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アンティマキのいいかげん田舎暮らし

アンティマキは、愛知県北東部の山里にある、草木染めと焼き菓子の工房です。スローライフの忙しい日々を綴ります。

映画「怪物はささやく」

2018-05-23 10:15:13 | 映画とドラマと本と絵画
   あまり有名ではないこの映画。映像を何かで見て、面白そうと思ってツタヤレンタルの予約リストに入れたらしい。忘れていましたが、借りて正解でした。イギリス映画(らしい)。

   主人公の少年はいじめられっ子。母親は病気。父親は出ていき、アメリカで再婚。シガニーウィーパーふんする母方の祖母が彼ら親子の家をときどき来訪。厳しくて冷たいその祖母を、少年は嫌っている。

   でも、母親の病気が進行し、やむなく少年は祖母の家での生活を余儀なさくさせられます。毎日憂鬱な日々を送っているこの少年の前に、ある真夜中の12時過ぎに巨大なモンスターが現れます。彼は少年に3つの物語を語る、といい、最後は「お前が真実を語れ」と命じます。

   モンスターが語る物語は、アニメになっていて、このアニメの出来がすばらしい。絵もいいし、色もタッチもすばらしい。

    少年の心の成長を描いた、この作品、全編、映像は良質で、すきがない。エンデの「果てしない物語」を思わせるところもあり、たぶん、有名な原作を基にしているのだろうな、とおもいました。鑑賞後調べたら、同名のヤングアダルト向けの作品があり、作者が脚本も書いているとのこと。しかもこの原作、「ハリーポッター」ですらとっていない有名な賞を獲得しているのだそう。

    やはり、映画は話が大事。ただし、最後の落ちは、私はないほうが想像がふくらむな、と思いました。原作ではどうなのかしら。



     

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