いつものことですが、やっぱりどっか行こうかな、と思ったのが前日。
たまたま出社していたスタッフに航空券をとってもらったものの、
当たり前ですが、いまはGW!
高額なうえに、どこも満席。
みなさん、やはり旅の計画はお早めに、そして旅行社に相談しましょう!
「なんなら、一緒に新潟行きますか?
飛行機も空いてますよ。レンタカーも手配済みですし」
と、スタッフの優しいお誘い。
「嫌だよ、休みまで顔突き合わせんの」と、遠慮がちに?言おうとしたら、
「あ、でも、途中で降りて下さいね。お休みまで一緒は嫌ですから」
くそ~先に言われた。
もはや、毎度の家でぐうたらも魅力的に思えてきたのですが、
「あ、やっぱり温泉つかりたい!!!」
先月末から少々ハードな日々でしたので、
どうしても、濁った、匂いのキツイ、くらくらする、
そんな温泉地をすでに身体が求めていたので・・・
その日の夜出港のフェリーに飛び乗りました。
電話の受付では「ツーリストルームしか空いていませんよ」
いいです、いいです、乗れるんだったら、なんでも。
わっ。
ツーリストルームって、雑魚寝部屋のことだったのね。
知らなかった。
おお~これは久しぶりかも。
老若男女、モゾモゾうごめく空間。
なんだか急に楽しくなってきましたよ。
「旅に出る感」がすごいわ、船旅って。
神戸の港が夜のとばりに包まれてゆくって、、、そんな綺麗なものではなく、
おっさんのイビキと寝相の悪い子供の蹴りをうけながら、
それでも船底と同じく深い深い眠りに陥ったのです。
さて、私がどうしても目指したかったのは、
個人的に、三本の指に入るほどお気に入りの温泉地、
その名も「地獄温泉」。
阿蘇のふもとにある、白い濁った硫黄泉が特徴の温泉です。
残念ながら、先の熊本地震(今も余震が続く)で、現在は休業中です。
もちろん宿泊は無理ですが、とにかく阿蘇の温泉に入る、を
目的に旅を始めました。
早朝、大分港に到着。
ほんと、船旅って、旅情をかきたてられますね。
ライダーも準備万端。
それぞれの、九州の旅が今、始まります。
みなさん、いい旅を!
まずは、体慣らしにひと汗かきますか。
一度、訪ねてみたかった、別府温泉「竹瓦温泉」(入浴代100円なり)
飲み屋街のど真ん中にあるんですよ!
気だるい繁華街の朝にこの建物がデデンと。
この雰囲気、いいわ~
さっそく、地元温泉オババ(勝手に名付けてごめんね)の
洗礼をうける観光客の若いお姉さんたち。
(私は若くないので除外)
「しっかり、洗って入らな!」
「水足したら、お湯がぬるくなる!」
「洗い場は、そこ違うよ!」
「タオル浸けない!」
などなど、公共の湯には、かならず厳しい温泉オババがいるのです。
ちなみにこの方、別府の有名人「油屋熊八」
バスガイドはこの人のアイデアなんだとか・・・
別府を一大観光名所と、全国に知らしめたそうです。
九重の大吊橋など寄り道をしながら、
緑が萌える「やまなみハイウェイ」を抜けていきます。
ちなみに阿蘇までに浸かった温泉は四ヶ所!
どこも特徴があって、甲乙つけがたい、名湯ばかりでした。
熱湯とぬる湯で入り口が違う「別府駅前温泉」
九重の山あいにある日本一の打たせ湯「筋湯温泉」
今旅、一番!奥黒川温泉「耕きちの湯」
私が求めていた白濁色のクラクラめまいがするほどの、危ない匂い。
これが、心身にじんわり。ああ、よかよか。
阿蘇の北側にある内牧温泉「入船」
阿蘇の南側は、被害も甚大でまだまだ復興が間に合わず。
それでも、北側から、少しずつ日常を取り戻しているようでした。
阿蘇まで来たら、やはり草千里。
国内外から沢山の観光客が訪れていました。
でも、ところどころに、地震の爪痕は残ります。
阿蘇から熊本市内に抜けるまで、大渋滞でした。
それも、道路の復旧が追いついていないことが原因のようでした。
熊本市内では、地元商店街の果物屋のおっちゃんに
お勧めの居酒屋を聞いて尋ねましたが、
これが大正解!
路地裏の昭和なこの感じ、好きだわ~
「よかよか」「よかよか」
店主の声が、心地よく、お酒もすすむのでした。(毎度のこと)
熊本城にも、沢山の観光客が溢れていました。
豊かな水をたたえる、水前寺成趣園へも。
まだまだ、街は復興の最中で、
観光気分で歩いていても、いたるところで
「はっ」とさせれるのですが、その感覚が大切なんでしょう。
見ない、という選択もありますが、
見ることで、「まだまだなんだ」と知って、
寄り添えることの方が大きいように思うのです。
例えば私は・・・
「お客様を、熊本にお連れしたいな」
「あのおばちゃんの店(居酒屋)に仕事と称して又、行きたいな」
「次は、地獄温泉、開業しているかな。していて欲しいな」
「奥黒川温泉のあの温泉地は、きっと誰も知らないだろうから、
ツアーで組入れたら面白いだろうな」など、
これっぽっちのこと、その積み重ね。
いたるところで、頑張るくまモン。
ゆるキャラの立ち位置も超えて?!
「負けんばい、頑張る県(けん)」とダジャレまで言っていました!
熊本城の巨木くすの木に陽が差し込んでいました。
今回いただいた郷土料理は・・・
やっぱり、チャレンジしないとね。馬刺しです。
ニンニクたっぷり熊本ラーメン
ぶっとい平麺のダンゴ汁
天草のタコのかき揚げ丼
うまか、うまか。
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明日5月8日(月)から通常営業です。
皆さまからのお問い合わせをお待ちしております。
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さて、突然ですが、
銀のステッキでは、スタッフを募集します。
当社のホームページをご覧の上、
業務内容にご興味を持っていただいた方は、ぜひ、お問い合わせください。
詳細は、面談にてじっくりお話させていただきます。
「旅が好き」「やる気がある」「見聞欲旺盛」「創作力がある」方、歓迎!
でも、本当は、今、当社に足りない力を求めます!
それが何かは、わかりません。
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