アンティマキのいいかげん田舎暮らし

アンティマキは、愛知県北東部の山里にある、草木染めと焼き菓子の工房です。スローライフの忙しい日々を綴ります。

稲武の春がもうやってきました!

2016-03-17 16:43:06 | 稲武のモノ・コト・ヒト・バ
   今年は、2月の終わりころから梅が咲き始めました。平地では当たり前のことでしょうが、こちらでははじめて。いつもなら咲き始めるのは3月半ば過ぎなのです。

   蝋梅もヒメオドリコソウもオオイヌフグリもいち早く咲き始め、いつもは完全に枯れてしまうミント類が、短めながら、ちゃんと緑を保って冬を越しました。水仙もはやつぼみが。

   それでも寒いことは寒いので、ほとんど外仕事はせずに家の中にいることの多かった冬ですが、先日、枯葉をかき分けてみたら、いくつもの実生の木が育っているのを発見しました。右はイヌガヤ、左はお茶です。

   一昨日、わりにおだやかな陽気だったので、友人親子たちとうちの裏山散歩に出かけました。

   以前はたびたび歩いたところなのですが、諸処の事情からすっかり遠ざかったまま、もう10年ほどたちました。久々に歩いた山は、途中から道がなくなり、獣の糞や掘り返したところがいくつも現れ、すっかりかれらの居場所になっていました。

   3歳の子供二人も連れていったので、途中から引き返すことになろうとおもっていたのですが、あにはからんや、少々のつる草、小枝で前方を塞がれていようが、足元が悪かろうが、ものともせず、ふたりともほぼ自分の足で歩き続けました。時間にしたら30分ほどの距離なのですが、道の悪さはかなりのもの。でも、行けました。

    昔の三州街道に出てようやく一息つき、子供たちは、葉っぱや木の実拾いに興じてしばらく野遊び。数年前のダウンバーストで倒れたらしい大木を越えるのも、たのしいようでした。
 
    この古い三州街道のすぐ下にあるのが私宅。ほったらかしの山には、ソヨゴの木があちらこちらに育っていました。染め材料になるほどの大きな木はありませんでしたが、間伐をほとんどしていない人工林でも、街道がいちおうまだ歩けるようになっているので、そこだけでも日が当たるせいか、種々の雑木が育っています。今度は、草木の名前を知っている友人と一緒に歩きたい。

    

     

コメント
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