11日間の北イタリアの旅を終え、
一昨日、帰ってまいりました。
スイスからフランス、オーストリアとの国境に近い
北イタリアの山々を巡る毎日。
強力な「晴れ女さん」のご参加のおかげで、
最高のお天気に恵まれ、
モンテビアンコ(仏語:モンブラン)
モンテチェルビーノ(独語:マッターホルン)
カティナッチョ(独語:ローゼンガルテン)
などの名峰が惜しげもなく
毎日のように姿を現してくれました。
「マッターホルン…あ、いや、モンテチェルビーノが」
「モンブラン…じゃなくて、モンテビアンコ!」
地元イタリアに敬意を表し、
舌を噛みそうになりながら、そして大混乱しながら
イタリア語で山の名をもごもご繰り返す日々。
ラテマール
マルモラーダ
トレチーメ
おかげでたくさんのイタリアの山の名を覚えました。
よく国内でのツアー中、お客様に
海外添乗が多いんです、とお話しすると
たいていこう聞かれます。
「じゃぁ、何か国語も喋れるの?」
…そんなわけありません。
年々お粗末になる英語はともかくとして
そのほかの言語となると
「こんにちは」「ありがとう」「さいなら」
プラスにっこり笑顔。
ほぼ、この3語で乗り切ってきました。
というわけで今回もなめらかに口をついて出てくるのは
「ボンジョルノ」(こんにちは)
「チャオ」(やぁ)(じゃあね)
「グラツィエ」(ありがとう)
悲しいかな、この3語だけ。
あ、いえ、今回はもうひとつありました。
「ウンディッチ」
これはめずらしく耳から覚えました。
レストランで。
ホテルで。
ロープウェーの切符売り場で。
私たちのグループをちらちら見ながら
イタリア人が話す会話のなかに
ウンディッチ もんちっち
ウンディッチ あっちっち
あらま、かわいい響き。
ところで、ウンディッチって ナンデスカ?
すると答えて曰く、
“Eleven”
11 とのこと。
そう、今回のご参加は10名様。
プラス添乗員の私で、11名。
総勢ウンディッチのグループだったのです。
これまで何度かイタリアには来ていながら
悲しいことにせいぜい1~10の数字で
事足りていたのですね…。
今回は珍しく大台(?)に乗るご参加をいただき
どこに行くにもウンディッチでご一緒した11日間。
心からの「グラツィエ!」を申し上げます。
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