随筆集を拾い読みしてたら 居酒屋でのエチケット という表題が出てきて自分も良く立ち寄るのでどんなものか読んでると、「右コ左ベン」という言葉が出てきてどう云う意味か全く解らない。
読み進めると解った様な気がしたけど念のために検索したら ウコサベンと読むそうで 回りの事ばかり気にする、人の顔色ばかり気にする、信念が無い、とか出てきた。 よく調べる人が多いみたいで著者草野心平がこの随筆で使った事も出ていた。
居酒屋でのエチケットは右コ左ベンしないことにある と云うのが著者の思いみたいで、周りを気にせずテーブルにこぼした酒をすすってもいいし、煮込みに唐辛子をバンバン好きなだけ振りかけても周りに気をかけなくともいいんだよ と いう事みたいである。
映画「荒野の用心棒」から居酒屋のオヤジとクリントイーストウッド
よく入る居酒屋でビールを飲んでるとツマミの下敷になっているメニューにウコン、朝鮮人参ほか漢方と思われる物が入ってるハイボールが載ってる。 二日酔いにもいいしスタミナも付くみたいなので飲んでみると サッパリしてるが漢方薬みたいな味、臭いが感じられる。 矢張り正調のハイボールが正しい飲み方だ。
近くの客のテーブの皿に載ってるオデンがうまそうに見えて大根 ガンモ、コンニャクを頼む、汁が滲みこんだ大根が旨い。カウンターの客が摘まんでるシメ鯖が旨そうなので久し振りに食べたくなって頼んでしまった どうも周りに流されるみたいで右コ左ベンがた多いみたいだ。