銀ステ根なし草

銀のステッキ旅行・スタッフの雑記帳

松浦鉄道 VS 長崎くんち

2023年10月10日 | のほほん同志Aの日常

「ごめん、やっぱり、こっちがメインかも」

最終日、祭り会場で、お客さまがそう仰いました。
4年ぶりの復活となった、長崎くんち初日、諏訪神社の観覧席でのことです。



ぎっしり埋まった観覧席。
その桟敷席の一画で、身を寄せ合いながら、こちらをふりかえり、

「やっぱり、くんちがメインやね。認識を改めたわ」と。

なんのことかというと、今回のご参加は6名。
出発時、皆さんのお目当てはきれいに分かれていて、
ひとつは、伊万里から佐世保までを結ぶ松浦鉄道。


鉄印帳にも加盟しており、日本最西端の駅、「たびら平戸口」にも降り立ちます。





それをメインにご参加いただいた、「鉄印帳」の旅友さん3名。

そして、祭り大好き! もちろん長崎くんちがお目当てです!という方が3名。

なんとか6名さん揃っての催行ということで、長崎くんちに無理やり(?)、
鉄印帳の松浦鉄道をひっつけた企画者としては、やれやれ…というところではあるのですが。

鉄印派さんの「くんちは、おまけみたいなもん」というお声には、
「えー、それはあんまりです!」と叫んでしまっていたのでした。


それに対しての、「ごめん、前言撤回、こんないいお祭りだったなんて」のお声。

やれやれ…と、再び安堵しました。

ともあれ、くんちの素晴らしさ、写真だけで伝わるでしょうか!?



栄町による「阿蘭陀万歳」。



本石灰(もとしっくい)町による「御朱印船」。





モッテコーイ(戻ってこーい)、モッテコーイ!

アンコールの声が、会場いっぱいに響きます。



そして、トリを務める万屋町の「鯨の潮吹き」。

なんと鯨の中には、人とポンプが入っていて、勢いよく水を吹き出します。
ずぶぬれになって引き回す18人の根曳き衆。

モッテコーイ!と声をかけるのもためらわれるほど、最後は汗と水とで、ずぶぬれに。

さて、早朝7時からの祭りが終わると、そろそろお腹の虫が。
ここはやっぱり長崎名物、吉宗(よっそう)の茶碗蒸しです。



開店前で、すでにこの行列。

でも、無事、ありつけました。



そして、初めて知りました。
吉宗があるのは、万屋町。

ついさっきまで手に汗握って見守った、「鯨の潮吹き」の踊り町だったのでした。



モッテコーイ!の響きがどこからか。

長崎。また戻ってきたいです。

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