晴耕雨読とか

本読んだり、いきものを見たり。でも、ほんとうは、ずっと仕事してます。

新年の読書

2011年01月06日 | 

LIMIT(リミット)全4巻読了。
文庫のくせに、、、4巻ものなので、全部で3700円という痛い出費になってしまいました。
長くて長くて、なにせ1巻で600ページ近くあって、何も物語ははじまらず、
登場人物とか設定とかで終わり、ようやく2巻からが本番という状況。。。
なんだかもう意地でした。

気に入らないのは、最終的にそれほどおもしろくなかったのと、
中国人が出てくるのですが、中国人名にはルビを振ってくれ!というあたりですね。

屠天という人が出てくるのですが「とてん」じゃないですよね?
最初「屑」かと思って「くずてん」と読んでいましたよ。
なんかそれっぽい中国読みがあるんだよね!?
瑶瑶は、「ようよう」かもしれないけど、パンダじゃないんだから、
なんかあるよね?
陳紅兵って、「ちんこうへい」さん? 紅兵って「こうへい」って読むの?
心の中では「べにへい」って読んでいたよ。。。

登場人物が多いので、全巻に別紙で登場人物一覧がはさまっているのですが、
そんなら中国人の読み方も書けよ!(はぁ、はぁ…)

さて、物語は、当初、アメリカと中国の話かと思いつつ、
結局、最終的には中国はスケープゴートで、石油の物語でした。
現在と近未来がシームレスにつながっていて、なかなか読み応えはあったのですが、
まぁ、繰り返しますが、そんなにおもしろくなかったですね。


『珍獣の医学』(扶桑社/田向健一)。
ま、著者がちょっとした知り合いなので買いましたが、
サブカルっぽいようで、なかなかまともな本です。
拾い読みしかしてませんが、悪くないかも。



『群れのルール』(東洋経済新聞社/ピーターミラー)。
版元にしても、序文にしても、どうもビジネス書のようですが、
中身はネイチャーサイエンス本ですね。
サブタイトルは「群衆の叡智を賢く活用する方法」とあります。
まだ第1章のアリの章を読み始めたばかりですが、
なかなか読みやすくてわかりやすい感じです。

期待は第4章の鳥のところ。
スズメが群れでヂュンヂュン鳴きまくっている理由が証されるのを、
勝手に期待しています。

以上です。今年はどんな本に出会えるでしょうか?