これまでoatの入ったパンとかライ麦のパンとか大好きでパンといえばこういった穀物が入っているものを好んで選んでいました。 これにはきっかけがあって古い話だけど、、、
1976年 Felix Pappalardi & Creationで全米をツアーして回っていた時、テネシー州ノックスビルという街で夜中ライブが終わって皆で食事に出かけました。 都会じゃないので、すでにどこもレストランが開いていなくて、ボスFelixはいやいやだったようだけど、唯一やっていたハイウエイ沿いのレストランに行きました。
これが僕が初めてDenny'sに入った記念すべき瞬間でした。(笑) 当時の日本はもちろんのこと、アメリカでもアメリカ中にDenny'sがあったわけではなかったと記憶しています。 ともかく その初めて入った地方の平屋の割りと庶民的なレストランは結構僕の好きなタイプでした。 メニューはまあ、今でもそうだけど、日本のデニーズのメニューとは全く違うものですけど。
で、 何が良かったかというと、まず、二十歳そこそこの可愛いウエイトレスばっかだったんです。 今で言うメイドの服のようなピンクのミニスカートになが~い足をさっそうと見せて きれいなブロンドをアップにしたケンタッキー美人がわんさかわんさ、 優しいんです。 いろいろメニューを説明してくれて トーストはこれが美味しいよ、なんて言ってくれたりして、若かった僕たちは 皆ぽーっとしてたわけです。
今のアメリカの女性は残念ながら世界一ヘビー級になってしまって ウーマンリブもものすごくて カモンとOKしか言わないような小錦クラスばっかなので 本当に隔世の感がありますが、、。 当時は君はニコール・キッドマン? あなた、もしかしたら メグ・ライアン? まあ、これはちょっと大げさかな、でも 話をもどすと これが僕のDenny's 初体験だったわけです。(笑)
ノックスヴィル、ルイヴィル、ナッシュヴィル、メンフィス、とテネシー州はその昔ヤマハブラダースがヒールレスラーとして活躍した土地で結構レッドネックの本場なのですが、僕は印象5つ星、 ゲンキンなものですね。
で、そこでその、なんちゃっってドリューバリモアに進められるままに、初めて食べたトーストがライトーストだったんです。 薄めの酸っぱいトーストでした。 パンが酸っぱい? いわいる白い給食のパンで育った僕に気持ちいいくらいの異文化のハンマーが脳天杭打ちされたわけです。
話がどんどん長くなってきますが、それ以来パンといえばライ麦 、今ではロシアンライ、ジューイッシュライ、レグラーライと 数種類を食べ分けるまでの通になっちゃったんです。 サブウエイのサンドウイッチも好きで ハニーオーツでたべます。 で、このオーツになるわけです。 OAT 燕麦と言うんですね。 エンバクと読むそうです。 なんか落語家の名前のようなこの麦がオートミールの正体なんですね。(ふー、長かったけどやっとたどり着きましたね。)ここまで、ひっぱるか?
食べ方はコーンフレークじゃないので そのままミルクかけてというわけには行きません、No Woman No Cryでマーレーが妹と分かち合い議事堂の前の広場でクーデターの夜に焚き火をしながら作って食べた、コーンミールポリッジというおかゆは このオートミールに缶詰のコーンをいれてひたすら煮まくったものと思います。 これは塩味ではないかと、、そういうことをイメージしながらあの歌は歌うものなんです。 すくなくとも僕はそうしています。 今度そこだけでもやらしてください。(笑)
今日 初めてこのホットオートミールを作って食べました。 まあ、なんと美味いのでしょうか? オートミールはまずいとこれまでまわりからインプットされ続けていたので なんとなく手を出さなかったのですが、、なんとこれが美味い!!!!!
人生この年になるまで こんなに簡単で安くて美味いものが身近にあったなんて、ショックでした。 早速今回のツアーにも持参すべく大量に買っていこうかと、でもそのまえにちょっとネットで調べてみました。 なんと 日本でも簡単に買えるんですね。 もうそこらじゅうで売っている。 知らなかったのは僕だけだったんですね。
人生長く生きていても毎日が勉強ですね(笑)
長くなりました、みなさんも素敵な一週間を、、Life Is Wonderful!