For Crying Out Loud By ギタリスト竹田和夫

ロスアンジェルス在住のギタリスト 竹田和夫
何でも書いちゃいます。For Crying Out Loud !

フィル アップチャーチが見に来た。

2007年08月28日 | ロスアンジェルスから
昨日 ライヴ中、ファーストセットの真ん中くらいに 渋い黒人が入ってきてカウンターに座り こちらをにらんでいる、、マネージャーのJさんがすっとなにやら小さな紙に書いたメモを私に差し出した、、、、

チップでもくれたのだろうか、それとも何かリクエストでもか、、とよく見ると
今入ってきたのはフィルアップチャーチだという、、オーナーのSさんが宣伝してくれてどれどれとチェックを入れに来た、、という、、、

70年代から素晴らしいプレイをたくさん残してきている名ギタリストだ、、013の一弦でベンソンに似たラインを得意としていたテクニシャンと記憶している、、、

うううむ、、、まあ、誰が見ていても自分のプレイをするしかないわけで、それ以上も以下もないわけで、、開き直っているわけではないのだけど、、、でも、結構シャキっとしたのは言うまでもない。5mくらいのところでにらんでるし、、(笑、、)

その昔 76年のアメリカツアー中 どこだったかもう記憶の彼方にいった話だけど、テネシーノノックスヴィルとかだったかなあ、、、自分達が出ていたのが結構大き目のボールルーム風クラブ、サポートにナチュラルギャスというパイの残党が作ったイギリスのグループがやってくれたしたライヴがあったのだが、その時通りをはさんだ前の大きな劇場でヤンハマーとベックが出ていた。 当然向こうのほうが早く終わるわけで(アリーナショー)、、 自分のライヴ中 ふと客席を見るとベックさんがいたわけです、、、。 このときも驚いたというか、、あら、どうしよう、(汗)、みたいな、、、

その時の旅では、LAではロキシーシアターというところで3連荘のライヴがあった、、この時はさすがLAで多くの業界関係者が来てくれたのだが、楽屋でジョーコッカーさんとあったり、でこのとき一人のギタリストに紹介されて、自分はその時その人の名前を聞いても、どこの誰でどういうギターを弾くのか、まったく知らなかった、、

ずっと見ててくれてとても感じの良いイギリス人だったんだけど、、後でその人、アルバート リーのプレイを聞いて冷や汗が出た覚えもある、、、。 

巨匠MR BB キングの前座の時も野外で前のテントの中から、御大がずっと見ていらっしゃったので、これも直立不動でまるで近衛兵のようだった記憶がある、、

まあ、ジャムセッションやゲストなど色々な機会にこれまでもラッキーにたくさんのいわいるセレブ プレイヤーとご一緒させていただく機会があったわけだが、、一緒にプレイするのと、前で見ていられるのとはこれはこれで緊張度が違うというわけだ、、、、。

このエンシノにある4ON6というお店は映画俳優などの有名人がよく来るのでも有名なのだが、オーナーのSさんはキムベイジンガーやアレックボールドウインとも知り合いでなんと、キムさんとハグしたこともあるそう、、、なんとうらやましい話だ、、、

万が一ジュリア ロバーツが来たらもうその時はプレイする曲は決めてあるのだ、、、

< クリスマスには毛皮のコートも買っただろ? 君のほしかった時計も上げたじゃないか、、、♪、、、>これっきゃないでしょ、、、


まあ、というわけで フィル アップチャーチさん、これに懲りずに又来ていただいて、この次は絶対、何か弾いていってもらいたいな、、、。

まとめとして、、借り物のリックが通用する国じゃないことだけは、改めて心に強く思ったのだった。

何はともあれ自分のリックだ、、後はどうなれ、、

 楽しい、、、  
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月曜日は久しぶりに、、、

2007年08月23日 | ロスアンジェルスから
地元ヴァレーにあるブルーズクラブにJamに行って来た。 
ここ数年 そういった場所に行かなくなっちゃって、出不精にも拍車がかかっているわけだが、、何年ぶりかで出向いたこのブルーズクラブ、、、新しい面子や以前の懐かしい顔や、、まあ、やはりそれなりに盛り上がっていた。

エルビンビショップやドクタージョンのグループのギタリスト、ハモニカプレイヤーが来ていたり、かとおもうと 13歳くらいの白人の少年達が初々しく、ジャムの順番を待っていたりしていた、、、 中に一人若い男の子13歳くらいだろうか、まあ、とてもキュートでハンサムな少年がシカゴスタイルのハモニカを吹いていた、、、

ホストを努めるギタリストは顔見知りで、いつも良くしてくれる、、彼のアンプを借りてファンクブルーズとシャッフルをプレイした。  自分のグループでプレイするのと違い良い意味の緊張感があって面白い。 ラウドなクリーントーンというのも凄いものがあるのだが、、まあ、それもたまには、ミミの掃除になっていいかもしれない、、笑、、

また、、時間があるときにいこうと思った、、。
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グッド サマリタン

2007年08月18日 | ロスアンジェルスから
善意の第三者 と約したら良いのだろうか、自分のことを省みず、人種や宗教の垣根の強かった2000年前のイスラエルにて 行き倒れになっている旅人を助けたサマリア人(差別されていた民族、、)

昨日、所要にてダウンタウンまでのドライヴ中、フリーウエイ101は混んでいた、、この暑さ(40度近かった)でかなりコンデイションは悪かった、、。

70マイルで巡航していて やや渋滞の箇所になり スローダウンしたその時、、カスっと音がしたか、しないかで わが愛車がエンスト、、、片側6車線のフリーウエイ101の高速走行車線から数えて2番目、、ここを走っていてのエンスト、、、 

がーーーーーん、、、3,4度とスターターを回すがかかる気配も無い、、全身から血の気が引いていく、、、

 どうしようかと思い、まずは冷静に、、その間も周りには走り抜けていく車と好奇の視線の雨、、、 中には追い越しざまに、<日本語で言うなら)ばっかやろー!! どあほー!!などと罵声を浴びせて去っていく白人の親父も2,3いた、、、


こうしていてもしょうがない、、路肩(4車線をぶちきらないとたどり着かない、、)まで押していくしかない、、。 まさかひき殺されはしないだろう、、、

こう覚悟を決めて 右手をハンドルにかけ、左手はボデイにかけ、、、満身の力と根性で押し始めた、、、、六気筒3000CCのアメ車のボデイは想像以上に重く、、もはやこれまでか、、と思ったその時、、急に車が軽くなった、、、

ふと周りを見ると、どこから現れたのか、ウイズレイ スナイプス似の黒人とメキシカンの親父が2人、、一生懸命に私の車を押してくれていた、、、。

地獄に仏、、まさにこの表現がぴったりだった、、。 彼らはなんと走行中のフリーウエイの車を全て止めて(これはウイズレイが担当していた、、)この危険な人助けをしてくれていた。無事 4車線を渡りきり、路肩にパーク、、

この善意のサマリタンたちに丁重にお礼を言った。 心から感激した、、、。 こういう時、自らの危険をもかえりみず、自分も汗と泥にまみれて困った人を助ける、、まったく こういう素晴らしい人たちも少なからず、このLAにいるんだなと、、改めて感激してしまった、、。

黒人とメキシカンがやはり、、、という気持ちも無いではないが、いざとなればヤッピーの白人も助けてくれないわけではないだろうし、、只 反応が遅かっただけだと、、思おう、、。

それにもまして この車検制度もなく、ましてやガソリンスタンドで空気圧など見てくれるという素晴らしいサーヴィスがあるわけでもない、米国で車を運転するという事の責任を改めて痛感した出来事だった、、、。 迷惑を多くの人にかけてしまったことが心苦しい、、、

よくTVニュースなどでやっているが1台でもこういう車が出ると、フリーウエイ全部が30マイルとかにわたって渋滞してそれはそれは多くの人の人生に狂いが生じるようなことにさえなってしまうわけだから、、 その張本人に自分がなりかけた出来事だったわけで、、ショックは大きい、、

勿論 即効 修理工場に車を持って行き完璧に治してもらっている最中だということは、言うまでも無い、、、でもいまだ、ショックから立ち直れない部分もある、、、。
写真は普段は快調に動いている愛車と、、一番嬉しい草刈の朝のスナップ、、、
この笑顔が昨日は一転して冷や汗に、、、、、
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メールを見て 驚いた。

2007年08月12日 | ライブ 
来月の頭から 3週間くらいの予定で 香港に行きます。
今回はやはり旧友のダニーサマーのコロシアムという大きな会場での2Days ライヴ。

いろいろなゲストが参加して彼の長い芸歴を盛り上げる、、といういつもながらの趣向。

前回は2004年の12月に今は亡き天才ドラマーのダイナマイトシンが参加、その他に日本からギターの白戸君とLAから同じバンド仲間のラリーちゃんが参加して、、とても楽しい時を過ごした思い出がある。

今回は同じくLAから黒人ドラマーのジェフリー君が参加して 太鼓を叩くのだけど、以前からダニーにパーカッションプレイヤーの相談を受けていた、、

 香港にはパーカッション専門プレイヤーがいないわけではないのだけど、新鮮さにかけるというのが彼の意向だった、、、

結局 ジェフリーが友人を連れてくるという形に収まったのだが、、今日 香港のプロモーターから連名メールが米国からの参加組に届いた、、

BCC ブラインド カーボン コピーの使い方を知らない人は たまに連名でみなのメールアドレスが送った人全てに届いちゃう(暴露されちゃう、、)こともあるのだが、、

まあ今回はほんとに数人くらいだからあえて、そうしなかったのかな、、と、、何気なく、、一緒に送ったアドレスの住人を見てみると、、、

なんとパーカッションにかの有名黒人ドラマーの名前があった、、レオンチャンクラー、えっつ、あの人がパーカッションで参加するの? 私の胸のうちは期待と驚きで一瞬 フリーズした。

手元に彼が抜群の仕事をした80年代前半のヴィデオがある。 Duke Ellingtonの追悼Big Band Jazzジャムライヴで、多くのセレブプレイヤー達とともに抜群のステイックワークを見せていた。 とても関心しながらいつも見ているドラマーだった。

ジェフリー自身もほとんどデニスチェンバースと言っても良いドラマーでそれはそれは強力なんだけど、、これに加えて パーカッションで 運動具さんが、、、

香港行きの楽しみがこれで又一つ増えた、、 違うタイプの曲をやりたくなってきちゃうというものだ、、ハードバップを一曲でも、、何とか、、強引に、、、

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マグネチュード 4.5、、、

2007年08月11日 | ロスアンジェルスから
おとといの夜中、、突然 ドーンとデスク周りが一瞬 浮き上がり、、と、同時にパニックになるペット達、、、

私が住む地域それも 家の真下がなんとの震源地、、、、10秒から15秒くらい揺れました、、、、

幸い 本棚の中の本が倒れ、ギタースタンドが 2本 横を向いた程度で、被害なし、、 でも久し振りに自然の怒りというか 地震の怖さを体験しました。

すぐTVをつけて情報を聞こうと思ったけど、、アメリカのTVの反応は日本のそれと違いちょっと遅いのです。 30分から1時間後にニュースをやってました。

なんとなんと 私の真下、、震源地そのもの、、驚きの体験でした。 エピセンター、、北緯138度 25分 東経 47度31分 NNW OF CXXXXH,,と出ていました、、

これを体験して、改めて今回の日本の地震を思い、、被災地の皆さんの怖かった体験のほんの一部が実感されました。

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ニートの意味、、

2007年08月05日 | ロスアンジェルスから
下の日記を書いて アップして、はたと考え込んでしまった、、、
ニート言うのは奇麗好きという意味なんだけど、最近の日本の流行語みたいなもので、なんかフリーターとワンパッケージでよく使われていたような記憶もうっすらあるのだが、、、

日本でのニートの意味 もし違ってたら どなたか ちょっと教えて欲しいのだけど、、
自分で言うのも変だけど 結構私はニート好きな方なんだけど、、、ううううむ、、何か変な予感もするぞ、、。I’m Neat、、、
写真はニートじゃないコードの束、、
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ピックアップ調整後、、

2007年08月05日 | ギター&音楽 
今度はコードの再チェックもしてしまった、、、

下の日記にあるようにもう一度見直してみようという個人的企画であった、、。

結果は数年前にそれこそ周波数特性までグラフにしてノートに取ってある、秘密のノートがあるわけだが、、(イザというとき見直すと結構助かる、人間の感覚なんて結構そのときそのときで変わるものなので、、)

今回のチェックでは今の好きな音、というか今現在弾きやすい音、弾いていて気持ちの良い音というのにあわせての選択が出来る、、当然数年前とは違うわけだ。

写真は最後の方にコードがぐちゃぐちゃにこんがらがってきた頃のもの、、本当は実はニートなタイプなので結構 こまめに整理しながら奇麗に作業をするということだけは付け加えておきたいのだけど、ここに映っていない横にはきちんとたたまれたものが数本あるのです。 って、言い訳無用か、、、(LOL,,)

ちなみに今回再テストしたコードたち、、、
Monster スタンダード、Jazz,P1000の3本
Fender エレクトロヴォルト(現行のものではなく幻の名器ならぬ名コード?)これが2本 Whirlpool 一本
G’Lが155と225の2本
その他、カナレ、ベルデン、各一本ずつ、

アンプは写真のスピーカーが入っている非常に信頼の置けるリファレンスアンプにて行った、、、その結果を考慮して最終的に2本が残った、、明日のGIGにはこの2本を持っていくことに決めた、、、ここ数年メインで使っていたモンスターが落選した、、どこかの国の選挙のごとく、、、(意味不明、、)
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