晴耕雨読とか

本読んだり、いきものを見たり。でも、ほんとうは、ずっと仕事してます。

これは『蟲師』?

2010年07月05日 | 
ちょっと前に梨木果穂の『渡りの足跡』(新潮社)を読んだのですが、
鳥の渡りをテーマにしたなかなかすばらしいエッセイでした。



それまで、妻がどこからかもらってきた『西の魔女が死んだ』しか
読んだことがなかったのですが、梨木さんは自然がお好きな方のようです。

で、先日、長く電車に乗る予定があって、新宿駅構内の小さな本屋で、
中身を見ずに文庫を1冊買いました。

『沼地のある森を抜けて』(新潮文庫)。



ま、森がテーマなんだろうというように思いましたが、
読み進めると、、、なんでしょう? ファンタジー??

あやしい「ぬか床」が主人公というか、重要な要素の小説。

ぬか床? 卵とが産まれて、人が出てくるぬか床。。。

ま、ストーリーの説明ははしょるとして、とにかく面食らいながらも読了したのですが、
これは、、、明らかに漫画の『蟲師』(漆原友紀/講談社)の世界ですね。

だからどうした、、、というわけではないのですが、この小説は明確に蟲師ですね。
蟲師は出てきませんが。。。。