goo blog サービス終了のお知らせ 

銀ステ根なし草

銀のステッキ旅行・スタッフの雑記帳

師走の東京へ

2016年12月20日 | 見かけだおしNのつぶやき

迎賓館赤坂離宮の参観。

やっと果たせました。

 

前回は、多数の方から予約いただきながら、

海外のVIPの来日により、泣く泣く断念することに、、、

 

リベンジで再びご参加いただいた方にも面目躍如。

ありがとうございました。

それでは、快晴の師走の東京をどうそ。

 まずは、天候に恵まれ、新幹線からの車窓もご覧のとおり。

 六本木ヒルズの屋上からの眺望。

この、東京タワーが、、、日が暮れると、

 イルミネーションバスは、また昼間とはまた違う東京の顔を見せてくれます。

と、どうも、あの歌がリフレインするのです。

🎶東京は夜の7時🎶

ピチカートファイブです。

東京駅キッテビルのクリマスツリー^_^

毎年、Xmasシーズンは、心弾む演出で、賑わいます。

丸の内界隈の夕暮れ、、、都会の日暮れは、どこか物悲しい。

そして、好き。

たてまえの顔の、やっと出た素の表情って、とこかしら。

 

翌日は、今秋オープンのすみだ北斎美術館へ。

下町風情に、この斬新な建物がドンと。

かの妹島和世さんの設計です。

金沢21世紀美術館をはじめ、フランスランスのルーブル美術館など、、

 

中の展示は、もちろん見応え充分でしたが、

お客様が一番食い入って見ておられたのは、、、

「銀ステの社訓にしたら、、」とお客様。

いやいや。

意欲があることが、、もっといえば欲があることが、価値かしら、

生きていくことの‥‥

まだわかりません。

旧赤坂プリンスホテルの洋館でランチ。

名物?ブランデー風のコンソメスープ。

美味なり。

1909年完成の赤坂離宮。

参観してきました。

固く閉ざされた門をいつか超えてみたい、そう長年の夢として、思いを込めて参加された方もありました。

ようやく実現しましたね。

その笑顔がこちらです。

当時の、日本の粋のすべてを集結させて完成した迎賓館。

世界的にも宮殿建築最後の作品のようです。

ヨーロッパで、数々の絢爛豪華な宮殿を見てこられた方が、

「シンプルだけど、日本伝統文化を感じる、ほっとする空間」と

表現されたのが、印象的でした。

西陽に、きらめく水しぶき。

銀ステで初めての参観となった今日。

前回の、まさかの参観不可の経験を経て、やっとの参観です。

Xmasクラッカーが鳴らされるように、

空に向かって、祝シャワーは、惜しみなく発射されたのです。

 

*******************£*************

次号で、再び「赤坂離宮」のツアーをご案内します。

ご期待ください。

*********************************

「アンケートよりお客様の声」

やっと念願叶いました。やはり日本の宮殿は、ロシアやドイツの宮殿

とは違い、暖かさ、落ち着いた雰囲気を感じました。

ゆっくり見学できてラッキーでした。

約百年前の建築でありながら、日本の技術力に感嘆のひとこと。

*********************************
バス旅行、オーダメイド旅行のご相談は…
銀のステッキ旅行
TEL 0797-91-2260(平日9:00~17:00)
■銀のステッキは会員制の「旅サロン」を主催しています。
■公式ホームページ:http://www.gin-st.com 
*********************************



 

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

フィンランド、魚の料理教室

2016年12月18日 | のほほん同志Aの日常

先日のフィンランド・オーロラツアー。

手配は私。添乗は別のスタッフ。

これは、社内では一番いやがられるパターンなのですが(なぜ?)、
今回のオーロラ・ツアーでも、やはりひとつありました。

「魚の料理教室、大不評でした!!」

え? 

オーロラツアーの本番は夜。
かといって、日中、何もしないわけにはいかず、
何かしらのアクティビティで楽しんでいただくよう努めるのですが、
今回のフィンランド北極圏は、太陽が1日中昇らない「極夜」。

暗く寒い時間帯でも楽しめるものを、と数ある屋内アクティビティのなかから選んだのが、
「魚の料理教室」でした。

とれた魚をフィンランド式に皆で料理して夕食にいただく、というもので
これは絶対に楽しいに違いない、と、自信満々で取り入れたのですが…。

「旅行に来てまで、魚さばきたくないです!って」

「しかも、ただでさえおなかぺこぺこなのに、
 魚と格闘したあと、今から焼き上がりまで1時間ですって!」

なるほど。
ごめんなさい。
浅はかでした。

その夜、特大のオーロラが現れてくれたのは、まさに天の助け。


ただ、手配というのも人間のすることですから(急に弁解モード)
多分に、手配する側の気分が盛り込まれるのです。

ただいま私は、収穫と料理ブーム。

ご覧ください、この大地の実りを!

「お嬢さん、わたしと踊りませんか」大根。



丹波の黒豆。
枝豆でぜんぶいただきたくなるところを少し残して、畑で冬までしっかり乾燥させました。




最後に天日で乾燥のしあげ。


食べ物を収穫すること、料理することって、とても楽しい。
人任せにしたくないぐらい。

…でも、それは日常に取り入れるべきこと、ですね。

旅は非日常、でした。

次にオーロラツアーの手配をするときは、
「魚の料理教室」はもちろん、「厳寒!氷上湖での釣り体験」もやめておきます。


*********************************
バス旅行、オーダメイド旅行のご相談は…
銀のステッキ旅行
TEL 0797-91-2260(平日9:00~17:00)
■銀のステッキは会員制の「旅サロン」を主催しています。
■公式ホームページ:http://www.gin-st.com 
*********************************




 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今年最後のワンコイン

2016年12月17日 | T字路をまっすぐ行ってみたら

月に一度のウォーキング“銀ステ・ワンコインウィーク”。

今年最後のウォーキングに行ってきました。

2016年大河ドラマ「真田丸」にちなみ、

真田ゆかりの地を巡りながら約3.5kmのウォーキング。

最後は大阪城を眺めながらのランチタイム。

こんなに目前にお城が見渡せるなんて、素敵!

大阪生まれ育ちの方からも、シラナカッターと喜んでいただけたようです。

お天気よしでお話も最後まで弾みました。

12回完歩された方には、賞状とプレゼントをさせていただきました。

今年は「大阪環状線付近の散策」と言うことで、

12回、色々な駅を集合場所にしながら歩いてきました。

草ボーボーの中にある碑を発見したり、

神社やお寺の参拝をしたり、

調べてみたら空襲を受け、全焼し新しく建て直した社もあったり、

「昔ここは畑だった」と言われても

高いビルが立ち並ぶ今の大阪からは想像できなかったり、

公園や植物園では、皆で珍しい草花や懐かしい植物を発見したり、

街の中では多くの方にお会いしました。

添乗員の不案内に、いてもたってもいられず、

見知らぬ一般人の方に、説明を受けることも多々。

ワンコインウォークは、人の縁で繋がる、発見の連続です。

12回、全てご一緒したわけではありませんでしたが、

皆さまに助けられ、いつも賑やかに時間が過ぎて行きました。

正直、参加者が少なく寂しい時もありましたが、

子育てとか、両立とか、先輩からのアドバイスをいただける

月一度のランチタイムを私も楽しみに歩き続けました。

 

さて、来年は、阪急沿線を歩くワンコインウォークスタート!

どうぞ、ご期待ください。

新春から、また始まります。

レッツ、ウォーク!

*********************************
お正月は富士山で。こんな2017年の幕開けはいかがでしょう
是非、ご一緒ください
■冬映えの富士山で新年を
 2017年 1月1日(日)~2日(月)
*********************************
バス旅行、オーダメイド旅行のご相談は…
銀のステッキ旅行
TEL 0797-91-2260(平日9:00~17:00)
■銀のステッキは会員制の「旅サロン」を主催しています。
■公式ホームページ:http://www.gin-st.com 
*********************************


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

フィンランド、極夜の魔法

2016年12月16日 | Hの生きる喜び、それは

フィンランドの添乗に出る前、担当者がオーロラより何より一番心配していたこと
それは、この時期フィンランドは「極夜(きょくや)」であるということ、でした

「極夜」とは、「白夜(びゃくや)」の逆、つまり
太陽が地平線より上がらないこと

フィンランド独立記念日(12/6)の前夜に沈んだ太陽は、そのまま1ヶ月間、
地上に現れることはありません

私も最初「極夜」と聞いた時は、ちょっと焦りました
昼間アクティビティができるのか、
一日中、真っ暗でも人は正常でいられるのか?
そもそも陽が昇らないのに、私は朝起きられるのか!?

オーロラが出るかどうかの心配だけでもう十分なのに、
極夜の心配なんて、もう無理!と心の中で叫びながら出発しました

が、極夜といっても、フィンランドは一日中闇の中かというと、
いいえ、そんなことはありませんでした

昼間は青白く幻想的、太陽が地平線すれすれに近づくときは
桃色の朝焼けと夕焼けに包まれるのです

その景色は、北極圏のイナリに到着した時、
お客様が「こんなオーロラがあってもいいね」と思えるほど美しいものでした


(イヴァロ空港にて。朝11:00頃)

朝でも、昼でも、夜でもない時間、
昨日と、今日と、明日の境目にいるような不思議な感覚
ここフィンランドでは、太陽だって冬の眠りにつくのでしょう

ピーンと張りつめた空気
何の音もしない


極夜では、何もかもが静止している
地表を覆う、雪の輝く白
地平線と空の間のやわらかい桃色
青、紫、グレー、、心が穏やかになる色ばかりが世界を覆う

そして、昼間があいまいだからこそ、
暗闇に包まれる夜こそ、雪はまばゆいばかりに白く輝き
そして、あの壮大なオーロラが空を覆い、私たちに光を届けてくれるのです

だからこそ、今回見たオーロラは、あんなにも美しかったのです

私たちはみな、極夜の魔法にかかっていたのでした


*********************************
お正月は富士山で。こんな2017年の幕開けはいかがでしょう
是非、ご一緒ください
■冬映えの富士山で新年を
 2017年 1月1日(日)~2日(月)
*********************************
バス旅行、オーダメイド旅行のご相談は…
銀のステッキ旅行
TEL 0797-91-2260(平日9:00~17:00)
■銀のステッキは会員制の「旅サロン」を主催しています。
■公式ホームページ:http://www.gin-st.com 
*********************************


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ホーチミンの「シクロ」

2016年12月15日 | のほほん同志Aの日常

海外添乗で数日から十日あまりをよその国で過ごし、
その後、日本に戻ってくると、
見慣れたはずの風景ががらりと変わって映ります。

アルプスの国スイスからの帰りは関空からの連絡橋を渡りながら「海だ!」でしたし、
季節が反対になる南半球から帰国すると「暑い!」(寒い)ですし、
ブータンからのときなんて街行く人の群れを見ながら、「…誰も民族衣装を着ていない!!」でした。

今回のベトナム、南北に細長い国を北から南へ8日間過ごした後に見た日本は
「これなら私でも運転できる(ホッ)」。
何がそう思わせたかというと…。

初日、ハノイ空港で出迎えてくれたガイドのロンさんと落ち合い、
市内へ向かう車のなかでのこと。車、車、車、バイク、バイク、バイク、
その隙間を縫って、シクロ(ベトナム式の自転車)……
そして、さらにはそのなかを悠然と人が歩いているのです。




うわぁ…。(こわい)

言葉にならないまでも、車内にただよう空気に、ロンさんがさらりと言いました。

「だいじょうぶですよ。ゆっくり歩けば、車もバイクもよけてくれます。
一番危ないのは急に走ること」。

 たしかに、見ていると、誰も走らない。
ただゆっくりと、車やバイクの途切れることない縦の流れに、
そんなもの存在しないとでもいうかのように、横断していくのです。

「みんな、運転うまいですから。
それに車やバイクは高いから、ぶつけないように、みんなとても大事にしてる。
たぶん今回、お客さんが一週間いるなかで、ちょっとぶつかる事故を、
1回、見るかどうかだと思いますよ」

(本当? 私だったらハンドル握った瞬間、ぜったいぶつかる、
――いや、そもそも固まってしまって動けないけど…)とは心の声。

私自身はもう3回目のベトナムなのですが、
それでもベトナムの道路の混沌ぶりには、毎回おどろき、体がこわばってしまいます。
昨年からペーパードライバーを卒業し、ちょこちょこ車に乗るようになったので、なおさら感じるのでしょうが、
空港から1時間ほどでホテルに入ったとたん、あーやれやれ。
どっと疲れがふきだしたのでした。

翌日からは世界遺産のハロン湾クルーズ。
(1泊クルーズのはずが、季節外れの強風のため欠航に。
翌日の短いクルーズに切り替えてもらいましたが、これは残念でした)。
中部地方に移って、ベトナム最後の元王朝の都フエ、
そして朱印船貿易の時代には日本人街もあった湊町ホイアンへ。
最後は南へ下り、サイゴンの名で知られたホーチミン。

――北から南まで、どこへ行ってもベトム道路事情は変わりません。
でも不思議なもので、変わるのはこちらの感じ方。
甘さと酸っぱさとしょっぱさがうまい具合に調合されたベトナム料理と、
333という名のベトナムビールにすっかりなじんだ私の体は、
3日目を数えるぐらいから、混沌の道路のなかでもうつらうつら、気持ちよく船をこげるようになっていました。

そうして一週間を過ごし、今日の深夜便で帰国…という最終日。
ベトナム式自転車タクシーの「シクロ」に乗りました。
嵐山を走る人力車のような座席に座り、後ろでペダルをこいでくれるおじさんにふりむいて挨拶して、
いざ混沌の道路のなかへ出発! が…。

(こわい!)に感覚は逆戻りしていました。

車のなかから見ていたときより、ぐんと視線は下がり、
目線とほぼ同じ高さでバイクがどんどん追い抜いていき、
しかもこちらは遮るものも守ってくれるものも何もない生身なのです。(あちらだって生身ですが) 

トントン

肩をたたかれ、ふりむくと、後ろのおじさんが何やら指さして教えてくれました。
指の方向をふり仰ぐと、ガラス張りの立派なタワー。
ベトナムの国花であるハスの蕾をイメージしてデザインされたという「スカイタワー」です。

トントン。

また、あっちを指さすので見ると、なんと大きな串カツ屋さん。
看板には「ソース二度づけお断り」の文字まで。

街を蛇行するサイゴン川の流れよりは少し速い、車とバイクとシクロの流れの一滴となり、
内側から眺めたホーチミン。
その流れは赤信号でしばらくとどこおり、青信号でまた流れ出す。
その流れのなかを上手に縫って横断する人、人、人。

そうこうしながら30分ほども乗っていたでしょうか。

そのとき、分かりました。
一見、「混沌」としか見えない流れのなかに、秩序があることを。

みな、譲りあっているのです。
車はバイクに。
バイクはシクロに。
そして、車もバイクもシクロも、人に。

大きなものが小さなものに譲る「あ・うん」の呼吸が、そこにはありました。

それからです。安心してシクロの背もたれに身を任せたのは。

少し余裕ができてカメラを取り出そうとしたら、キーッとブレーキが引かれ、
シクロの小さな旅、終了となりました。

(というわけで、例によって、文字ばっか。写真はこれだけです) 

 

*********************************
バス旅行、オーダメイド旅行のご相談は…
銀のステッキ旅行TEL 0797-91-2260(平日9:00~17:00)
■銀のステッキは会員制の「旅サロン」を主催しています。
■公式ホームページ:http://www.gin-st.com 
*********************************

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする