銀ステ根なし草

銀のステッキ旅行・スタッフの雑記帳

憧れの発熱

2010年09月01日 | のほほん同志Aの日常
ぽーッ

自分の耳に、発熱する音が聞こえました。

マズイ、と思いました。
この感覚、はるか昔にも経験したことがあります。
今、どんどん熱が上がってる…

大曲の花火ツアーが終了して、今週からは原稿ウィークに突入。
さすがに疲れがドッと出たのか、夏バテなのか、
原稿を仕上げるべくパソコンに向かっているのですが、頭はぼんやり。
さっきから同じところばかり、グズグズといじっています。

額に手をやると、ぽかぽか。
これは、ダメだわ。

少し休まねば、と思い、ふらふらとトイレに行きました。
壁にもたれ、目を閉じているうちに、うつらうつら…

ハッと目を覚まし、時計を見ると10分が過ぎています。

鮮明に記憶がよみがえりました。

あぁ、前にトイレで眠ったのは、たしか1998年の8月で。
たしかあれは、神戸三宮のフェニックスプラザだったっけ。
あの時は、炎天下のビラ配りの最中に、
ぽーっと発熱してしまったんよね…

なんと、12年ぶりの発熱。

「…スミマセン、今日は早退させて下さい」
迷わず、願い出ました。

まだ日差しの高いうちに帰途についていると、
病弱な友人に憧れた高校時代を思い出しました。

「早退」そして「発熱」
この言葉は、憧れでした。

体が弱く、朝の朝礼でしょっちゅう倒れる友人とは対照的に
やたらめったら健康優良児だった私は、
貧血にもならず、風邪もひかず、熱も出ず、
なので学校もたいして休めず、
男子生徒からいたわられることもなく、
つまりは「私も時々、熱ぐらい出してみたい」と思っていたのでした。

さて、その憧れの12年ぶりの発熱です。
発熱して、トイレで寝て、これも12年前と同じ。
「大丈夫か?」
いたわられて看病される、
憧れの展開にはなかなかなりません。

早めに帰宅した午後、
しばらく寝てからごそごそ起きだしてみたら、
「あー、つまんない」
嘘のように熱は下がっていました。



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