世界遺産になる西洋美術館を通り過ぎ動物園の方向に進むと若冲展には相変わらず行列ができていて90分待ちの表示、 緑が濃くなった桜並木を下って不忍池に出ると少し前まで刈り取られて殺風景だった水面は新しい蓮の葉が勢いよく伸び出し新緑が眩しい。 陽気がいいのでホームレスらしき人達2グループが昼間から酒盛りをして 中に茶髪のオバサンホームレスもみえるけど楽しそうに見えない。
久し振りに贅沢な食事をと思い旧聚楽の階段を登り精養軒のウインドウの前に立つ。 6千円を超えるメニューがあったりして ためらってると「黒田清輝生誕150年記念メニュー」2980円という表示がある。 この値段なら何とかなるし つい最近 黒田清輝展を見学したばかりでこれを注文する事にする。
西洋美術館前を通って不忍池に出る
店員に肉の焼き具合を聞かれて よく解らないので普通にしてくれと答える、 少し経つと店員が準備をするからと言ってフォーク、ナイフを左右上部へと並べ出す、 何時もファミレスか立ち食いなので緊張して姿勢を正してしまった。 まずはビールが届く 暑くて汗を掻いてるので生き返った心地。
料理は最初にサラダが出て来て、リンゴがアクセントになる初めての味、 フォークとナイフで食べるけど量が少なくなると掴みづらくなり指先でホークの上に乗せて平らげる。 スープが出てパンと同時にメインの料理、 メニューには長たらし題目で載ってるが要するに牛肉と羊肉の焼いたのが出て来る。 羊肉は滅多に食べなくて ナイフを入れると粘っこくて結構抵抗するものだ、 口に入れるとなかなか噛み切れないので適当な所で飲み込む、牛肉は柔らかで問題ないが量が少ない。
デザートが出て紅茶で〆 値段の割には充分に楽しめました。