銀ステ根なし草

銀のステッキ旅行・スタッフの雑記帳

旅行社っているの?

2017年10月15日 | 見かけだおしNのつぶやき

異業種交流も、ましてや同業者との懇親会も苦手。

これってビジネス的には、諸々チャンスを逃している、ってことになるのでしょう。

ごもっとも。と、それは否定しません。

 

そんな私が、時折、井戸から顔出して、大海にでる日?(大げさな)

ありがたいことに、知人の一人が、いわゆる旅行会社大手と言われる

会社に勤めていて、年に数度会うことで、

へえ、と思わせてくれる機会が定期的にあること。

 

それが、本日でした。

 

本当に個人的なことですが、、、

雨の日の休日には出かけない。

海外添乗前に予定を入れない。

 

でも、魔がさして、会うことにしました。

相手もよく承知で、昨夜いきなり誘って来ました。

正しい。

 

予約、、もっと言うと「約束」が苦手。

語弊があってはいけないので、言い訳すると、

約束を破ることが嫌いなのです。

なので、車を運転しなければ事故らないと同じで、

約束しなければ、破ることもない。

(例え方間違ってます⁈)

 

本題は、先日イタリアで出会ったガイドさんの言葉を

同業者と反芻したかったから。

 

「旅行会社って、もういらなくなるのかな」

 

パックツアー客が少なくなると、必然、ガイドの依頼も減る。

このままイタリアにいることの意味を失いそうだと、話してくれました。

 

これほど、SNSが蔓延していて、どこにいても、最新の情報が入ってくる。

「私も今回の添乗でLINEデヴューして、世の中は本当に、、、」と、

脅威の利便性を興奮気味に語るも、

「いつの話!」完全スルーされ、

ラインの待ち受け画面を勝手にいじられました(これ余談)

 

聞くと大手旅行社の危機感も、なるほどなぁ、と納得できるものでした。

採算が取れない店舗の、ああ無情さよ。

何処もハードル上がってます。

 

もともとニッチ(隙間)に視点をあてて、お仕事を始めたものの、

今や「こだわり」は、どの業界にも当たり前のこと。

同じでは、トドのつまり安さに走ってしまう。

その需要と供給バランスが崩れると、

言わずもがな。

昨今、世間をさわがせがちです。

 

立場、環境は違えど、旅が好き。

その出発点だけが同じで、今に至る(同業者)知人との会話は、毎回、学びです。

(とことん悩みベクトルが逆方向ではあるけれど)

 

とはいえ、私はウルトラマン。

ピコピコ、胸のサイレンが鳴り始め、

「最近、猫のレモンが、、、」と、

本日のハイライトよろしく、飼い猫談義を始める知人をきっぱり遮り、

「あかん、もう帰るわ」

 

なんとか帰路につき、やっとこさ今、スーツケースの荷造りを終えました。

明日から、ポーランド。

 

週末、来店下さった保険業者の方が、来週から海外添乗だと伝えると、

「え?ポーランドってどこですか?」

たぶんそれが一般的認識なんでしょう。

 

星数旅行社のなかで銀ステで、

この国へ旅することを委ねてくださったお客様があること。

もしやそのことに。

ここ数日反芻していた「旅行社っているの?」の答えがあるような気がします。

あちらは、もう初冬のようです。

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