GWも今日で終わります。皆さま、今年はどんな風に過されましたか?
おかげさまで銀のステッキでは、北京、シンガポール、イタリア、小笠原、長崎、佐賀、弘前と、旅が続きました。
皆さま、ありがとうございました。
ところで、この連休中の大きな話題は何といっても、
高速バスの大事故です。
旅行会社としては、大小関係なく、影響がありました。
当社では・・・小さな旅行社の保証は大丈夫かしら、と
そういったご意見を頂戴しました。
「大丈夫です」といえる会社が果たしてあるでしょうか。
今や、青信号を歩いていても安心とはいえません。
私が思う旅行社の責任。
もちろん安全が伴います。
個別にちゃんと損害保険に入って下さい、
と促すのもひとつでしょう。
でも、それは何だか人任せのような気がします。
私が、旅行を提供する側の責任として、とても大事に思っていること、
それは、ずばり人間関係です。
つまり「顔の見える関係」がものを言うと思います。
残念ながら事故は、人が関わる限り起こります。
そのうえで、最善を尽くすためには・・・
やはり人との繋がりです。
つまり手配する側と手配される側の日々の繋がりが
とても大切だということです。
「銀のステッキ旅行」の雰囲気,
お客様の層
分かりあっていること、それがとても大事です。
価格競争の時代であっても、人対人でないと
最後は駄目です。
私は、そこは絶対おろそかにしてはいけないと思っています。
まだまだ足りませんが・・・発注する側が偉い、という考えはナンセンス、ということです。
特に、銀のステッキは、立ち上げて、来月でようやく丸3年です。
日ごろ、スタッフとも言っていますが、いま私たちがあるのは
お客様があって、それは当然として、同様に、
支えて頂いた業者の方々のおかげです。
「銀の、??」だいたい手配先は、当社の名前も分かりません。
そんな当社と取り引きをして、支援して下さった、沢山の
業者さんの中に、創業時からお付き合いが続くバス会社があります。
値段も交渉します。なので、いつもその手配先からは、
「あんたんとこには叩かれてばっかりや」とも言われています。
でも先の震災でインバウンド(海外からの旅行客の仕事)が激減した時には
「あんたんとこだけや、定期的に仕事まわしてくれるのは」
まさにギブ&テイクで今日までお付き合いしていただきました。
そういう関係が大切ではないでしょうか。
顔の見える関係。
旅に、絶対の安全はありません。
でも、そこにいかに安心をご提供できるかが、
旅行社としての責任・義務だと考えます。
小さな旅行社だから、という逃げ道はなく、
きちんと、納得のいく手配を、信頼できる手配先と交わす、
とてもシンプルなことです。
ネットで、なんでも簡単に予約できる時代になりましたが、
その先にあるのは人です。
そのことを忘れてはいけない、基本を思い起こすGWとなりました。
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