黄昏のガンマン

ガンマンはとうにリタイヤ
節々は痛むし物忘れが頻発して今は街外れの小屋で自炊暮らし
ダラダラと過ごす毎日だ。

午年

2014-02-18 | 日記

昨日はデッサン教室で教室に入ると 中央にデカイ馬の首の石膏が置いてある。 パルテノン神殿の屋根部の彫刻で今は大英博物館に展示されていて「セレネの馬」と呼ばれてるけど、 今年は午年なので題材にした と先生の話。
この教室で石膏像デッサンを何度か描いたけど 美大受験生の練習みたいで好きになれない、この歳で受験とかプロ画家みたいにとかと考えられず 楽しければいいと思ってる。 しかし馬は初めてなので少しは興味がわいてきました。

       

         「セレネの馬」のクロッキーです

うま年の事を馬年ではなく午年と書くのは何故かと前々から思ってました。 検索してみたら馬には角が無いからと載ってたけど 何故なのか暫らく考えてしまった。 どうやら牛の字の縦線の事をいってるみたいで 飛び出してる線を取ると午という字になる事がやっと解りました。
午年は うまくいくという事で縁起のいい年と出てたけど 株式の番組を見てたら 馬尻下がりと言われて過去のデーターにも表われていると解説して、今年は状況が違うと付け加えてました。 しかし今年になったら下げ続けて暮れに買った株がマイナス 今日上がったんで 早く取り戻せれはいいんだけど。


愛するということ

2014-02-17 | 日記

NHK講座「愛するということ」を見ました、テキストの表紙には 「愛は、能動的な働きかけである」とかかいてある。
愛するというはどう云う事かなど 自分にはおこがましくて考えたことはないけど 解説者の話しを聴いてると どうやら愛とは孤独を埋める業の事の様である。
産業革命から仕事は分業化した事で孤独が深まったと解説している。 自分は物作りを仕事にしてきたけど、若い頃は一台の製品を一人で完成品まで仕上げる物作りで、うまく仕上らずに悩んだり うまく仕上がった時は嬉しかったり 今思うと楽しい仕事だったと思うけど、いまは仕事を分解して担当する作業になってる。 買い物はスーパーでレジは流れ作業で無言でつまらない。 人の繋がりがなくて一人でも生活が出来るけど 孤独は精神的にまいってしまう。

                

               ポーズ集を見て描きました

飲んだり騒いだりするのは孤独を埋める方法だけど 他に「創造的活動」というのがあって 大工や職人とかの物作り、画家が絵を描いたりするのは創造の過程で他の世界と一体化して孤独から逃れられると解説してます。
たしかに自分も絵を描いたりブログを書き込んでると時間を忘れてしまう事があります、 しかし最近は少し疲れ気味なので週休三日の投稿にしてるんだけどね。
孤独を埋めるという完全な答えは 「他者との融合すなわち愛にある」 と作者のフロムは言ってるみたいだけど どういう事なのか。


お帰りなさいセット

2014-02-16 | 日記

雪が降るので空いてると思い近くの居酒屋をドア越しに覗くと 予想反して仕事帰りのサラリーマンで満席。 それではと居酒屋チエーン店に行ってみるとい空いていて、 いつも宴会で混雑してる座敷は客ゼロの状態。  座席に案内され生ビールにツマミ付きの「お帰りなさいセット」を注文、 サラリーマン向けのセットメニューらしいけど 働きもしてないのに お帰りなさい、、を頼むのはチョッと気が引けてしまう。
暇なので店員の女性とお話をしたら 帰りにチョコレートを貰ってしまった。

      

         雪のあと 富士山が綺麗に見えました

昨夜は雪が残っていて 人道通り多い交差点の側溝は溶け出した雪が混ざった水溜りが出来ていて、信号待ちの間どうやって渡ろうかと考えてしまう。 皆つま先立って水深の無いとこを恐る恐る渡って行くけど 私はハイキング用の防水靴を履いてたので中央をゆったりと歩いたら水が靴紐の辺りまで来たのであわてゝつま先だって歩いてしまったけど、靴の効果で浸み込まずに済みホットする。 交差点の先は坂道で踏み痕を進むけど前を歩く人の足が遅くて 雪掻きをしてる商店の前でやっと抜くことができる。 この道は商店、民家、マンションが混在していて 雪掻き済みの黒い所と白いところのまだら模様、 たどり着いた飲み屋の前はキレイになっていて オヤジは二度目の雪で開店前に疲れたとボヤイてました。


習得した技

2014-02-13 | 日記

今日は定期診察の日で医院のドアを開けると 待合室の座席は満席で 立ってる人が結構いる。 だいぶ待ちそうなので受付を済ませてから近くのホームセンターで時間をつぶして再度ドアを開けると 立ってる人は2人程に減ってるのでテレビを見ながら待ちました。
医院の入り口の傘立てには杖が数本入っていて年寄りの患者が多い。 看護師に支えながら会計を済ませる人がいたけど 付き添いがなく独りで帰る年寄りがいて、 自分もいつかは老人ホームにとか思いながら待ってました。

                  

             ルノアール「チューリップの花」を模写しました

やっと名前を呼ばれて診察室に入る。 例によって腕をまくり カフを巻き付けつ血圧測定  数値を言って大丈夫と言う、 ここの先生は カフの圧を揚げるのも早いけど減圧するのも早くて水銀柱がストンと落ちる様に見えたけど読み取ってる様子。  次にズボンから下着を引っ張り出して胸の上まであげると 聴診器をポンポンと胸に触れる素早い診察で 大丈夫かと思ちゃうけど 混雑する医院で習得した技という事か。
前回の検査結果をみながら 酒はやめられないだろうから減らしなさいといわれたけど 止めろと言わない所が下町の先生の良い所、 話が解るので気に入って通院してるんだけどね。


立ち飲み屋

2014-02-11 | 日記

久し振りに上野の立ち飲み屋に入りる。  数十年前に よく行った立ち飲み屋は酒屋の軒下で日本酒が主、 ツマミは鯖やソーセージの缶詰などだったけど、 今は専門店化して酎ハイ、生ビールもあるし煮込みもあって居酒屋と変わらなず 違いは立って飲むということだけ。 我々が陣取ったのはビヤ樽をテーブル代わりにした立席で 煮込みを頼んだけど結構いけてる、少し経つと他のお客と同席となる。 ビア樽の上は狭くて鼻突き合わせて飲む感じで相手の話がまともに聞こえるが嫌なので店を出ました。

            

            デッサン教室で描きました

直ぐ近くに老舗の大統領の出店が有ってここも立ち飲み化してる 、御徒町方面に歩くと立ち飲み屋がアチコチにあってどこも満席に近い、普通の居酒屋が少ないしキャバレーやバーは無くなってしまって格安の飲み屋ばかり。 我々の若い頃は給料を使い果すのが粋だったけど 最近のサラリーマンはどうなちゃってるんだろう。 そういえばラーメン屋も少なくなってる感じ 立ち食いそば屋にでも寄るのかも。