アンティマキのいいかげん田舎暮らし

アンティマキは、愛知県北東部の山里にある、草木染めと焼き菓子の工房です。スローライフの忙しい日々を綴ります。

お笑い芸人・たかまつなな

2013-12-13 01:19:38 | 映画とドラマと本と絵画
   昨夜、たまたまつけていたテレビで、すごい芸人を見つけました。芸人といってもまだたまご。番組は、「お笑い日本一決定戦!」です。

   そこで、優勝を勝ち取ったのが、たかまつなな。この番組でわたしは彼女の芸を二回、見ましたが、二回とも爆笑しました。お笑いの芸で爆笑するのは久しぶり。

   フェリス女子学院というお嬢様学校(らしい)出の女性と一般庶民の言葉遣いの違いを、かなり誇張して対照的に表現してみせる、という芸が一回目。二回目は、お嬢様と庶民出の男性との会話。最後は、出身階級の違う二人が相思相愛の仲になるという一人芝居に変わり、展開の見事さに驚きました。予想通り、他の出演者を断然引き離し優勝。彼女のいやみすれすれの笑顔、冷静さにも好感をもちました。

   頭が良くてユーモアに富み、教養も積んでいる人のように思えました。これからが楽しみの芸人が一人できたな、とうれしくなりました。

   彼女のブログをあけたら、なんと彼女はまだ19歳。フェリス女子学院の中高を卒業後、現在慶応義塾大学1年に在学中だそう。プロフィールには、英検2級、数研2級、各種作文・論文コンクール入賞などなど、19歳としては優秀な人物のようです。それぞれの賞がどの程度のものかわかりませんが、いちいち全部書くところがこれまた、いやみっぽくておもしろい。

   最近の何かの調査で、日本の子供達には意欲がないという結果が出たと聞きました。たしかに、そうだな、と思えるシーンに出くわすこともたびたびありますが、たまに、昔の日本では見られなかったような、とても優秀でセンスのよい若い人が生まれているとおもうこともあります。

   このたかまつななもその一人。ザッピングはしても、地上波の番組をちゃんと見ることは少ないのですが、今後は気をつけて彼女の活躍を見たいな、とおもいます。
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ブルーベリーの落葉染め

2013-12-09 23:11:26 | 草木染め
   先日、野入町の三木さんのブルーベリー園で、ブルーベリーの落葉を拾ってきました。

   モミジよりずっと鮮やかな赤です。すでに茶色にかれてしまったものもいっしょに拾ってきましたが、美しい。昔、軽井沢だったかどこか観光地に、この真っ赤なブルーベリーの押し葉が売られていたと聞き、わたしも電話帳に挟んで試みたことがあります。真っ赤のままとはいきませんでしたが、意外と長い間美しい色を保っていました。

   ソーダ灰を入れてアルカリ水にして煮出します。

   2番液で、この色。素材はリネンです。おもったより赤くなりませんが、上品な茶色です。

   こちらはガーゼ。赤味を帯びた茶色です。

   この染めをしたのは二日前。ガーゼのほうは液につけたままです。きょうの昼間見たら、赤みが増したみたい。あすかあさって、洗って干すことにします。3番液も作ってあるので、続けて別の布を染める予定です。

   週末には、落葉のほか、小枝でも染めるつもり。秋から冬にかけては、木々の枝葉で美しい色が染め出せます。出店予定のイベントが全て終わり、やっとひといきついたところですが、今度は、冬しかできない仕事をこなさなくちゃ。疲れが出ないよう、気をつけながらすすめます。
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こめこなクラブの収穫祭

2013-12-09 01:01:37 | イベント出店情報とそのほかのお知らせ
   昨日はこめこなクラブの収穫祭でした。どんぐり工房で、今年収穫したお米でご飯をたいて五平餅を作り、おもちをついてみんなで食べる、そういうお祭りです。今年で3回目。

    お米は、大野瀬町の筒井重之さんの低農薬栽培米。たれは、クルミゴマ醤油だれ、えごまだれ、柚子味噌だれの三種類です。形はさまざまですが、おいしく焼けました。 

    どんぐり工房の厨房で作り、いろりのある部屋で焼きます。みなさんもくもくと食べています。

     今年は、わたしがいそがしくて、畑仕事もはざかけ作業も、実はあまり手伝えませんでしたが、小さな子供たちは何回か筒井さんの田んぼで、作業の手伝いをしてくれました。

     こめこなクラブは、3年まえ、筒井さんのお米を食べていた友人達に声をかけて集まったささやかな、筒井さんの米作りの応援団です。小麦の畑もはじめました。でも、なかなかおもわしい助力も畑作もできず、筒井さんの手を頼っての小麦作りになっています。

      それでも、なんとか年に一回だけはこの小さな集まりを催し、ともにご飯をたべてひとときをすごしています。

      今年の秋は、いつもとは別の畑に小麦の種をまきました。時期が少い遅かったこともあって、まだたいして芽が出ていないようなのですが、なんとか冬を生き延びて、少しでも育ってほしいと願っています。

      私は、筒井さんの田畑のある山里の風景が好き。あの里で、たいして役に立たなくても、草を刈ったり稲を干したり、種をまいたりするのがたのしい。来年もまた、わずかな時間でも、きもちのいいときをすごせたらうれしいことだと思っています。





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スーパーやまのぶ梅坪店のキッチンことりとママンのお気に入りコーナー

2013-12-07 00:45:47 | アンティマキの焼き菓子とパン
   豊田市街地にすむ、4人の女性達が8年前に立ち上げたグリーンママンの会。彼女たちは、無農薬栽培に取り組んでいる生産者を応援しようと、朝市を始めました。今では、月一回の朝市のほか、まちかど朝市も毎週開かれ、多くの消費者の支持を集めています。

   その彼女達が企画してコーディネイトした、ママンズキッチンことりがスーパーやまのぶ梅坪店内に開店して、一ヵ月半経ちました。

    キッチンことりは、お惣菜コーナー。やまのぶが扱っている、無農薬栽培・低農薬栽培の野菜ブランド、ごんべいの里の野菜と無添加の調味料を使ったお惣菜です。作っているのは、ママンの活動に深くかかわっているお母さん達が中心です。

    わたしはすでに何度もこのお惣菜を購入しました。一番気に入っているのが、玄米コロッケ。じゃがいもも入っていて、ボリュームたっぷりです。油臭くないのがおどろきです。市販の惣菜を買うことはめったにないのですが、ここなら安心できるし、おいしい。カボチャドーナツもおすすめです。   

    さて、このことりの惣菜コーナーのすぐ近くに、ママンのお気に入りコーナーもあります。前に告知しましたが(コチラ→)、アンティマキの焼き菓子とパン類もこのコーナーに並んでいます。

    穀物クッキー、グラノーラ、オートミールクッキーなど、日持ちのする品に並んで、ケーキ類やスコーン、パン類もときどき置いてもらっています。

    ひとつき半前に納品のお話をいただいたあと、すぐにお送りしたのは、穀物クッキー30袋。賞味期限の長いものなので、すぐには売れなくても期限内にはなんとかはけるだろう、とおもって郵送したのですが、なんと、その日のうちに完売したとの電話が。

    以来、ほぼ5日か6日に一度の割合で、納品をつづけています。イベントなどに来てくださった常連のお客様たちが何人も、「マキさんのお菓子が手近な場所で手に入るようになって、うれしい」といって下さいました。ありがたいお言葉です。忙しさとうれしさで、このところわたしはいささか興奮気味。

    さて、スーパーやまのぶに納品するようになってから、前以上に、食物アレルギーの方でも召し上がっていただけるお菓子をつくりたいと思うようになりました。そこで、きょう試作したのが、カカオニブ入り穀物クッキー。

     卵とバターは入っていますが、クルミやアーモンドなどのナッツ類は入れていません。かわりに入れたのが、チョコレートの原材料カカオの粉砕したもの。苦みとコクがあって、けっこうおいしいものです。わたしはこれまで、スコーンにだけ使っていましたが、思い立って、入れてみたものです。

     予想通り、なかなかの味だと自画自賛。来週、スーパーやまのぶへの納品時に、いっしょに送る予定です。

     最後にもうひとつお知らせを。奥三河Three trees+のMiki-Co-Laboのコンフィチュールが、近々、ママンのお気に入りコーナーの仲間に加わります。自家農園のブルーベリーやルバーブ、低農薬栽培のラフランス、グリーントマトなどなど、新鮮な香りと味がぎゅっと詰まっている彼女のコンフィチュールを、ぜひ手にとってご覧ください。砂糖を抑え、果物の持ち味が生きています。



    
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いなかとまちの文化祭に出店しました。

2013-12-02 23:00:56 | イベント記録
   昨日、豊田市駅前のTフェイス前の広場で行なわれた、第二回目のまちといなかの文化祭は、盛況のうちにおわりました。

   わたしは奥三河Three trees+として、グリーンママンの大きなテントの下で出店しました。手伝ってくれたのは、このところのイベントでずっと助けてもらっているYさん。毛糸の帽子が似合います。

   10時のオープン時から、各店や広場2階にしつらえられたワークショップに次つぎに人が訪れました。第一回目の今年2月のお祭りよりはるかににぎやか。お天気も上々です。

    舞台の上では、さまざまなプログラムが目白押し。わたしたちは接客に追われて、ほとんど見られなかったけれど、楽しそうでした。

    午後1番の舞台では、グリーンママンの会のメンバーと、名古屋大学準教授の高野雅夫氏のシンポジウムが。ママンの会は、8年前に、無農薬野菜などを作る生産者を応援しようと朝市をはじめました。わたしは、2年半前にママンの人たちと知り合い、今はほぼ毎月、朝市に出店させてもらっています。

    彼女達がプランニングし、コーディネイトした、スーパーやまのぶ梅坪店の惣菜コーナー、ママンズキッチンことりがこの秋、オープン。コーナーのすぐ近くに、ママンのお気に入りコーナーが設けられ、アンティマキの焼き菓子類も並べられています。

    シンポジウムの半ばでこの話が出たとき、わたしも、舞台上でちょっとだけお話しさせていただきました。マイクを持つのは久しぶりで、上がってしまいましたが、楽しいひとときでした。

    こちらはママンのメンバーのブース。おにぎりワークショップです。

     向かって左は、ママンの朝市の常連出店者のてくてく農園、右は徳八農園。どちらもこの豊田市の山里に移住して就農した、専業農家さんです。

     こちらは旭地区のいのはな農園。同じく、移住して農業を始めた若いご夫婦の農園です。

     豊田市旧下山地区の近藤しいたけ園の近藤さん。彼のしいたけは、こんなに肉厚。

     きのうは焼いて、きょうはバター炒めにして食べました。美味!

     豊田市駅前のフェアトレードの品を扱う店、アナム。これまで通販でしか買えなかったフェアトレードの良質の商品を、こうした市でときどき入手できるのがうれしい。写真真ん中の毛糸の帽子を買いました。アルパカ入り。あたたかい!

     バナナチップスも買いました。甘みが押さえてあって、バナナのおいしさが口いっぱいに広がります。チョコレートやこのチップは、スーパーやまのぶ梅坪店の、ママンのお気に入りコーナーでも購入できます。

     前日、けっこうたくさんの焼き菓子とパンを作り、すべて用意がすんでから、「また作りすぎたかな?」と、例によって心配になったのですが、3時の終了時にはすべて完売。ほっとしました。

     シンポジウムでもお話したことですが、ママンの朝市や福蔵寺のご縁市などに出るようになって、わたしがいなか暮らしに憧れを抱いた頃の年齢の方々との交流が、頻繁に生まれるようになりました。こんなふうないなか暮らしをすることになるとは、10年前、引っ越した当時は思っても見なかったことですが、なかなか心地よくて、たのしい。

     さて、このお祭りで、今年のわたしのイベント出店は終りです。来年最初の出店は、2月25日(火)の、ヘルシーメイト岡崎店。10月の終りに出店したのと同じ、セール期間中での店内販売です。そのあとは、3月23日(日)のほんわか里山交流祭り。グリーンママンの朝市も3月から再開されます。いずれもくわしくは、追って告知します。

     
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