晴耕雨読とか

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ミミガタテンナンショウ

2010年04月26日 | 生き物
仏果山で、いっぱいミミガタテンナンショウを見ました。



いつものネタですが、テンナンショウ類の繁殖生態というか、
送粉・受粉システムはなかなかエグイものがあります。



仏炎苞の下に隙間ができています。
これは、、、雄ですね。
キノコバエが、怪しいにおいに誘われて、仏炎苞に入り込み、
花粉を体につけて、ここから出ていきます。

で、今度は雌の花に行くのですが、
そこには隙間はなくて、
上から出ようにも付属体に「ネズミ返し」があって、
出られないのです。

そして、、、



ご臨終されるわけです。
雌の花の中で。
完璧な受粉とともに。

*すみません、、、ちょっと開くつもりが、仏炎苞が割れてしまいました。。。

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2 コメント

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Unknown (GEN)
2010-04-28 00:25:44
すごいシステムですね。

ここまでうまくできていると、花が意図してこういう形になったのではないか、とさえ思ってしまいますね。
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自然選択という恐ろしい意志 (ニシメガネザル)
2010-04-28 21:49:13
自然選択の結果こうなった、、、というのが筋。でも、やっぱり「こうしてやろう!」という意図を感じちゃいますよね。。。
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