銀ステ根なし草

銀のステッキ旅行・スタッフの雑記帳

春のあらし

2010年03月04日 | のほほん同志Aの日常
「明日は終日、春のあらしとなるでしょう」

そんな天気予報に今朝、
珍しく折り畳み傘をしのばせて家を出ました。

そして夕方。
いつにも増して難産でしたが、
毎月の旅のお便りがようやく完成!
それを祝してスタッフ勢揃いで夕食に。

ふだんは顔をつきあわせても、仕事の話が中心です。
趣味のこと、家族のこと、久々にゆっくり会話と料理を楽しみました。

余韻にひたって電車に揺られ、自宅の最寄り駅に帰りついたら、
バケツをひっくり返したような豪雨。

あー、イヤだなぁ…。

少し迷ったあげく強引に自転車に乗ってふらふらと帰りましたが、
小さな折りたたみ傘は役に立たず
駅から自宅までのわずかの間にずぶ濡れに。

しまった。タクシー拾うか、
どこかで雨宿りしたほうが良かったかも…。

天気予報どおり、穏やかに晴れた昨日とはうって変わって
「春のあらし」だった今日。

晴れの日、雨の日、くもりの日という日常に
あらしは時折、でも確実に、やってきます。

それを教えてくれたのが先日、
古本屋さんで出会ったサイン本です。

書棚に見つけた大好きな作家さんの名前。
迷わず手にとり表紙を開けると、
見開きをいっぱいにうめる
力強い文字が目に飛びこんできました。


 晴れ
 雨
 くもり

 雪
 あらし

 笑う日
 泣く日
 生き抜く日

 (2000/9/24 哲)


大ファンの人の、しかもメッセージ入りのサイン本!
これだから古本屋めぐりはやめられません。

街での生活では厄介者あつかいされがちな雨。

でもそこに直筆で書かれた文字はどれもあたたかく、
「晴れ」にも「雨」にも「あらし」にも
優劣はないように見えてくるから不思議です。

あらしの日の外出には、傘の備えを。
傘が役にたたないほどのあらしならば、どこかで雨宿りを。
そんな時間をも味わいつつ
穏やかな晴れの日を待てばいい、ということなんでしょう。

明日は晴れるようです。
1日遠ざかっていた空の青さを楽しみに
眠りにつくことにします。


▼スタッフお勧め「別子銅山集落・東平(とうなる)」はこちら
http://ameblo.jp/arailuka/theme-10018600189.html


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