アンティマキのいいかげん田舎暮らし

アンティマキは、愛知県北東部の山里にある、草木染めと焼き菓子の工房です。スローライフの忙しい日々を綴ります。

今月のどんぐり工房草木染め講習会

2016-07-18 23:34:10 | 草木染め
   きょうは、定例のどんぐり工房草木染め講習会の日でした。

   参加したのは6人+小学生1人。染め材料は、インド藍とクズの葉です。

   インド藍は、あらかじめ藍の粉とソーダ灰、ハイドロサルファイトという還元剤で染め液を仕立てておきます。その液の中に布を入れると、緑色に。数分液の中でよく振り、外にとりだして外気を当てると、次第に鮮やかなブルーに変身します。写真は、変身途中のシャツ。青緑色です。

   液の中にまた投入し、数分後また外気に。この作業を三回繰り返したのが、このバッグ。もともと濃染処理がしてある布なので、濃い青になり、一見して本藍の染めのようです。

   こちらはかためのエコバッグ。100均だそうです。蛇腹に折って、ひもで括っただけですが、布がしっかりしているので、折り目が白く浮き出て、おもしろい模様になりました。

    茶色の麻の座布団カバーを藍の液に。オリーブ色になりました。思わぬ変化でした。

    手前の黄色のエコバッグは、クズの葉の銅媒染したもの。その次の次のエプロンは、カリヤスで黄色く染めたものを藍液に入れたらオリーブ色にかわったもの。

    そのほか、ポリエステル混紡の男性用の古いシャツ、色のつかえた帽子、ほどいた麻の蚊帳、捨てるつもりだった木綿のスカート、長じゅばんをほどいた端切れなどなど、今日は実にいろんな素材を藍液につけました。それぞれ違う色合いになり、おもしろかった! 勉強になりました。

    さて来月は、21日日曜日が定例の講習会です。今度は、ススキやヨモギなど、初秋の雑草で染めようと思います。おもうしこみは、どんぐり工房まで。おまちしています。
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