自信をもって言えるのは、

自然は飛躍しないということである。

私はこれを連続律と呼んでいる


これは、哲学者のライプニッツの言葉です。

「自然は急激に変化するものではなく、徐々に変わっていく」という意味ですね。

ライプニッツは哲学者であると同時に数学者でもありました。

数学も自然の存在なくして、生まれてこなかったでしょう。

人は自然を深く観察し、その法則を探っていきました。

自然を分析的に見る人は、物理学者や数学者に、

情感をもって見る人は、詩人になっていったのですね。

僕は、自然を情感をもって見ます。

詩人ではありませんけどね。

寒い冬が来ても、気づいたら春がやってきます。

僕たちはそういう自然の流れの中に生きています。

自然に生かされている。自然がなければ生きていけないんですね。

寒いなとか、今年は花粉が飛びそうだとか、文句ばっかり言ってますが、

やっぱり梅の花を見ると、かわいい花だなと思います。

ちょっと幸せな気分になりますね。

それに、桜と梅の順序が逆にならないところが、自然のいいところです。

もしそうなったら、頭が混乱するでしょう。

でも大丈夫。

自然は飛躍しませんからね。

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孤狼の血 読了

2021年02月15日 07時00分00秒 | 読書・書籍

「孤狼の血」の朗読を聞き終わりました。

うーん、最初は全然面白くないなと思っていましたが、

進んでいくと、どんどんその濃密な世界観に圧倒されていきました。

文章は僕の好みではありません。

供述書のように、客観的事実を淡々と書いていくような説明的な文章でした。

会話は、気の利いた会話ではなく、ガラの悪いやくざの会話です。

暴力的な空気が、小説全体に漂っています。

しかし、好みじゃない文章なのに、グイグイ読ませるのは、なかなかの力技だと思います。

一番驚いたのは、これを女性が書いたということです。

とても女性が書いた文章には思えませんね。

よく知りませんでしたが、映画も賞を総なめだったらしいですね。

主人公の日岡という若い刑事が、なかなかいい味を出していました。

映画では松坂桃李くんがその役をやっているそうです。

続編の映画は、2021年8月20日公開です。

これは小説とは別のオリジナルの脚本だそうです。

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形容詞を使わないこと

2021年02月14日 07時00分00秒 | 日々の出来事・雑記

「形容詞を使わない大人の文章表現力」という本を図書館から借りてきました。

著者は一橋大学の教授の石黒圭さんです。

なかなかいい本です、内容は、簡単に形容詞を使わないで、

具体的に描写してね、ということです。

「きれいな」花と言っても、きれいって何?ってことです。


早速、本の内容を少し紹介します。

「すごい」という形容詞についてです。例文が3つあります。

1、人の身体はすごい

2、一橋大生はすごい

3、藤井聡太はすごい

では、形容詞を使わないとどうなるか、一つ一つ検討してみましょう。

1、についてです。

ここでの「すごい」は、人間の体は細かいところまでよく出来ていると言いたいんですね。

だから、「人間の身体は、精巧に作られている」と言い換えます。

2、について

一橋大生は頭がよくてすごいと言いたいんだと思います。

だから、「一橋大生は、知的レベルが高い」と言い換えます。

3、について

藤井君の読みのすごさを言っているんですね。

だから、「藤井聡太は、読みの力が群を抜いて高い」と言い換えます。

こんな感じで、形容詞を使わずに、がんばって書いていきます。

なかなか素晴らしいですが、

疲れてるときには、やっぱり便利な形容詞を使ってしまいそうです。


PS 夜の23時ごろ、すごい地震がありましたね(すごいで許してね)。

あの後、コンビニに行きました。

レジで「すごい地震でしたね」と声をかけると、

若いお兄さんの店員が、ちょっと興奮して

「やばかったです」と言いました。

そしたら、後ろで並んでいたおばちゃんとおじさんが、同じく

「ほんとすごかったねぇー」と言い

ちょっとだけ、地震話で盛り上がりました。

ああいう災害にあったときの連帯感って、いいですよね。

みんなで恐怖を共有し、励ましあうみたいな感じです。

ちょっとだけ温かい気持ちになりましたので、付け加えました。

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国産OS、トロンについて

2021年02月13日 07時00分00秒 | 日々の出来事・雑記

今日は、陰謀論シリーズでいこうかな(笑)

それは冗談として、今日はTRON(トロン)についてです。

みなさん、トロンって知ってますか?

トロンとは、1984年に日本人が開発したOSです。

Windowsよりも省エネ能力と高速処理能力に優れていました。

なおかつ、オープンソースで無償でした。開発者が儲けに興味がなかったからです。

そのためWindowsは、トロンをかなり脅威に感じていたようで、

あの手この手をつかってトロンを潰しにかかりました。

実は日本のパソコンメーカーはトロンをOSとして採用したかったそうです。

しかし、米国政府からの 圧力で、トロンの採用は見送られました。

もし、日本のパソコンメーカーがトロンを採用していたら

今頃、トロンは世界標準のOSになっていたでしょう

無償だし非常に優秀だからです。

ここから、ちょっと陰謀論チックになりますが、

あの日航機墜落事故の123便には、トロンの技術者が17人乗っていたそうです。

彼らは全員死亡しました。

あの墜落事故には不可解な点が多く、今でも謎が多い事故です。

一説には、トロンを抹殺するため、CIAが墜落事故を仕組んだとの話があります。

ただの陰謀論だと思いますが、

その後のWindowsの快進撃を考えると、あながちありえない話ではないでしょう。

大量破壊兵器が無かったイラクを考えてみてください。嘘ついて戦争を始めるんですよ。

よくも悪くもアメリカという国はそういう国です。

それについて気になる人は、

「日航機墜落事故 トロン」で検索してみてください。

いろいろ出てきます。

ただですね、この国産OSトロンは無くなっていません。

さっきも言ったようにトロンは、省エネ能力と高速処理能力がすごく優れているので、

家電の制御装置のOSとして使われているんですね。

自動車、デジタルカメラ、カーナビ、などあらゆる電子機器が、トロンで動いています。

なんと今では、世界で最も搭載数の多いOSに成長しています。

これから先、家電にインターネットが接続するようになると、

ますますその重要性は高まっていくでしょう。

日本の技術は、まだまだ健在なんです。

汚いやり方をするWindows(アップルもね)に負けていられません。

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ゲーテの言葉

2021年02月12日 07時00分00秒 | 日々の出来事・雑記

涙とともにパンをかじった者でなければ、人生の本当の味はわからない

If you’ve never eaten while crying you don t know what life tastes like

これはゲーテの言葉です。

なかなか深いですね。

僕は泣きながら食べたことはありません。

悲しくなったら、食欲がなくなるタイプですから、

泣きながら食べるのは無理ですね。

でも、泣きながら食べている人を見たことがあります。

あれはもう、20年以上前になりますね。

場所は埼玉です。

浦和だったか与野だったか大宮だったか覚えていません。

あの辺のファミレスです。

夕方、三時か四時くらいだったと思います。

その日は、すごく忙しくてランチを食べている時間がありませんでした。

それで、そんな中途半端な時間に、ファミレスに入ることになったんです。

僕は何かを頼んで、食べ物が来るのを待っていました。

僕は何も考えていなくて、煙草を吸っていたと思います。

あの当時、僕は煙草を吸っていました。

向かいの方の席に、40代くらいの女性が座っていました。

僕はちょっと疲れていました。

だから、ぼーっとしていたんですね。

別に女性を見ているつもりはありませんでしたが、

彼女の目から、ポタっと何かがこぼれ落ちたのが見えました。

そのとき、何が起こっているのか、よくわかっていなかったと思います。

しかし、よく見ると女性が泣いているのがわかりました。

女性が大粒の涙を流しながら食事をしていたのです。

僕はそのときすごく動揺したのを覚えています。

何があったのかなとね。

しばらくして、女性は声をあげて泣き始めました。

僕はちゅうちょなく(そういうところは行動的)女性のところに行って

「大丈夫ですか?」と言ったのを覚えています。

「ごめんなさい、ごめんなさい」と彼女は何度も謝っていました。

そして、彼女は最後に、僕の手をそっと握って

「ありがとう」と言いました。

その時、僕たちの間に、うまく言えませんが何かつながりのようなものを感じました。

彼女は大丈夫だ、と僕は思いました。彼女もすこし持ち直したようでした。

その後、どうなったのかよく覚えていません。

記憶がはっきりしていないからです。

彼女に何があったのか分かりませんが、

人にはそれぞれの事情があるのでしょう。

ただ、僕と違って、彼女が人生の味を知っているのは、たしかなようです。

それにしても、彼女はいま元気にしているんだろうか?


ランチの女王で、竹内結子さんが泣きながらランチを食べています。

そんな風に泣いてる女性を放っておけませんよね。

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ドラえもんの最終回「電池切れ」

2021年02月11日 07時00分00秒 | 日々の出来事・雑記

ドラえもんには、「電池切れ」という有名な最終回があります。

ただし、ニセモノです。

同人誌が勝手に作って、問題になった作品ですね。

小学館が著作権侵害を通告し、それを受け、同人誌の販売が停止されました。

いろいろゴタゴタがあったようです。

でもね、すごくいい話なんですね。

たまに見たくなります。

実はさっき読んで,泣いてしまいました。年甲斐もなく。

まず、話は未来に飛びます。

総理になった出来杉くんのもとに、オッサンになったジャイアンとスネ夫が訪れます。

そこでドラえもんについての昔話をしています。

ある日、突然、消えてしまったドラえもん。

なぜドラえもんはいなくなったのか?

それは、ドラえもんが電池切れになって動けなくなってしまったからです。

のび太は慌てて、ドラミちゃんに相談する。

選択肢は2つ。

1、未来の工場で電池を入れ替えること。そうすれば動くが、ドラえもんの記憶はなくなってしまう。

2、とりあえずそのままにして、将来の優秀な科学者に、ドラえもんを直してもらう。

のび太は2を選びます。ドラえもんとの思い出を消したくないからです。

そして、のび太は変わっていきます。

自らの力で、ドラえもんを救うために。

この話は、何かを成し遂げるためには、愛の力がすごく大切だということを教えてくれます。

誰が何と言おうと、僕の中でのドラえもんの最終回はこれですね。

字が小さくて読みずらいですが、マンガと動画がYouTubeにあります。

ほんと、いい話です。

よかったらどうぞ。

漫画版 ドラえもん、最終回「電池切れ」

動画版 ドラえもん、最終回「電池切れ」

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おもしろGIF

2021年02月10日 07時00分00秒 | 日々の出来事・雑記

ネットからの拾い物です。

楽しんでくださいね。

わざとなのか、ただのアホなのか。




気持ちはよく分かりますよ。

たぶん、僕もそうなると思う。



まだまだ紙はなくなりません。

それにしても奥さんを怒らすと怖いね。仕返しされちゃう。



これは痛いね。



神業です。



糞を止められないフンコロガシ、情けない。




子猫ちゃん、あなたは何がやりたいんですか?



最後にコーヒーブレイク。

コーヒーの湯気って、なんとなくホッとしますよね。

今日も一日頑張ってください。

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ロシア軍特殊部隊のタフなメンタルの作り方

2021年02月09日 07時00分00秒 | 日々の出来事・雑記

毎日忙しいと、日々のストレスに嫌気がさしてきませんか?

今日は簡単にできるタフなメンタルの作り方です。

いつ命を落とすかわからない状況に置かれている

ロシア軍特殊部隊の方法なので、役に立つはず。

ポイントは三つです。呼吸、観察、祈りです。

1、まずは、呼吸です。

鼻から息を吸って、しっかり口から息を吐くこと。

その呼吸は、腹式呼吸にしましょう。

呼吸は、唯一自分で自律神経をコントロールできるツールです。

腹式呼吸は副交感神経を高め、落ち着きを取り戻します。

2、次に、自分の体を観察することです。

感情は体の変化として現れます。

それを観察することで、今の状態が見えてきます。

客観的に自分を見ると、落ち着きを取り戻していきます。

3、最後に祈りです。

命にかかわる危機がやってきて、自分の力ではどうにもできない場面があります。

そんなときは、祈ることです。

超越した何かに運命を委ねることで、心の平穏が訪れます。

「塹壕では、無神論ではいられない」という言葉があります。

本当に強い人間は信仰を持っています。

愛する人のために、祈りましょう。


これらのツールは、すでに仏教の中に組み込まれています。

禅ですね。

だから、これらは古くて新しい方法とも言えます。

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