念願の種団子播きをやっと実施できました。
種団子とは、自然農の創始者福岡正信さんが提唱している土と粘土と種を混ぜた団子のこと。これを地面に撒き、植物が勝手に生えてくるのを待つ、という、人の手がかかわってはいるものの、かなり自然に近い種まきの方法です。福岡さんは確か、第三世界の砂漠化した土地にこの種団子農法を施し、緑化を促したのではなかったか、と記憶しています。
昔、花の種や野菜の種を適当に土に混ぜて団子に丸め、あちこちに投げておいたら、数か月後、草の中できれいな花があちこちに咲いていて、「けっこううまくいくじゃないか」と思ったことがあります。そのときは、ただの土の団子だったので、地面に着地した途端団子は壊れた可能性があるのですが、それでもいちおうごく一部ではあっても生き延びたのに気を良くしました。
ほんとの種団子は、粘土と土をまぜて、その中に野菜や花や果樹など多種類の種を入れたもの。粘土と土の割合や団子の大きさ、粘土と土を足したものと、種との割合など詳細は不明なのですが、とにかく粘土を手に入れて試してみたい、とずっとおもっていました。
昨年、安城に住む友人から「粘土を販売している店がある」との連絡をもらったので、彼女に頼んでとりあえず、土嚢にふた袋ほど買ってもらいました。その粘土が写真右。真ん中のバケツには団子を播く予定にしている場所の土が入っています。
そして種。種は、数年前、野原のガーデン化計画を立てたときに、友人たちにもらった種がたくさんしまってあるので、そこから、今の時期播くのにふさわしく、豆など取りに食べられそうなもの以外の種を選びました。ほかに、豊田市交流館においてある種々の花の種、自然栽培で育てた小麦も今年たくさんもらったので、混ぜました。
団子を播く前にまず草刈り。草を刈ったところと、草が伸びたままのところとの両方に播いてみることにしました。
団子は2種類作ってみました。粘土と土がほぼ等分で、種多めのものと、粘土と土の割合が3:2くらいもので、種がすくなめのもの。といっても、かなりおおざっぱなのですが。
水の量もわからないため、最初はちょっと多めになってしまい、なかなか乾かず。乾燥していないと投げたときに崩れるので、しばし日に干しました。
干している間、種団子播きに参加した友人が、持参したコーヒーセットで自家製炭火焙煎のコーヒーを淹れてくれました。
おやつは、知人の家でもらってきたジューンベリーをのせて焼いたスイートピザ。それと米粉クッキーの試作品。
野良で飲む淹れたてのコーヒーと甘いもの、おいしかった!
小一時間ほど乾燥させた種団子を、いよいよ播きます。水のすくなめの団子は結構頑丈で、遠くまで投げても壊れません。でも、水気多めのほうはぐちゃっとつぶれたものも。それでもまあ、粘土に一応接しているので、ちょっとは守られて、簡単には消えないと思います。
まずは今回はお試しの団子播き。8月か9月頃、二回目の団子播きをするつもりです。芽の出始めたころに草を刈ってしまうと消えてしまいますが、私の草の刈り方はかなりのトラ刈りのうえ、地表より高いところでとどめるので、たぶん、芽さえ出ればそだってくれると思います。有用の草といっしょにかわいい花や食べられる野菜がごちゃごちゃ混じって育つのが、わたしの理想の庭の姿。実現は近い、かしら?
種団子とは、自然農の創始者福岡正信さんが提唱している土と粘土と種を混ぜた団子のこと。これを地面に撒き、植物が勝手に生えてくるのを待つ、という、人の手がかかわってはいるものの、かなり自然に近い種まきの方法です。福岡さんは確か、第三世界の砂漠化した土地にこの種団子農法を施し、緑化を促したのではなかったか、と記憶しています。
昔、花の種や野菜の種を適当に土に混ぜて団子に丸め、あちこちに投げておいたら、数か月後、草の中できれいな花があちこちに咲いていて、「けっこううまくいくじゃないか」と思ったことがあります。そのときは、ただの土の団子だったので、地面に着地した途端団子は壊れた可能性があるのですが、それでもいちおうごく一部ではあっても生き延びたのに気を良くしました。
ほんとの種団子は、粘土と土をまぜて、その中に野菜や花や果樹など多種類の種を入れたもの。粘土と土の割合や団子の大きさ、粘土と土を足したものと、種との割合など詳細は不明なのですが、とにかく粘土を手に入れて試してみたい、とずっとおもっていました。
昨年、安城に住む友人から「粘土を販売している店がある」との連絡をもらったので、彼女に頼んでとりあえず、土嚢にふた袋ほど買ってもらいました。その粘土が写真右。真ん中のバケツには団子を播く予定にしている場所の土が入っています。
そして種。種は、数年前、野原のガーデン化計画を立てたときに、友人たちにもらった種がたくさんしまってあるので、そこから、今の時期播くのにふさわしく、豆など取りに食べられそうなもの以外の種を選びました。ほかに、豊田市交流館においてある種々の花の種、自然栽培で育てた小麦も今年たくさんもらったので、混ぜました。
団子を播く前にまず草刈り。草を刈ったところと、草が伸びたままのところとの両方に播いてみることにしました。
団子は2種類作ってみました。粘土と土がほぼ等分で、種多めのものと、粘土と土の割合が3:2くらいもので、種がすくなめのもの。といっても、かなりおおざっぱなのですが。
水の量もわからないため、最初はちょっと多めになってしまい、なかなか乾かず。乾燥していないと投げたときに崩れるので、しばし日に干しました。
干している間、種団子播きに参加した友人が、持参したコーヒーセットで自家製炭火焙煎のコーヒーを淹れてくれました。
おやつは、知人の家でもらってきたジューンベリーをのせて焼いたスイートピザ。それと米粉クッキーの試作品。
野良で飲む淹れたてのコーヒーと甘いもの、おいしかった!
小一時間ほど乾燥させた種団子を、いよいよ播きます。水のすくなめの団子は結構頑丈で、遠くまで投げても壊れません。でも、水気多めのほうはぐちゃっとつぶれたものも。それでもまあ、粘土に一応接しているので、ちょっとは守られて、簡単には消えないと思います。
まずは今回はお試しの団子播き。8月か9月頃、二回目の団子播きをするつもりです。芽の出始めたころに草を刈ってしまうと消えてしまいますが、私の草の刈り方はかなりのトラ刈りのうえ、地表より高いところでとどめるので、たぶん、芽さえ出ればそだってくれると思います。有用の草といっしょにかわいい花や食べられる野菜がごちゃごちゃ混じって育つのが、わたしの理想の庭の姿。実現は近い、かしら?