トライアングルの部屋

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UFOがくれた夏 川口雅幸

2014-01-08 06:18:23 | 本 2014年
川口さんの「虹色ほたる」「からくり夢時計」に続く三作目

真冬に読まなくてもいいのにね

以前の作品は涙ぐむほど感激したけれど
これはそれほどでもない
川口さんお得意の過去とのつながり
そこに戦争が入り交ざってくるんだが
無理にUFOを登場させた気がしないでもない

ヒーローとヒロインの遼哉と晴香が
とても魅力的な小学生に描かれている

というか登場人物がみんないい感じ
いじめっ子だって本当はヒーローなんだ

川口さんがこの話を書くきっかけになったという
「旅立ちの日に」
とても素敵な詞

これで特攻隊をイメージしたのか…

「風立ちぬ」や「永遠の0」など
やはり語り継がれていかねばならないテーマなんだ




コメント
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