黄昏のガンマン

ガンマンはとうにリタイヤ
節々は痛むし物忘れが頻発して今は街外れの小屋で自炊暮らし
ダラダラと過ごす毎日だ。

ハエ取り紙

2014-05-20 | 日記

店の呼び込みに連れられて初めての居酒屋に入ってしまった。 急な階段を上がってドアを開けると薄暗くて 店員は肩に掛かる長いフケのついた茶髪の暗い感じの男達。
座席は個室だけど 仕切りのカーテンは汚れがひどくて 腰掛のビニールは一部破れてるし壁は黄ばんでる。 飲む前にトイレに入ると紙、雑巾が散らかっていて隅や配管周りは黄色くなっていて不潔である、 ついでに厨房を覗くと長い茶髪の女達が料理をしいて いいとこのない店。  しかしどういう訳だか若い人で混んでるのが解らない。
頼んだシャケ入りのサラダは汚らしい味で食えなかったけど 焼き鳥はマズマズで 汚い店でもさしつかいないみたい。

              

                参考書から描きました

暖かくなって蠅が飛でもいい季節 よく行く焼き鳥屋では春先からハエ取り紙がぶら下がっていて2,3匹のはえが張り付いてる。 たまに行く焼き鳥屋も同じで どういうわけか焼き器近くのカウンターの柱のそばにぶら下げてある。 生肉より焼く過程で飛び散る油とかタレに引かれて寄って来るのではないか。
こないだもハエ取り紙のそばに座ったらハエが飛んでいたけど なかなか張り付かない 暫らくして張り付いたので帰ることにした、独りで飲むときは見てると退屈しないものである。