インターホンから書留ですの声、 何も頼んだ事も無いのに何だろうと印鑑を持ってドアを開ける。
配達員からオレンジ色の封筒を渡され 表に後期高齢者医療保険者証が入っていますと記載されている、バカに長ったらしい名称である。 覚悟はしてたけど 遂に俺もこんな歳になってしまたと困った気分になる。 渡される際 片方の手に同じオレンジ色の封筒を多量に握っていたのでこのマンションにも同じ仲間が多数いるもんだと少しは安心する。 保険証は案内の紙に印刷されていてミシン目に沿って切り取って使用する事に、今までは会社の保険に入っていて保険証はカードで財布に収納出来て携行し易かったけどこれからは不便になってしまう、運転免許証などカードになってるけど どういう事なのか。
ポーズ集から描きました
保険証の表に1割負担と記載されいて一安心。 保険料は幾ら掛かるのか、支払い方法は等 同封の案内で調べ大まかにはわかったけど実際はどうなるか気になるところ。
エレベーターのドアが閉まりかけたところで 小さな子を連れ乳母車を押したお母さんが見えたので中に誘導すると オジサンに有難うと言いなさいと子供に向かって話しかける、 人懐こい子でありがとうと言ってくれる。 少し前までオジサンと言われると抵抗があったけど 最近はなくなってしまって お爺さんと云われてしまうか恐れてる状況である。