銀ステ根なし草

銀のステッキ旅行・スタッフの雑記帳

来年また会いましょう

2016年12月02日 | Hの生きる喜び、それは

「おー、○○君、久しぶりやなあ!」
「あら、お元気そうで良かった」

ご主人同士は喜びあって、握手、そして肩を寄せ合いポンポン
一歩下がって、奥さまがニッコリ、そしてお辞儀

もう50年になるお付き合いです
インターン仲間で2年に1度、全国から集まって、親睦会(旅行)をされているのです
ご夫婦5組と他2名で、今回は12名様が集まりました


(万福寺塔頭で、普茶料理をいただきました)

インターン時代からの仲間で、50年続いている・・・と言ったら、
皆さま、もういいお年です

50年・・・ご夫婦のお付き合いより長いかもしれません
私の年齢からは想像もできない年月

「最初から誰ひとり欠けてないんですよ、ずっと同じメンバーで
続けてきてるんです」得意げに幹事さんが仰いました

「でも・・

今年のこの会を持って、最後にしようかと。
実は、ひとり、病気が進んで余命あとわずかなんですよ
来年までもつかどうか・・
今年は開催する年じゃなかったんですけど、
彼のために集まろうってことになって、緊急開催。

皆もういい年だし、これを機に最後にしようってことになりました」

しんみり

「でも、すごいでしょ、50年!」

最後は明るく振る舞う幹事さん

「ええ、とっても!皆さま、家族みたいなものですね」

私は2年前からのお付き合いですが、2年に1回の開催なので、今年で2回目
初対面の私にも、親切に接してくださり、
お食事の席も何度もご一緒させていただきました

誰ひとり、余計なことは仰らず、出しゃばらず、
かといって、いつも皆さま笑顔で、楽しい話題に包まれていました
ご主人様方が、ちょっとお堅いことを仰って、気むずかしい表情になっても
後ろで明るくほがらかな奥さま方が、笑いに変えて

それはそれは素敵なお仲間だな、と思って見ていました
だって、50年も続いてきたんですから!

皆さま最後のご旅行は京都


(石臼で抹茶を挽いて、挽き立ての抹茶をいただきました(福寿園))

宇治から伏見へと、京都市内から少し郊外へ
時期も、紅葉のシーズンを少し外したこの時期に
しんみりと、しみじみと、ゆっくり味わうように、
できるだけ、歩いてめぐられました


(間もなく鳳凰堂の鳳凰に西日が当たります)

もう、すっかり終わっていると思っていた紅葉が残っていました


(宇治川左岸)

全く、散っていませんでした

旅行が終わって解散しようとした時。
「また近いうちに会いましょうね」「ええ、近いうちにね!」
さっきまで最後かも、と仰っていた皆さまがそう声をかけあっておられました

来年、また皆さまとどこかへご一緒できるような気がしてきました

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佐藤さんと訪ねる北海道 ぜひご一緒下さい!

シマフクロウ・オジロワシ・オオワシに出会う 佐藤さんと訪ねる道東バードウォッチング

北海道スノーシュー 幻のタウシュベツ橋梁へ

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