カラス貝
2018-03-06 | 日記
家の近くにスペイン料理店がオープンしたと聞いて覗いてみた。
席についてメニューの説明があったけど本日のサービス品からパエリアとツマミ、ビールを注文。
この店 注文、会計、飲み物係が一名の調理が一名。 飲み物とお通しが出てきたけど頼んだ料理がなかなか出来てこない。 カウンター越しに調理をしてるのを見てるとキチンと手間をかけてやってるみたいで注文に時間がかゝるのはしょうがないと思ってしまう。
立ち食いは別としてキチンとした料理屋をするには3名の人員がいないといいサービスが出来ないと考える。
映画「旅情」からキャサリンヘップバーン
頼んだパエリアがやっと到着、 見るのも食べるのも初めてで鉄板のライスに何やら黒くて細長い貝が乗っていて 少し開いた口から身が覗いてる。
この貝 子供の頃ハゼ釣にいくと岸壁や岩場に張り付いていてカラス貝と呼ばれて毒があるから食べるな言われたものだ。 しかし大人になってから大衆酒場でムラサキ貝の酒蒸しとして置いてあるのを見つけて おっかなびっくり食べたのを思い出す。 今ではムール貝と呼ばれるモダンな呼び名に統一されたみたいである。 太った身が付いていて不味くはないけどアサリ、ハマグリより大味。
もう一つの魅力は大きな海老が乗っている事、頃合をみて口に入れるとシッカリした食べ応え、 天丼に乗ってる海老を食ったみたいな余韻が残る。 ライスは黄色でビールには合うけどちょいとショッパイ。
一度味わえばもういいやと思いながら残ったレモンサワーをかたずけてると若い女性の4人組が入って来て 此処のパエリア旨いのよねといって注文、ワインを飲んで楽しそう パエリヤとかは女向きみたいである。