晴耕雨読とか

本読んだり、いきものを見たり。でも、ほんとうは、ずっと仕事してます。

サタデー・イブニング

2013年12月08日 | フクロウ
土曜日は、暮れかかった16時半に林に行った。
時計を忘れ、スマホもなく、時間は正確には分からない。

林縁の木製の柵に腰掛けて日暮れを待つ。
土曜日は、浄水場の工事の音が響いている。

サイレン…というか17時の音楽が響き渡る。
工事も終了の方向。続々と車が帰っていく。

遠くでフクロウのような声が聞こえる。

ワウッワウ…というイヌっぽい声が、
遠くだとフクロウの声に聞こえるのだ。

イヌかなあ…。遠くて自信はない。
何度も聞こえるんだけどなあ…。
やっぱり、畑のあるあっち側にいるのかなあ…。



たまにササの中でガサガサと音がするけれど、
先週ほどじゃない。

そのうち、風が吹き始めて、周りのササがざわめき始める。
うーん、集中力が。



ああ、今日はもうダメだ。
そそくさと帰宅。
家に帰ってきたら18時でした。

チャエダシャク

2013年12月08日 | 生き物
クロスジフユエダシャクを見ていたら、
ミズキの樹皮に蛾がとまっていました。



もう、最近は蛾ブログだよね。



もふもふしてかわいい。

さて、いつものように『日本の昆虫1400』で、だいたいの仲間を見当つけて、
みんなで作る日本産蛾類図鑑」をカチカチします。

「シャクガだよな~」と思ったのに、
どうしたわけか「ヤガ科」1098画像をカチカチして徒労に終わる。
「ああ、シャクガ科じゃん…」とぐったりして、再びカチカチ。

似たのが出てくるけど、ちょっと疲れてめんどくさくなる。

クロクモエダシャク
シロテンエダシャク
えーと、ヒロバウスアオエダシャク……。

うーん、これかな?

で、念のため「新・蛾像掲示板」にもその旨おたずねしたわけです。

あっという間に「チャエダシャクですね。この時期の蛾です」とお答えが。

ががーん。カチカチが甘かった。
ヒロバウスアオエダシャクはエダシャク科で170番目なのですが、
そこまでカチカチして、似たのが出てきたので、
もう、これでいいかなと思ってしまったのです…。

でも、チャエダシャクは226番だったのです。
ああ、手を抜いたらあかん。誠実にカチカチせな!



夕方に行ったらまだいました。



櫛形の触角が開いていました。オスですね。