銀ステ根なし草

銀のステッキ旅行・スタッフの雑記帳

まだ旅を続けていますか

2012年05月25日 | 見かけだおしNのつぶやき
手書きのはがきが友人から届きました
久しぶりですね
今や、メールが主流で、アナログのお便りは久しぶり

スゴク嬉しいものです

そこに書かれていたのは・・・・

「これ、覚えている?
机の奥底に、見つけました。
もう、あんな旅はできない?できる?
あなたは、今もそんな旅を続けていますか」

〝・・・いえ、続けていません、いけません”

その葉書の裏面は
フィリピンの乗り合いタクシーの絵
派手な装飾と、
誰がみてもクッションの悪そうな椅子席

懐かしいな

アジアで乗り合いタクシーの利用は難しいのです
何がって、料金の交渉!
料金はあって、ないもの

旅行者はボッタくりされることが日常

若気のいたり?
それにとことん抵抗した時がありました
考えたら、100円未満の交渉ですが

日本人=金持ち
そう思われてはいけない、その一心でした
でも、お金持ちなんですよね、
ほんとうのところは

現地の人からすれば・・・日本人は

だいたい一人旅でしたが、彼女とは気が合い
何度かザックを背負ってアジアを旅しました

そのひとつがフィリピン

想像どおりマニラはどぶ臭く・・・
でも、少し離れた島は
驚くほど紺色の海に囲まれた美しい島でした

その島で、ひとつベットをシェアして過した
ジットリ蒸し暑い日々

もう随分昔のことです
彼女も今や二人の子持ち
肝っ玉母さん!

にもかかわらず、私は
「まだ、あんな旅しているんでしょうね、あなたは」
と、たいがい年賀状に書かれます
(しかも同じ人から同じ内容で)

いえ、スミマセンがあのような(どのような?)
旅は、すっかり卒業しています

だって、身体か持ちません
綺麗なホテルで眠りたい、
ベットは清潔、冷暖房完備は当然、
何より、値段交渉はなしよ、面倒くさいから、

あら、私、贅沢ですか?
贅沢ですよね

一枚のはがき

それは、10年数年前、当たり前に
私が「これぞ旅」と信じていた旅

それが届きました

今、私は、その旅ができません

でも、これを書きながら、そうかな・・・?
もしかしたら、充分に時間があれば
又、

「時間はあるが、金はない」
寅さんになって旅をする日がくるかもしれないな

久しぶりに私、
旅がとても好きなことを思い出しました

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