銀ステ根なし草

銀のステッキ旅行・スタッフの雑記帳

じゃんけんで負けて蛍にうまれたの

2020年07月01日 | 見かけだおしNのつぶやき

神戸に行く道中、乗り換えの西宮北口駅の売店で買った新聞に載っていました。

これを引用したうつらうつらの文章は全く入ってこなかったのですが、

この一文、いえ一句というほうが正しいか。

ストンと我が身に落ちてきました。

腑に落ちるってこういうことかしら。

調べると、俳人・池田澄子さんの有名な句だそうです。

 

なんでしょう、この句の意味って、ある日、ある時、

いきなりその人に降りてくるように思います。

例えば、うろ覚えですが数年前に、ビジネス書だったか?

「与えられた場所で頑張んなさい?」的な、そんなタイトルの本が

ベストセラーになったように!?もう忘れています。

あ、否定しているのではなくて、こういうストレートな表現って、

わかっちゃいるけどさぁ、とアマノジャクな一面がむくむく起き出して、

結果、作者の意図することから大きく脱線していきがち(しごく個人的志向)

 

ーーーじゃんけんで負けて蛍にうまれたのーーー

 

ちょっとクスッと笑えて、納得した自分がいて、それがまた笑えました。

自分、年取ったなぁ、とはまた違うんですよね。

いい感じにガスが抜けていくような感じでしょうか?

まぁ、これも人それぞれの捉え方。語ることではないでしょう。

 

ちょうど同じ日だったかに、芸能ニュースで

30代で、さらなる夢にチャレンジしたい、と意気込むタレントさんの姿を見て、

そうそう、この人にはまだ降りてこない、一句なんだろうなぁ。

降りてこないうちは、がむしゃでいいと思っています。

べき、とさえ思うほうです。

間違っても、早くに達観しなさい、なんてチンケな意味ではないはずです。

良し悪しではなく、正しいか否かでなく、この句の意味がわかる日って、

読み手の、ほんと、ある日突然に降ってくるようなもの。

 

たまたま、有名な句にもかかわらず、私がうっかり目に留めた日が、

私のドンピシャ日に当たっただけ。

 

今年は、一度も蛍狩りに行くことのない六月からスタートしました。

でもスタートできた。

 

ーーーじゃんけんで(勝って)蛍にうまれたのーーー

 

そう言える日も悪くないなぁ、そう言える日のためだけに

私は、この句の意味するところ、

とどのつまり自分が都合良く解釈したところに忠実に生きていきます。

 

西宮北口から三宮までのわずかな時間、すごく楽になった、

これぞ言葉のマジックですね。

人を救うものは、人が生み出すものでもあるってこと。

なんか、銀のステッキにもできることがありそうな気がしています。

厚かましいか。

 

改めて、銀のステッキたる業務を早期に再開させていただいたことに、

お礼申し上げます。

折り返し、七月始まりました。

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