黄昏のガンマン

ガンマンはとうにリタイヤ
節々は痛むし物忘れが頻発して今は街外れの小屋で自炊暮らし
ダラダラと過ごす毎日だ。

昼カラで

2020-09-12 | 日記

久しぶりに入った昼カラ。 カウンターで飲んでると後ろから長崎は今日も雨だったの女性のカラオケが聞こえて来た、 声量が豊かで高音の発声が奇麗。 後ろを見たら80過ぎのバーサンみたいで横には杖が見える、 シッカリと拍手を送ってやった。 若い頃は声楽でもやっていたと云う感じだ。
少し経ってから星降る街角をやりだした、 調子が良い歌で 合いの手を入れてやろうと曲の切れ目にカドカドカドと入れてやった。 久しぶりなので入れる場所を間違えてしまい恥ずかしい思いをしてしまった。

       

        映画「真昼の決闘」からゲリークーパー

こちらもマイクを進められてタブレットで探していたら カウンターの上をゴキブリがのそのそと這っているのが見えた、 ママに告げるとキャーという悲鳴。 友人が指ではじくとカウンターの内側に落ちた。
殺虫スプレーを吹きかけたら動かなくなったみたいでだけど またキャーという声、 ティッシュで掴んだら汁が出たみたいだ。

落ち着いたところでおばさんの客が入ってきた、 カウンターに座ると早速カラオケ。 バラ色の雲を歌い出した。
調子っぱずれの結構な音痴だけど笑顔で歌ってるのを見たらこちら迄楽しくなって手拍子が出てしまう。 聞いたらヴィレッジ・シンガーズの歌で若い頃はフアンだったみたい。
上手ければ良い歌とはいえず下手の方が心に響く事があるもので、上手いも下手もないのは歌も絵も同じだ。