トライアングルの部屋

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秘密の花園 バーネット

2012-08-24 08:52:31 | 本 2012年
児童文学

小さいころに読んでいるのだが
内容はほとんど覚えていない
先日読んだ高橋克彦さんの「緋い記憶」のあとがきに
この本のことが書いてあったので読みたくなってしまった

インドで両親を亡くしたひねくれ者の少女メリー
イギリスの伯父さんの家に引き取られる
大きなお屋敷
伯父さんはほとんど家にはいない

ひ弱なメリーは
召使いのマーサに外で遊ぶことを教わる
庭で縄跳びをしたり
庭いじりをしているうちに
すっかり健康になっていく

そして見つけた秘密の花園

この話の立役者は
12人も子供を育てているマーサの母親だと思う
マーサにメリーのことでアドバイスしたり
縄跳びを買ってあげたり
伯父のクレーブン氏に忠告したり・・・

冬の寂しいムーア(荒野)や広い庭
春になりそこに草花が目を覚ましてくる様子

それが目に見えるように描かれていて
それはまるで両親を亡くし不幸のどん底だったメリーが
段々とたくましい少女に生まれ変わっていく様子と似ている
そしてコリンも・・・

ラストは本当に感激もの!!
「このときベンは
クレーブン氏がミセルスウェイト屋敷の当主になってから
はじめて起った、劇的な事件の目撃者になったのでした」

子供が大人を驚かせるため
その瞬間まで事実を隠そうとする姿
ハイジの話で
歩けるようになったクララが
祖母と父を驚かせるシーンとも重なるものがある

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