今回も青山美智子さんの
短編五つで長編小説みたいな展開
今回の共通事項は
アマゾンミュージックの
ポッドキャスト
タケトリ・オキナの「ツキない話」
午前七時に毎日10分間
更新されている
一章 誰かの朔
朔(さく)とは
ついたち、四季の最初の日、新月などの意味がある
主人公は朔ヶ崎怜花 41歳
看護婦として働いていたけど疲弊し退職
ネットで朔という名前の
ブラックムーンストーンの指輪をみつけて
購入
ブラックムーンストーンは
新月の象徴
新しいことを始めるのに直観力を高めてくれるって
製造販売しているのは「mina」という人
転職するのに何かいいことあるかな
二章 レゴリス
宅配業者のお兄さん本田重太郎
お笑い芸人だったけど
相方がやめてしまい
今でもピンで細々と活動
元相方が前章の怜花の弟で佑樹(ひろき)
今は劇団ホルスで役者として活動中
団長は神城龍
重太郎もタケトリ・オキナを聴いている
レゴリス
月はレゴリスという細かい砂に一面覆われて
太陽の光を四方八方に跳ね返し
粒子同士も反射し合って輝きを増す
その光の散乱によって
遠く離れている地球からも縁まで明るく見える
昔の同級生に
夢が叶えられていないと打ち明けると
叶えなかったらダメなのかな
夢を持っているということそのものが
人を輝かせるんだと
三章 お天道様
東京のはずれで
二輪車の整備工場を経営している高羽さん
突然一人娘ができ婚することに
しかも相手の仕事の都合で福岡へ行ってしまう
この工場へ時々やってくるのが
バイクショップでバイト中の
朔ヶ崎佑樹
高羽さんが聴いていたタケトリ・オキナの話は
月が野球ボールの大きさだとすると
地球はバスケットボールくらい
太陽はガスタンク
月と太陽のサイズが違うのに
同じくらいに感じるのは
太陽が月の四百倍大きくても
地球からの距離が四百倍遠いという
偶然の一致から
妻は娘の出産のため福岡に行ってしまった
そんな時東京に出張だと言って
娘婿が家にやってくる
男親という者は
娘婿に対して
不満ばかり持つものだが
最初はそうだったのに
てきぱきパソコンやアイパッドを修理してくれたり
父親の好きな刺身に合う
福岡の醤油を買ってきてくれたりして
次第に認めてしまうというわけ
四章 ウミガメ
タケトリ・オキナの話
今日は満月
潮の満ち引きは生き物の出産に関係ある
満月に珊瑚がいっせいに卵を産むのは
少しでも遠くに卵を広げる工夫
ウミガメも満月に孵化することが多い
砂浜で生まれた赤ちゃんは
月あかりの光を頼りに海をめざして歩き出す
満月でも雨降っていたりしたら
どうするんだろうって
高校生の那智
スクーターに夜風と名前を付け
それに乗り
ウーバードライバーのアルバイトをしている
両親は離婚
母親と暮らしていて
その母親に反抗心たっぷり
ウーバーイーツの配達に行った先が
同級生の神城迅
あの劇団ホルツの団長の息子で
彼と一緒に那智も劇団裏方の仕事を
手伝うことに
封筒の宛名書きや
紙吹雪を作ったりする
時給千円
彼も両親が離婚
父親と暮らしている
紙吹雪
書道用の半紙で三角形を作る
四角より三角の方が雪っぽく
きれいに舞うんだって
空気抵抗とかの関係らしい
ウーバーイーツのバイト
母親に内緒だったのに
バレて大喧嘩
ウーバーイーツの報酬は
ドイツギンコウUBEとして
支払われるらしい
家を飛び出して
スクーターで事故
助けを求めたのは
神城迅
軽トラで助けに来たのは
朔ヶ崎佑樹
スクーターを直してくれるのが
高羽さん
五章 針金の光
一章の指輪を作った人「mina」
アクセサリー作成が軌道に乗り
本を出版する話まで出るようになる
夫や近くに住む義母の存在が
鬱陶しく感じ始めてくる
そんな時に知り合ったのが
切り絵アーティストのリリカ
旧暦では新月が一ヵ月の始まり
月が始まる
月が立つ
つきたち
そこからついたちとなった
ここでリリカや
タケトリ・オキナの正体がわかる
「mina」さん
本名は北島睦子
旧姓は南沢だから「mina」
編集者の人に南から北へですね
なんて言われてた
今回もみんな悩みを抱えているのに
前進していく話でした
短編五つで長編小説みたいな展開
今回の共通事項は
アマゾンミュージックの
ポッドキャスト
タケトリ・オキナの「ツキない話」
午前七時に毎日10分間
更新されている
一章 誰かの朔
朔(さく)とは
ついたち、四季の最初の日、新月などの意味がある
主人公は朔ヶ崎怜花 41歳
看護婦として働いていたけど疲弊し退職
ネットで朔という名前の
ブラックムーンストーンの指輪をみつけて
購入
ブラックムーンストーンは
新月の象徴
新しいことを始めるのに直観力を高めてくれるって
製造販売しているのは「mina」という人
転職するのに何かいいことあるかな
二章 レゴリス
宅配業者のお兄さん本田重太郎
お笑い芸人だったけど
相方がやめてしまい
今でもピンで細々と活動
元相方が前章の怜花の弟で佑樹(ひろき)
今は劇団ホルスで役者として活動中
団長は神城龍
重太郎もタケトリ・オキナを聴いている
レゴリス
月はレゴリスという細かい砂に一面覆われて
太陽の光を四方八方に跳ね返し
粒子同士も反射し合って輝きを増す
その光の散乱によって
遠く離れている地球からも縁まで明るく見える
昔の同級生に
夢が叶えられていないと打ち明けると
叶えなかったらダメなのかな
夢を持っているということそのものが
人を輝かせるんだと
三章 お天道様
東京のはずれで
二輪車の整備工場を経営している高羽さん
突然一人娘ができ婚することに
しかも相手の仕事の都合で福岡へ行ってしまう
この工場へ時々やってくるのが
バイクショップでバイト中の
朔ヶ崎佑樹
高羽さんが聴いていたタケトリ・オキナの話は
月が野球ボールの大きさだとすると
地球はバスケットボールくらい
太陽はガスタンク
月と太陽のサイズが違うのに
同じくらいに感じるのは
太陽が月の四百倍大きくても
地球からの距離が四百倍遠いという
偶然の一致から
妻は娘の出産のため福岡に行ってしまった
そんな時東京に出張だと言って
娘婿が家にやってくる
男親という者は
娘婿に対して
不満ばかり持つものだが
最初はそうだったのに
てきぱきパソコンやアイパッドを修理してくれたり
父親の好きな刺身に合う
福岡の醤油を買ってきてくれたりして
次第に認めてしまうというわけ
四章 ウミガメ
タケトリ・オキナの話
今日は満月
潮の満ち引きは生き物の出産に関係ある
満月に珊瑚がいっせいに卵を産むのは
少しでも遠くに卵を広げる工夫
ウミガメも満月に孵化することが多い
砂浜で生まれた赤ちゃんは
月あかりの光を頼りに海をめざして歩き出す
満月でも雨降っていたりしたら
どうするんだろうって
高校生の那智
スクーターに夜風と名前を付け
それに乗り
ウーバードライバーのアルバイトをしている
両親は離婚
母親と暮らしていて
その母親に反抗心たっぷり
ウーバーイーツの配達に行った先が
同級生の神城迅
あの劇団ホルツの団長の息子で
彼と一緒に那智も劇団裏方の仕事を
手伝うことに
封筒の宛名書きや
紙吹雪を作ったりする
時給千円
彼も両親が離婚
父親と暮らしている
紙吹雪
書道用の半紙で三角形を作る
四角より三角の方が雪っぽく
きれいに舞うんだって
空気抵抗とかの関係らしい
ウーバーイーツのバイト
母親に内緒だったのに
バレて大喧嘩
ウーバーイーツの報酬は
ドイツギンコウUBEとして
支払われるらしい
家を飛び出して
スクーターで事故
助けを求めたのは
神城迅
軽トラで助けに来たのは
朔ヶ崎佑樹
スクーターを直してくれるのが
高羽さん
五章 針金の光
一章の指輪を作った人「mina」
アクセサリー作成が軌道に乗り
本を出版する話まで出るようになる
夫や近くに住む義母の存在が
鬱陶しく感じ始めてくる
そんな時に知り合ったのが
切り絵アーティストのリリカ
旧暦では新月が一ヵ月の始まり
月が始まる
月が立つ
つきたち
そこからついたちとなった
ここでリリカや
タケトリ・オキナの正体がわかる
「mina」さん
本名は北島睦子
旧姓は南沢だから「mina」
編集者の人に南から北へですね
なんて言われてた
今回もみんな悩みを抱えているのに
前進していく話でした
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