あれ?
腕が痛い。
ある日の朝。
左腕がとにかく上がらない。
えーなんでなんで。
ううう。
悲しい。
だって昨日のことが、すぐに浮かばない。
で、脳を振り絞り、数分後、ああ、そうか。
昨夜の熱帯夜と、人の渦が思い出され、
なるほどなぁ、と妙に合点して、のっそり、と起き上がりました。
うん10年ぶりの花火のツアー。
そう、添乗に出ました。
そうして、これまた久しぶりに使ったものがありました。
旗です。
近ごろ、ほとんど旗を立てる機会がなくなりました。
バスの集合場所でも、
私を認めると、ワラワラとお客様の方から集まってくれます。
観光シーズン中、他社のツアー参加者も含め、
結構な人が宝塚駅にいらしたとしても、
一直線に私に向かって、突進してくださるうちのお客様。
ありがとうござます!
更にたいてい、ワゴン車レベルの少人数ツアーの添乗が多いため、
大型バスに対抗して?
これ見よがしに旗を立てるも、、、こっぱずかしい。
とはいえ、花火のツアーは、そうとはいかない。
もう、日々使うことのない腕の筋肉をプルプルさせて、
旗をこれでもかと天に向け、夜道を歩いたのでした。
個人的に、花火大会の添乗業務にトラウマがあって、
更には奇特なことに、
花火好き、自称花火専科のスタッフが望んで出てくれるため、
今日まで、この感覚忘れていました。
感覚、そう花火鑑賞後の人出熱波地獄。
ツアー出発前から、意外な添乗員の登場に
「あら、Nさん、花火嫌いなはずなのに、、、」
「Aさんだと思っていたのに、なぜ?」
「あなた大丈夫?」
まぁ、お客様。遠慮のないご意見、どうもありがとうございます。
そのお客様の不安を払拭するために、
花火専科Aからの、
静岡県が実は花火大国であることやら、どこぞの花火師が注目だとか、
火薬の配合で色がどうなるとか、最近の花火の芸術性とか、云々
ややクドいレクチャーを受けて臨みました。
さて、無事、迷子を出すことなくお客様をバスまでお連れして、
やれやれとひとりごちの私に、お客様が労いのひとこと。
「Nさんも、Aさんも・・・背が高いからいいわー」
ですって。
ドドンパ!
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