「退院されたんですね、風の便りで聞きました」
家の近所で、すってんころり。
骨折→手術→入院→リハビリ→音信不通
心配してました。
今日、携帯に懐かしい番号の着信がありました。
早速、折り返しお電話すると。
「大丈夫だった、あんた、心配してたんよーー」
う、う、
これは泣けました、いやいや、そもそも、おかしい。
分かりやすくするために、言うと、
お客様の歳は、白寿を超えています。
そんな方が家の近所で骨折。
残念ながらこれはコロナで多発するあるある、です。
でも、お歳を考えると、かなり大変な惨事。
なのに、こちらのお客様、救急車に担ぎ込まれながら、
「明日のツアーは無理、ごめんね」
とお孫さんに至急銀ステに伝えるよう指示されたと、聞きました。
実は、翌日、京都にご一緒する予定でした。
もう!らしいな。
そして今日。
そうか、もう3か月ぶりですね。
めでたく退院され、そしてご本人よりお電話をいただきました。
本来こちらがお見舞い申し上げるところ、、、
もう、ほんとうに、びっくりしました、そして泣けました。
だって、開口一番。
「あんた、大丈夫やった。なんもできんとごめんね」
ごめんねって。
おおーーおおーー
トドのような嗚咽が出てしまいました。
そして、電話口のお客様も、セイウチでした。
90を超えたお客様。
ご自身のことで、いっぱいいっぱいで、いいでしょうよ。
おかしいおかしい、1ミリ足りもうちのことなんて。
でも、自慢していいですか?自慢したい。
こんなお客様が、うちにはいらっしゃいます。
家に帰ったものの、手押し車でウロウロ。
「あんたんとこのツアーいつ行けるかわからんけど、
それを目標にするわ、これからもお世話になっていい?」
いい、いい、当たり前やーーん!
90過ぎてのリハビリ、すごく大変だったことでしょう、もちろん今も。
なのに、生還最初のひとこと。
ナントうちへの、気遣いでした。
「スタッフの皆さんも元気だった?」だってさ。
やっぱり自慢する。していいですか?
銀のステッキは、ほんまお客様に恵まれています。
ハッチャン、お帰りなさい。
待ってたよ。
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