もう、何回目になるの？
ツアー初日、お客様から質問されて思い返すと、もう10回近くなっていました
日本の夏祭り、「秋田竿燈」と「青森ねぶた」
どんなものでも、初めての感動が一番で、回を重ねるごとにその感動は薄れていくことが多く
今回も、祭りを楽しむ、というより、仕事として割り切って出かけたのでした
そして結果は、というと、
今、放心状態です
実は私、感情薄です
涙が出るほど心打たれたり、お腹をかかえるほど笑いころげたり、
慟哭したり、じみじみと感じ入ったり、のようなことが、悲しいかな、ほぼないのです
そんな私が、今放心状態になるほど、竿燈とねぶたにやられてしまいました
今まで、何度も何度も見ているのに
仕事柄、日本各地の祭りを見に行きますが
どこの地域でも若者の祭り担い手が少なくなってきて
何とか細々と続けているところが多くなってきました
それなのに、ここ竿燈とねぶたは、老いも若きも、男も女も、
今こそと言わんばかりに、地元に帰ってきて（集まってきて）
祭りに命を懸けて、全身全霊挑んでいるのです
夕刻、合図とともに続々と竿燈が入場
まだか、まだかと待つ観客
合図とともに一斉に竿燈が立ち上がる瞬間の美しさは忘れられません
秋田の竿燈は、ただ無数の提灯が通りをうめつくすだけではありません
いかに高くまで持ち上げるか、腰や額に50ｋｇ近い竿燈をのせて絶妙にバランスととりながら
片手では和傘、片手では扇子をあおぎながら、
その妙技を観客にどうだと言わんばかりに魅せてくれます
その後ろ姿に、惚れるのです
竿燈への想いは次の世代へと確かに継承されていました
竿燈の感動さめやらぬ中、祭は翌日の青森ねぶたへとつづきます・・・
●●●最終募集！暑さを吹っ飛ばす奇想天外のアートに浸りませんか？●●●
夏の島旅は、どこかノスタルジー。
島ならではの暗澹たる諦め感に、都会的原色の摩訶不思議感、
ここでしか感じられない不安定な感覚、これぞアート！
が、モヤモヤしても全ーー部、瀬戸内のゆるーーーーい風が吹き飛ばして、
はい終わり。
ぜひ、ご一緒下さい。
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8/20（火）～8/21（水） 瀬戸内国際芸術祭 …出発決定！
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