銀ステ根なし草

銀のステッキ旅行・スタッフの雑記帳

はるばる越後から、師走のご挨拶

2017年12月13日 | のほほん同志Aの日常

寒波到来の一日。

今日はひたすら事務所でDM原稿の予定だし、
「持っている服のなかで一番、あたたかいものを着ていって下さい」
との天気予報に従って、もこもこに着込んで作業にいそしんでいると…。

「こんにちは! えちごトキめき鉄道です」の声が聞こえました。

なんと新潟から! しかもおふたりで!
今年の春と秋、観光列車「雪月花」でお世話になった業者さんの来訪です。

こういうとき、心底、言ってしまいます。

「そんな遠くからわざわざ来てもらって申し訳ないです。(たいして送客できないのに…)」

何せ、ここは宝塚。
旅行会社さんの集中する大阪の中心地からは
電車を乗りついで、小一時間という立地です。

「いえいえ、いえいえ、銀ステさんには何度も利用してもらって…」
「ところで、Aさん、列車でお食事召し上がってもらって、どうでしたか?」

ふつうは、列車に同乗するだけで、車内での食事は遠慮することも多い添乗員。
食べようか、でもお値段張るしなぁ…と電話口でさんざん迷ったあげく、私はいただきました。
それを覚えてくださっていたようです。

美味しかったのです!

とくに、メニュー右上にある「かんずりサンド」。

かんずりとは新潟の調味料で、とんがらしをペースト状にしたもの。
辛いものが好きなので、冷蔵庫には常備するのですが、
鍋に入れたりする程度で、いつも瓶のなかでひからびていっていました。

ところが、このかんずりサンドに出会ってから、毎朝の食事はかんずりトースト。

食パンにかんずりを塗り、その上にとろけるチーズを置いて、焼く。

味に深みとアクセントが出来て、とっても美味しい!

そんな日常の話をさせてもらって、お帰りになっていくおふたり。

そのうしろ姿を見送りながら、

「こんな遠くまで来てもらっても、ねぇ…」

たいして営業にならなかっただろうになぁ、と、もうひとりの担当者と話したのに。

なんでしょう、持ってきてくださった「雪月花」のカレンダーを見ているうちに…
また乗りたくなってしまいました。かんずりサンドも、もう一度食べたい。

今、企画している新潟・柏崎の花火の翌日に乗れないものか。

すぐに、いただいたばかりの名刺に載っている事務所に電話していました。

「今、おふたりが営業に来てくださったばっかりなんですけど…」

夏の「雪月花」の問い合わせ。

一時間後には、なぜかもうひとりの担当者まで電話して、こんどは春の問い合わせ。

おふたり、営業効果、バッチリだったようです。



 

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銀のステッキでお正月を迎えませんか
お申し込み、受付中!

1/2(火)~1/3(水) 熱田神宮初詣と伊奴神社
1/3(水)~1/4(木) 伊勢神宮初詣と志摩観光ホテル

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バス旅行、オーダメイド旅行のご相談は…
銀のステッキ旅行
TEL 0797-91-2260(平日9:00~17:00)
■銀のステッキは会員制の「旅サロン」を主催しています。
■公式ホームページ:http://www.gin.st.com

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オモシロ名古屋

2017年12月10日 | Hの生きる喜び、それは

あまり行く機会がなかったので、近いようで遠い存在だった名古屋

ところが今年の夏以降、名古屋方面へ行く機会が重なり、
身近で気になる場所として、急浮上

思い返せば、この夏は旅行業の資格研修で1泊2日、大須商店街
雑多、混沌、活気、、、アジアの熱気すら感じる大須、楽しすぎました

(みそ煮込み)

(手羽先)

秋には、名古屋から30分ほど走った稲沢市へ日本一の銀杏のまちへ日帰りバス旅行
続いて名古屋を拠点に、東海随一の紅葉名所、香嵐渓へ1泊2日の旅行

 もともと知らない場所ですから、行く度に新しい出会いがあり、発見があり、感動があり
身近でこんな楽しい場所を残していたなんて、と今さらながら悔やまれます

 

怒濤の11月も終わり、ちょっとひといきつけそうな週末に、ふらり名古屋へ遊びに行ってきました

新幹線だと50分で行けますが、そこは敢えて「近鉄愛」
片道、特急ですら所要「2時間10分」。ハッキリ言って、おそい。
でも、時間をかけて、田舎風景を眺めながらゴトゴトと特急なのに、鈍行並みの列車で向かう方が、旅気分も高まるかも、と自分に言い聞かせ・・・

行きたいところはたくさんあったのですが、なにせ日帰りですから、1ヶ所に絞って
名古屋港水族館
この手のモノが個人的に大好きなので・・・(恥ずかしながら)

シャチに会いたくて(千葉とここ名古屋にしかいません)

イワシに会いたくて(トルネード)

ベルーガに会いたくて(笑顔に見えてかわいい)

 スケールと迫力はもちろん、見せ方もこだわっていて一日中過ごせます(実際、閉館ぎりぎりまでいて、イルカショーは2回見ました)

またいつか皆さまをご案内したい場所です

 

せっかく名古屋へ来たので、熱田神宮へもお参り
この日は七五三


来年閉館することが決まったボストン美術館へも

掘れば掘るほど奥深い名古屋
家康の時代から続く400年都市であり、
トヨタを始めとする自動車や新幹線のものづくり王国であり
みそかつ、手羽先、ひつまぶしにみそ煮込みなど名古屋飯の食文化あり、

日本のど真ん中に位置し、東にも西にも染まらない独自の文化を育んできた
独特のおもしろみがつまっていました

まだまだやり残したこと、食べ残したものだらけですので、
また近々行ってみようと思います
今度は、時間節約のために、新幹線で・・

 

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師走ハイキング「星のブランコ」

2017年12月07日 | T字路をまっすぐ行ってみたら

交野市星田へ行って来ました。

雲一つない青空のもとしっかり約5時間、歩きました。

280mの吊り橋「星のブランコ」は、意外にも皆様へっちゃらで、ススッスーと通り過ぎ…

無風で、お昼時だからか人も少なかったので、揺れもそれほどでした。

スリルが、物足りなかったですか?

その後、訪れた星田の町では、皆様ガイドがの話に興味深々。

解りやすい案内で星田の謎も魅力も発見でした。

徳川家康が本能寺の変の時にひそんだと云われる藪。

宿泊した屋敷、大阪夏の陣で兵を挙げた丘…


歴史の一部を垣間見ながらのウォーキングは、気持ちが高鳴りました。

知らない!がたくさん。

発見の連続だった星田の町歩きも、収穫でした。


季節を変えてまた、訪れたいと思います。

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銀のステッキ師走の日帰り旅行、ぜひご一緒下さい。

詳しくは、コチラをご覧ください。

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長野えびす講花火、雨と月

2017年12月06日 | のほほん同志Aの日常

今夜、帰宅途中に見あげたまるい月。

十日あまり前、「日本でいちばん美しい晩秋の花火」といわれる
長野えびす講煙火大会の会場で見上げたのは、薄い三日月でした。

天気予報では降水確率90%の雨予報でしたが、
幸い雨雲は前夜のうちに通り過ぎ、
夜空にくっきり三日月が浮かぶ向こうに、1万4000発もの花火が咲きました。

その花火があまりにきれいで、思わず書いたお礼の手紙に、
主催の長野商工会議所の担当者の方から、お返事をいただきました。

*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*

いつもお世話になっております。
先日は長野えびす講煙火大会にお越しいただきありがとうございました。
ご丁寧にお手紙までいただき恐縮です。

当日は朝方まで雨が降っており、ブルーシートを張ってあるものの、
水が溜まり、足元が不安定になっており、観覧席のお客様には
ご不便をしいることとなってしまい大変申し訳ございませんでした。

そんな中、花火をお楽しみいただけたというお言葉をいただき、大変嬉しく感じました。

まだまだ長野や関東以外では知名度が低いと思われる当花火大会に、
兵庫県からお越しいただいたことに感謝申し上げます。

今後も多くの皆さまに喜んでいただける花火大会を目指してまいりますので、
また機会がございましたら、ぜひツアーでお越しいただければ幸いに存じます。
長野も冬本番という気候ですが、宝塚も寒くなってきたかと思いますので、
どうぞご自愛くださいませ。

*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*

当日は明け方まで雨。
広い広い会場の一帯を覆うように、足元には青いビニールシートがひかれ、
その下には、相当降ったのだろうと思われるぬかるみ。
それでも、パイプ椅子のシートは泥ひとつつかず、きれいに乾いていました。

準備にあたってくださった皆さんのことが、少し想像できるようになったのは、
今年の秋田・大曲の花火大会のおかげです。

開催2日前の豪雨ですっかり冠水した会場で、
懸命の復旧作業にあたってくださった消防団や市役所の皆さん。














長野でも、きっと、大勢の方がこうして準備してくださったのでしょう。

それにしても今回の長野えびす講花火。

銀のステッキでは初めての企画だったため、まったく勝手が分からず、
長野商工会議所のご担当者、Tさんには、たびたび電話して、
観覧席の手配や会場への行き帰りの相談から始まり、
どれぐらい寒いのか、どれぐらい着込めば寒さをしのげるのか、
はては「当日、おやきはどこで買えばいいのか」まで、親切に相談にのっていただきました。

Tさん、ありがとうございました!!

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超男前とモダン建築

2017年12月05日 | 見かけだおしNのつぶやき

銀ステの原点ともいっていい、ツアーです。

本日は、船場のモンスター建築「綿業倶楽部」の見学会。

 

私が、モダン建築という言葉を知ったのは、もう10数年以上も前のこと。

滋賀県近江八幡に行く、まぁまぁ平凡なツアー。

昼食時間に、少し間がありそうで、時間調整にどこか立ち寄れる場所……と、

いいガイドブックに出会いました!

 

あの頃、ネットで検索は、まだまだ未熟でした。

なので、そのころの主流であった紙媒体のガイブックを頼りに、

特集記事として、知る人ぞ知る的に案内されていた場所、

それがヴォーリズ建築の住宅街でした。

当時、もちろんヴォーリズなんて知りません。

(誰?当時の無知なる私の話ですが)

もっというなら、水郷めぐりとか、近江牛とか、

ザ・観光地に来て、よう分からん人の建てた家見て、

誰が喜ぶの?と懐疑的な私。

 

でも、その日のハイライト、昼食場所の時間にあわせるべく、

仕方なーく、案内したハイカラ住宅街。

にわか知識の、稚拙な添乗員のとほほな案内なのに!

お客様の反応に驚きました。

「こんなとこ、知らんかったわー」

「一番良かったー」

 

あの日からです。

モダン建築が、観光資源になると確信したのは。

 

これまで、旧甲子園ホテル、神戸女学院、

六甲界隈のヴォーリズ建築、もちろん東京のお屋敷めぐりまで、

最近では、加西の多木浜洋館と、

多くのモダン建築をご紹介してきました。

今や、観光資源として、すっかり確立された分野となっています。

 

きっかけは、ヴォーリズでしたが、

私の、この分野の原点は、紛れもなく船場「綿業倶楽部」です。

 

最近は、朝ドラの影響(朝が来た)で、大手旅行社も押し寄せる観光地。

見学者も、年間スゴイ数に上るのだとか。

でも、担当者の方は、あの頃のままで、、、

予約の取れない、人気の施設になっても、

「ああ、〇〇さん、当時から、ありがとうございます」と、

ちょっぴり、昔のよしみで^_^都合をつけてくださいます。

 

そんな余白も好き。

 

私が、明治、大正、昭和と、残されたモダン建築にひかれる理由。

関わった多くの人に男前が多いってことです。

もう、すみません。

毎度どうでもいいのですが、私が思う男前は、シンプルです。

「超ええかっこしい」

 

あの時代だから、誕生したのかもしれませんね。

気骨とか気概とか。

自身の稼ぎを、後世のために投げ出す、その心意気。

 

最近、結構好きかなと思っていた、メディアをにぎわす有識者。

稼いだお金は、すっかり自身のために使い切ると言い放つ姿。

多分、経済活性化のため、お金は残してもあきませんよ、の、

警鐘だったのでしょうが、ちょっぴり興ざめしました。

でも、これも時代ですね。

 

かつて東洋のマンチェスターと呼ばれた船場。

大阪城の再建に投じられたお金よりも高額の、

個人の寄付で、破格の金額で建てられ「日本綿業倶楽部」。

後世に残したい、伝えたい、その思いがいっぱい詰まった、

奇想の建築博物館です。

 

今回もたくさんの方にご参加いただいたのですが、

お客様のお顔ぶれを見て、思いました。

 

皆さま、若き頃を思い出しておられるのですね。

目まぐるしくも、変化に富んだ、あの時代の、

そこに立つご自身を?

または、その当時の超男前を。

 

裏返せば、とびっきりのアホ。

ええ格好しいの男前に私も会ってみたかったなぁ、

モダン建築を見学すると、いつも思うことです。

誰よりも商才あって、でも最後は金勘定でない、

損得は、結局イコールっていう、

なんでしょう、

あれ、これってマザーテレサのギブアンドテイクに近いかも。

 

人のため。

これは、訳すと

自分以外のため。

 

私は、もはや男にはなれませんが、

商売をする限り、私が好きだと思える男前でありたいなと。

今年もラストスパート、

頑張れそうです。

私のバイブルです。

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