春のツアー、札幌での話、
リハーサルが終わり、本番まで少し時間がある、
いつものように軽く何か食べておこうと会場を出た。
会場から歩いて3ブロック、5分位行ったところに札幌ラーメン横丁と言うものが有った。 面白そうなので近寄ってみた。吉祥寺のハーモニカ横丁のラーメン版みたいなものを想像していた。
入り口に来ると、なにやら数人の若者がわいわいがやがやとテンション高く盛り上がっていた。 よく見ると結構立派な撮影機材にいかにもTV局のスタッフのような風情、そしてそばにはマイクをもつ男女2人の若者がいた。
聞こえてくる言葉で東南アジアのTV撮影チームがタレントとともに札幌の有名観光地(??)を取材、特集に来ているのだろうと思った。 若いスタッフたちだな、どこの国も芸能界、TVの世界は似ているんだな、などと思ってそばを通り抜けようとした時、そのリポーターが僕に声をかけてきた。
お国訛りの強い英語だった。 <Hello, Can You Tell us Which One Is The Best Ramen Restaurant?> ここまでキチンとしていたかは忘れたが、まあ、そんな感じだった、、。
< Oh I'm From Tokyo, So I got no Idea about Ramen Joint here,,>
こんな感じから会話がスタート、カメラが回る、ライトが一段と明るくなる。 僕はまず聞いた、 <これはなに?君たちはどこのTVの人?> やはり最低限の情報は聞いておかないとね。
いわく、 タイのTV番組に札幌の特集をやっていて有名(?)な場所をリポートしている。とのこと。 僕は東京(もっというとLAだけど)から来ている人間で札幌ローカルじゃない、でも、日本人だから壁に日本語で書いてある説明文とかの意味は教えてあげられる。などと言ったことを告げて取材がスタートした。
彼らは日本の文化を詳しく知っているわけではないので、まず、お店の壁とかに書いてある説明文を通訳してあげた。面の硬さやスープの種類、味付けの違い、などなどについて説明した。 (上の写真)
タイTVも渡りに船とばかり、これは便利な現地コーデイネーター兼通訳が調達できたとばかり(現地じゃないっていうのに、笑)喜んで大変盛り上がって行った。
まあ、そんなこんなの10分くらいだっただろうか、僕もお腹が空いてきたのでその中の一軒選んで、そこでタイのTV局クルーの面々と別れた。 皆、好青年たちだった。 偶然の大変面白い出会いの体験だった。こういうのはめったに経験出来ないもね。
で、その僕も出演したタイのTV番組、見たいな~、、。
というわけで、皆さん また何か書きます。 ごきげんよう。
今日もLAのValleyは大変暑いです。 灼熱のLAです。
Hava Good One,,,From Yours Truly.