あまり威張って言うことではないのですが、
政治・経済にはとんと弱いので、
新聞やニュースを見ても
ふーん…
無関心なことが多いです。
そんななか、唯一、反応してしまうテーマが
「日本の英語教育」
です。
昨日(9/3付)の朝日新聞に掲載された
筑波大教授・津田幸男氏のオピニオン
「幸せな奴隷になってはいけない」に、
久しぶりに激しく同意しました。
英語は国際共通語であり、その習得は絶対善だ、
という大勢の論調に、津田氏は警鐘を鳴らします。
「英語は格差を拡大し、差別を生む道具になっている」と。
曰く
「英語はもはや、
コミュニケーションの道具や手段といった
中立的な存在ではありません。
できるできないで格差を生み出し、
差別と不平等を生じさせています」
「happy slave という英語があります。
直訳すると『幸せな奴隷』です。
支配されている側が支配されていると感じない状況、
それが究極の支配です。
日本の現状はこのように見えます」
「中学高校の現場では英語が実質的に必修です。
必修とは強制。
しかし、外国語を強制する必要がありますか。
それより、まず日本語です」
もう、仰るとおり!
だと思うのですが、
皆さんはいかがでしょう?
誤解のないように言っておくと、
私自身は、英語への憧れが人一倍、強い人間でした。
高校時代、学校の教科では英語が一番好きでしたし、
「将来は英語を使う職業につきたい」と
女子高生にありがちな夢を抱いたりもしていました。
その思いのまま幸運なことに、
オーストラリアへの留学も果たしました。
そこでの1年間。
当たり前にできていた日本語でのやりとりを
ただひたすら英語に置き換えることに四苦八苦する毎日のなか、
ひとつの思いに囚われていました。
「なんて無駄なことをしているんだろう」
当時の私のやっていることといえば、
日本語なら何の問題もなく理解し表現できることを、
不十分で拙い英語に置き換える作業にすぎず、
そこには何の進歩も、創造もないのです。
この、英語にかけるエネルギーを
母語である日本語を用いてほかのことに向けたら
もっと自由にいろんなことができるんじゃないか。
そんな思いにとらわれて、
帰国後しばらくは、英語に背を向けていました。
結果、せっかく覚えた英語もずいぶん忘れました。
そして今、仕事上の必要に迫られて
英語にふたたび向き合う日々。
おおかた忘れているので、とっても苦労しています。
こんなことなら…
って、あれ? 何の話でしたっけ。
まぁ、いずれにせよ、強制はよろしくないです。
やりたい人がやればいいのです、何だって。
~There is no ending.(尻切れトンボ)~
****************************************
貸切バス・オーダーメイド旅行のご相談は…
銀のステッキ旅行
TEL 0797-91-2260(平日8:30~17:00)
■公式ホームページ:http://www.gin-st.com
■銀ステ旅先案内人:http://ameblo.jp/arailuka
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ふーん…
無関心なことが多いです。
そんななか、唯一、反応してしまうテーマが
「日本の英語教育」
です。
昨日(9/3付)の朝日新聞に掲載された
筑波大教授・津田幸男氏のオピニオン
「幸せな奴隷になってはいけない」に、
久しぶりに激しく同意しました。
英語は国際共通語であり、その習得は絶対善だ、
という大勢の論調に、津田氏は警鐘を鳴らします。
「英語は格差を拡大し、差別を生む道具になっている」と。
曰く
「英語はもはや、
コミュニケーションの道具や手段といった
中立的な存在ではありません。
できるできないで格差を生み出し、
差別と不平等を生じさせています」
「happy slave という英語があります。
直訳すると『幸せな奴隷』です。
支配されている側が支配されていると感じない状況、
それが究極の支配です。
日本の現状はこのように見えます」
「中学高校の現場では英語が実質的に必修です。
必修とは強制。
しかし、外国語を強制する必要がありますか。
それより、まず日本語です」
もう、仰るとおり!
だと思うのですが、
皆さんはいかがでしょう?
誤解のないように言っておくと、
私自身は、英語への憧れが人一倍、強い人間でした。
高校時代、学校の教科では英語が一番好きでしたし、
「将来は英語を使う職業につきたい」と
女子高生にありがちな夢を抱いたりもしていました。
その思いのまま幸運なことに、
オーストラリアへの留学も果たしました。
そこでの1年間。
当たり前にできていた日本語でのやりとりを
ただひたすら英語に置き換えることに四苦八苦する毎日のなか、
ひとつの思いに囚われていました。
「なんて無駄なことをしているんだろう」
当時の私のやっていることといえば、
日本語なら何の問題もなく理解し表現できることを、
不十分で拙い英語に置き換える作業にすぎず、
そこには何の進歩も、創造もないのです。
この、英語にかけるエネルギーを
母語である日本語を用いてほかのことに向けたら
もっと自由にいろんなことができるんじゃないか。
そんな思いにとらわれて、
帰国後しばらくは、英語に背を向けていました。
結果、せっかく覚えた英語もずいぶん忘れました。
そして今、仕事上の必要に迫られて
英語にふたたび向き合う日々。
おおかた忘れているので、とっても苦労しています。
こんなことなら…
って、あれ? 何の話でしたっけ。
まぁ、いずれにせよ、強制はよろしくないです。
やりたい人がやればいいのです、何だって。
~There is no ending.(尻切れトンボ)~
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