イギリス映画。でも舞台は17世紀のフランス。太陽王・ルイ14世が築いたヴェルサイユ宮殿の庭の・舞踏の間の建築を任された女性造園師・サビーヌが主人公です。
宮殿全体の造園を指揮するル・ノートルは、サビーヌの「無秩序」を愛する感性を拒否。いったんは面接で落とすのですが、王の目指す庭園に必要な才能を垣間見、結局採用します。彼女の庭は、夜の灯にほのかに見えるだけですが、植物が生き生きしていて、魅力的でした。
率直で誠実な態度を王に気に入られた女庭師の主人公は、誹謗、中傷、あてこすり、遠回りの皮肉・・・悪意に満ちた宮廷内の人間たちのなかで、異彩を放ちます。やがて、上司のノートルとサビーヌはお互いに惹かれ始めます。
映像はずっときれい。会話は皮肉が効きすぎて、時々意味不明のことも。ヨーロッパの貴族たちのおとなの会話なのでしょう。完成した舞踏の間は最後に登場。全体の庭園の中では、いささか趣の異なった庭になっています。まずまず、満足のできるいい映画でしたが、最後の終わり方は、つまらなかった。残念。
宮殿全体の造園を指揮するル・ノートルは、サビーヌの「無秩序」を愛する感性を拒否。いったんは面接で落とすのですが、王の目指す庭園に必要な才能を垣間見、結局採用します。彼女の庭は、夜の灯にほのかに見えるだけですが、植物が生き生きしていて、魅力的でした。
率直で誠実な態度を王に気に入られた女庭師の主人公は、誹謗、中傷、あてこすり、遠回りの皮肉・・・悪意に満ちた宮廷内の人間たちのなかで、異彩を放ちます。やがて、上司のノートルとサビーヌはお互いに惹かれ始めます。
映像はずっときれい。会話は皮肉が効きすぎて、時々意味不明のことも。ヨーロッパの貴族たちのおとなの会話なのでしょう。完成した舞踏の間は最後に登場。全体の庭園の中では、いささか趣の異なった庭になっています。まずまず、満足のできるいい映画でしたが、最後の終わり方は、つまらなかった。残念。