銀ステ根なし草

銀のステッキ旅行・スタッフの雑記帳

「海老さま」への応援歌

2010年09月16日 | のほほん同志Aの日常
引っ越したときや、勧誘商品に惹かれたとき。
はたまた「ちょっと経済でも勉強してみるか」と
心機一転を試みるとき。

ときどき変えてはみるのだけれど、
結局、何カ月ともたず、
いつも舞い戻ってしまうのが、朝日新聞。

その理由。

ひとつ、
やっぱり4コマ漫画は天才いしいひさいちでしょ。

ひとつ、
夕刊漫画のしりあがり寿も、なかなか味がある。

ひとつ、
明川哲也さんの「悩みのレッスン」は毎回切りぬくほど好き。

ひとつ、
島崎今日子さんのコラムは痛烈痛快。正座して読む。

最後にひとつ、
西本ゆかさんの劇評、これは毎回スゴイ!


朝日新聞の記者である西本さんが、
歌舞伎や落語、文楽に狂言など
古典芸能を中心に論評を繰り拡げる「古典評」。

広い知識と深い作品理解、
そして何より舞台へのあふれる愛情が、
簡潔ながらも美しいリズムある文章に込められています。

昨日も夕刊を開くと…出ていました!

****** * ****** * ******  
 
旬の花には運も人をも味方に付けた、
時の勢いというものがある。

京都・南座で上演中の九月大歌舞伎「義経千本桜」は、
6月にロンドン、ローマで狐忠信を演じた海老蔵が、
知盛・権太を加えた3役に挑む凱旋公演。

初秋というには暑すぎる古都で昼夜のべ約10時間、
ほぼ出ずっぱりの32歳は、花の容姿と充実の体力で、
今が盛りと咲き誇っている。

****** * ****** * ******  

海老蔵さんを褒めたたえるこの劇評に、
きっと、いっさいの誇張はないのでしょう。

というのも銀のステッキ旅行では昨日がちょうど、
その「海老蔵ヨーロッパ凱旋公演」ツアー。

「今を盛りと咲き誇る」海老さま人気で
キャンセル待ちも頂戴するなか、
私も京都・南座へと添乗でご一緒してきたのでした。

とはいえ、連日、満員御礼の人気公演。
私はひとり、外で待機。
ぽつねん…

終演後、劇場から出てきたお客様、
頬は上気し、目はイキイキ、
いつもより2音ぐらい上がった声で私に次々と…

「海老蔵、スゴイ、美しすぎる!」
「もう、かぶりついて見たわよっ」
「余韻であと2~3日は幸せに過ごせるわ」

あ~いいなぁ、すごかったんだろうなぁ。
惜しいものを見逃してしまった…、う~


それにしても、目の肥えた銀ステのお客様をも
うっとり夢見心地にさせる海老蔵さん。

それを生みだした彼の鍛錬にこそ、
西本記者は温かい目を注ぎます。

****** * ****** * ******  

忠信・知盛・権太と、どの一つでも十分な大役。

若くして3役任され、連日満場の拍手を浴びる、
厳しくも幸福な1カ月は、心技体のいずれにも
計り知れぬ糧になるに違いない。

咲き誇る花の先、豊かな結実の時が楽しみだ。

****** * ****** * ******  

そして、銀ステのお客様からも…

「海老蔵、よくやった。
 もう、どんなド派手な結婚式やっても許す!」

惜しみなく温かい言葉が注がれたのでした。


****************************************
貸切バス・オーダーメイド旅行のご相談は…
銀のステッキ旅行
TEL 0797-91-2260(平日8:30~17:00)
■公式ホームページ:http://www.gin-st.com
■銀ステ旅先案内人:http://ameblo.jp/arailuka
****************************************









  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする