私の家には常備薬というものはほとんどありませんが、切らさないようにしている軟膏がひとつあります。
名前はタイツコウ。中国の宋の時代の漢方薬の書物に載っているという「神仙太乙膏」の製法をもとに作られた漢方薬で、火傷、切傷、床ずれ、虫刺されなどに効く薬です。(タイツコウのHPはコチラ→)
15年ほど前、親戚のアトピーの子供の話を知人に話したところ、教えてくれたのがこの軟膏です。彼女は夫が入院中床ずれに悩んでいたとき、人から紹介されたのだと、言いました。
入手してからしばらくしたころ、草刈りをしていたとき、不意に蜂が襲ってきたことがあります。たぶん、蜂も私に突然襲われたとおもって逆襲してきたのでしょう。チカッと感じたときには、蜂はブーンという音ともに目の前を飛んでよそへいきました。
すぐに家に入り、このタイツコウを塗りました。すると刺されたところはなんの痕跡も残らず、腫れもせずにすみました。以来、この薬は田舎暮らしになくてはならないものになりました。

初夏のころ、知人の子供がうちへ来たとき、やけに頬が赤いのに気がつきました。聞くと、「日光過敏症」という病気だそうで、きつい日に当たると顔の表面が赤くなり、湿疹のようなものができるといいます。副作用はないからだめもとでやってみようと、このタイツコウを薄く彼の頬に塗ってみました。
その日はそれで帰ったのですが、翌日その知人から電話があり、「頬の赤みが消えた。あの薬をぜひ手に入れたい」といわれました。その後も、調子が悪くなったときには塗っているとの話です。
タイツコウに続いて、この春から常備薬になったものがあります。卵油です。以前、小原地区の西村農園で製造見学(コチラ→)をしたおり、ひとつ買い求めてきました。写真左端の白い容器がそれ。
卵油の威力をはっきり知ったのは、家を訪れた友人の右腕にひどい火傷があるのをたまたま見つけたときです。パン屋でアルバイトしている彼女はその前日、オーブンから出したばかりの天板が腕にさわったため、火傷を負ったというのです。すぐにオキシフルで消毒したということですが、火傷したあとは赤くただれ、痛々しげでした。
すぐに卵油を塗り、ガーゼで傷口を覆って手当てしました。そして、何回か使える量の卵油を分けました。
数日後出会った彼女の口から、あの日以来やけどが見る見るうちに治りはじめた、との報告を受けました。
切傷でもかなりの威力を発揮しました。2週間ほど前、家人がのこぎりで指を切ったのです。血がぽたぽた滴り落ち、かなりの深い傷です。すぐに卵油を塗り、包帯しました。

2,3日後の指の様子です。ピンボケですが、傷口はすっかりふさがり、新しい肉が盛り上がっています。盛り上がり方が旺盛で、こういう治りかたは見たことがないようにおもいました。治癒が早くて驚きました。

10日後の写真です。白っぽくなって皮がむけています。あと少しで完全によくなりそう。卵油の力は想像以上でした。
名前はタイツコウ。中国の宋の時代の漢方薬の書物に載っているという「神仙太乙膏」の製法をもとに作られた漢方薬で、火傷、切傷、床ずれ、虫刺されなどに効く薬です。(タイツコウのHPはコチラ→)
15年ほど前、親戚のアトピーの子供の話を知人に話したところ、教えてくれたのがこの軟膏です。彼女は夫が入院中床ずれに悩んでいたとき、人から紹介されたのだと、言いました。
入手してからしばらくしたころ、草刈りをしていたとき、不意に蜂が襲ってきたことがあります。たぶん、蜂も私に突然襲われたとおもって逆襲してきたのでしょう。チカッと感じたときには、蜂はブーンという音ともに目の前を飛んでよそへいきました。
すぐに家に入り、このタイツコウを塗りました。すると刺されたところはなんの痕跡も残らず、腫れもせずにすみました。以来、この薬は田舎暮らしになくてはならないものになりました。

初夏のころ、知人の子供がうちへ来たとき、やけに頬が赤いのに気がつきました。聞くと、「日光過敏症」という病気だそうで、きつい日に当たると顔の表面が赤くなり、湿疹のようなものができるといいます。副作用はないからだめもとでやってみようと、このタイツコウを薄く彼の頬に塗ってみました。
その日はそれで帰ったのですが、翌日その知人から電話があり、「頬の赤みが消えた。あの薬をぜひ手に入れたい」といわれました。その後も、調子が悪くなったときには塗っているとの話です。
タイツコウに続いて、この春から常備薬になったものがあります。卵油です。以前、小原地区の西村農園で製造見学(コチラ→)をしたおり、ひとつ買い求めてきました。写真左端の白い容器がそれ。
卵油の威力をはっきり知ったのは、家を訪れた友人の右腕にひどい火傷があるのをたまたま見つけたときです。パン屋でアルバイトしている彼女はその前日、オーブンから出したばかりの天板が腕にさわったため、火傷を負ったというのです。すぐにオキシフルで消毒したということですが、火傷したあとは赤くただれ、痛々しげでした。
すぐに卵油を塗り、ガーゼで傷口を覆って手当てしました。そして、何回か使える量の卵油を分けました。
数日後出会った彼女の口から、あの日以来やけどが見る見るうちに治りはじめた、との報告を受けました。
切傷でもかなりの威力を発揮しました。2週間ほど前、家人がのこぎりで指を切ったのです。血がぽたぽた滴り落ち、かなりの深い傷です。すぐに卵油を塗り、包帯しました。

2,3日後の指の様子です。ピンボケですが、傷口はすっかりふさがり、新しい肉が盛り上がっています。盛り上がり方が旺盛で、こういう治りかたは見たことがないようにおもいました。治癒が早くて驚きました。

10日後の写真です。白っぽくなって皮がむけています。あと少しで完全によくなりそう。卵油の力は想像以上でした。