先日、税理士さんが、
とぎれがちの会話の間に、困ったのでしょうか、
「休日は何をしてますか?」(誰が興味あんねん!と心で叫びつつ・・・)
わぁ、改めて聞かれると、困っ、、
ぜんぜん困りません。
お風呂です!速攻答えました。
二十代から、ずっとお風呂三昧。
せっかくなので、なんでかなぁ、と考えてみると。
子ども心に、田舎で暮らす日々が、あまり肌にあっていないなぁと、
だんだん自我が生まれてきた頃。
両親が若かりし頃すごした大阪に妙に憧憬の念。
年に数回連れて出してくれるその地に、
夏祭のようにはしゃぎ、浮かれていました。
その行き先、子どもが夢にまで見た大都会とは、、、
近鉄沿線の布施でした。え?
母方の親類がいたからです。
そしてその地での最大の楽しみが、
古本屋で漫画をむさぼり読むことでした。
子どものお小遣いでも手にできる、100円以下の漫画本。
今のようにリサイクルという概念がない時代です。
たった10円で手に入る漫画。夢のようでした。
だって本を買うにも、
1日数本しか出ない汽車に乗って隣街に行く必要がありました。
そんな田舎に暮らしていました。
そして久しぶりの都会で、ほうぼうから親しく声をかけられ、
馴染みだった角打ちでほろ酔いの父。
すこぶる機嫌が良かった。
田舎では見せない父の顔、結構男前でした。
古本漫画を箱買いしてくれました。
それだけで、じゅうぶん田舎を出たい理由に値しました。
当時叔母は、文化住宅に住んでいました。
いわゆる風呂無しの長屋です。
なので、大阪に行く=銭湯に行くでした。
これが楽しかった。
大きな浴槽。ぶんぶん回る天井扇風機。
番台で、阪神巨人戦にかじりつくおじさんのようなおばさん。
両親は買ってくれないであろう、フルーツ牛乳を飲めること。
コーヒー牛乳という選択もある、なんたるパラダイス!
そう、インプットされました。
私の頭の単細胞はこうです。
古本屋サイコー→すこぶるご機嫌の父→銭湯でフルーツ牛乳→都会サイコー
まぁ、単純な思考回路で、
風呂好き、温泉好きへと発展して、
何故かそこに都会好きが加わって今に至ります。
驚かないでください。
いきなりですが全て、下記のお誘いに繋がります。
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