銀ステ根なし草

銀のステッキ旅行・スタッフの雑記帳

飯田線秘境駅号と、しだれ桜の春

2022年04月10日 | Hの生きる喜び、それは

周辺に人の暮らしの気配がなく、立地的にも鉄道以外で訪ねることが難しい「秘境駅」

温泉でいう秘湯のようなもので、全国に秘境駅愛好家がいます

そんな秘境駅が飯田線には多く存在しますが、
飯田線には94もの駅があり、運行は1日数本
列車に乗ると秘境駅で降りられないので、秘境駅をめぐることは非現実的です

そこで春と秋の数日間だけ、[飯田線秘境駅号]という名の特別列車が走り、
秘境駅で停車してくれるので、瞬く間に人気列車となりました

観光列車にダイニング列車、ローカル線と、
全国数々の列車を制覇してきた銀ステは、すっかり鉄オタとなり、
いよいよ秘境駅に突入してきた、というわけです

6日間しか運行しないので、切符は激戦

そのレアな切符を握りしめて、行ってきました

 

秘境駅を巡るのですから、行き先も秘境でないといけません

遥々訪ねたのは、飯田市の果ての集落、遠山郷

山の斜面にへばりつくような集落は、日本のチロルと呼ばれています

南アルプス聖岳と兎岳が目線の高さに望める標高です

この景色を見るために、バス往復4時間、往復1時間も歩きました遠かった

秘境への道はそう簡単ではないのです

 

さて翌日いよいよ秘境駅号

と、その前に時間があったので飯田で花めぐり
花桃も満開

あちらにもこちらにも、のどかな里山を桃色に染まる桜さくらサクラ

名もなきしだれ桜も、今こそとばかりに咲き誇ります

あまりに素晴らしい桜が当たり前のように堂々と咲いている姿に、泣けてきました

涙をぬぐいながら?いよいよ秘境駅号です

たっぷり5時間の列車旅

忙しい現実世界からしばし逃亡して、時計も気にしない、
Wi-Fiも飛ばないゆえスマホも放置、何にも縛られない贅沢な時間を過ごしました

あまりに気持ちいい時間に、せっかくの秘境駅をひとつふたつ寝過ごしてしまうという失態もありつつ、

車掌のアナウンスが面白くて絶妙

途中1ヶ所だけ(このぐらいがちょうどいい)、地元特産品の販売あり、
小規模ながら熱烈な歓迎を受け

気づけば現実世界の入口、豊橋に到着していました

 

今まで、様々な列車に乗ってきましたが、秘境感ではダントツ、
あと、春6日間のみ運行という特別感と、
ローカル線ならではのノスタルジー感において、
私の中では最上位にランクインした飯田線秘境駅号の旅でした


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