晴耕雨読とか

本読んだり、いきものを見たり。でも、ほんとうは、ずっと仕事してます。

タツナミガイの産卵

2010年06月15日 | 
あいかわらずタツナミガイがあふれんばかりに棲息する磯。
ぐにっと踏んでは、紫色のイヤイヤ液を出されて、げんなりします。

そんなタツナミガイですが、今回はおもしろいものを見ました。
産卵風景です。



なんか汚くてすみません。。。やつにも悪気はないのです。。。
ちなみに水中ではなくて、水面のすぐ上で産卵してました。

さて、何がおもしろかったかというと、
想像に反して、頭の方から卵を産んでいるのです。
とがった方、というか細長い方です。

そもそもお尻の方から卵を産むなんて、人間的発想か。。。
交接器も横から出てたしな。

で、頭を左右に振って、
海ゾーメンと呼ばれるモンブラン・ケーキのデコレーションのような卵塊を産卵していました。
ゆっくりゆっくり左右に頭を振っているのです。
こうやって、グルグルの卵塊が産み付けられるわけですね。
なんか、、、けなげでした。