銀ステ根なし草

銀のステッキ旅行・スタッフの雑記帳

時差ボケ解消に必要な開花時期

2018年03月22日 | 見かけだおしNのつぶやき

関空に到着して、

「無事帰国メール」をスタッフに送信したところ、

お疲れ様の一言の後に、、、

「こちらは桜がほころびはじめました」

ひゃー

シベリア寒波で、春なのに数年ぶりの氷河期に大わらわのヨーロッパ。

そこから戻った私としては、

「桜咲く」に実感がなく、、、

それでも、武庫川あたりに戻ってくると、確かに蕾が膨らんでいるようにも。

 

長旅の後だけに、ちょっと一息して、時差ボケを解消してから、

あれやこれやと溜まっているだろう机上のことを片づける算段が、

ガラガラと崩れていくようでした。

困る。ほんと。

 

あ〜いきなり桜ロード突入は、よる歳にはさすがにキツイなぁ、と思っていたら。

 

世間では、春分の日のまさかの冬景色がトップニュースに!

関東方面で四苦八苦する皆さま、ごめんなさい。

ホッ。

しばらく桜も開花を見合わせてくれることでしょう。

心底安堵したのでした。

 

そうこう、数日、高校生のような爆睡の日々を経て、

完全時差ボケも克服。

早々と、日常に戻ってしまう自分を少々恨めしく思いながら、

次の旅、フランスへと心は飛んで行くのでした。

 

あ、それまでに恒例の桜ロード、もちろん南から北へと、

今年も駆け抜けていきます!

 

銀のステッキ旅行の桜旅、ぜひ、ご一緒ください。

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◆銀のステッキオススメ桜旅です◆
4/4(水) 桜のトンネル背割堤
4/5(木) 吉泉の懐石料理と、東寺の桜
4/6(金) 京都西陣、雨宝院の歓喜桜
4/7(土) 野間の大ケヤキと黒川の桜靴1)
4/9(月) 勧修寺、氷室池の桜と祇園 さゝ木の懐石
4/10(火)常神半島 神子の山桜
4/12(木) 春の山菜摘みと、巨樹 大照寺の枝垂れ桜
4/16(月) 桜の青空博物館「桜華園」
4/17(火) 京北 しだれ桜の郷

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バス旅行、オーダメイド旅行のご相談は…
銀のステッキ旅行
TEL 0797-91-2260(平日9:00~17:00)
■銀のステッキは会員制の「旅サロン」を主催しています。
■公式ホームページ:http://www.gin-st.co.jp

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蚕の次は、川でした

2018年03月18日 | のほほん同志Aの日常

花火、牛、カラス、雲、蚕…ときて、今は「川」です。

なんのことかというと、めまぐるしく移ろう目下のマイブーム。

なので、2月には東京発の、
「秘密の利根川ツアー」なるものにまで参加してしまいました。

新潮講座の一環で、国土交通省職員の河川のスペシャリストが同行・案内してくれるバスツアー。

お昼の定食を食べながら拾い読みした「週刊新潮」で、小さな案内を見つけ、
これは行くしかあるまい、と勘が働き、弾丸日程で参加してきたのですが…。

悔しいですが、あれほど面白いツアー、初めて、かもしれません。

何せ、現役の国交省職員の方、利根川上流河川事務所の所長自ら案内してくれるのですから、
ふつうでは見られない利根川のあんなところも。こんなところも。



昭和22年9月に発生したカスリーン台風の利根川決潰跡。



川が形作った、埼玉・群馬・栃木の三県境。



国の貯水池計画で強制買収された旧谷中村。
足尾鉱毒事件の田中正造は、強制収容される当日までここに住み続けて抵抗したそうです。



利根川の「釈水水門」。現在、くい打ちの工事中。



ヘルメットをかぶって、いざ現場へ!






歴史、地形、暮らし、自然、管理。
たった一日で、いろんな角度から利根川を見たバスツアー。

「いやぁ…ここまでの内容のツアーは、とてもとても私には企画できないです」 

終了後、あっさり兜を脱ぎました。


でも。

昨日の「我が街再発見ツアー」、湊川隧道は、利根川ツアーには及ばぬまでも、
なかなか面白かった、のではないでしょうか。

もとは平清盛の福原京のあたりから新開地へと流れていた神戸の旧湊川。
天井川で洪水を繰りかえし、神戸と兵庫の町を分断していたことからも、
付け替えを求める声が大きくなり、西へと水路を変える工事が行われます。

そうしてできたのが、今の新湊川の流れです。



天王谷川と石井川が合流したところが、新湊川の起点。



掘削され、地面よりもずいぶん低いところを流れています。

その新湊川の付け替え工事が行われた明治30年、
会下山(えげやま)という小高い丘の下に川をくぐらせるために掘られたのが「湊川隧道」。

日本初の河川トンネルとして、大工事の末に完成しました。



平成12年には、新湊川トンネルが完成し、その役目を終えますが、
その歴史的価値から保存が決まり、月に一度、一般公開されています。

昨日は、その公開日に隧道内で行われたアコースティックギターのミニコンサートへ。



なんと、参加のお客様のなかに、
明治の湊川隧道の工事に「私のヒイジイサン」が関わってたのよ、という方もあり…。

この隧道、〇〇さんのヒイジイサンが作ったのかぁ…。

我が街神戸の、なんと奥深いこと。

川ブーム、まだまだ続きそうです。


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◆国土交通省 北海道開発局の職員の方にご案内いただきます◆

北海道150年記念企画 公共施設見学ツアー「知床横断道路 除雪特別見学」

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鈴鹿のしだれ梅、3.5メートルの謎

2018年03月17日 | のほほん同志Aの日常

月曜日は地域ミニコミ誌のバスツアーで(85人)。
火曜日は銀のステッキのツアーで(43人)。

初訪問だった昨年にひきつづき、今年は2日連続で、
三重県は鈴鹿山脈のふもと、しだれ梅で知られる「鈴鹿の森」へ行ってきました。



私はこちらのしだれ梅と相性が良いようで、
昨年も今年も、見ごろバッチリ。

こちらの梅は、ラン栽培で知られる赤塚グループさんが所有する
しだれ梅の研究栽培農園です。

なので、手入れが十分行き届いて、枝ぶり、花つきは抜群です。



お見事です!

…でも、去年も感じた、なんとなくの違和感。

まだ若い木も、相当、古そうな木もあるのに、みんな、似たような大きさ。

どうして?

最近、気づいたのですが、自分の特技はこれだと思うようになりました。
道でも何でも、一番的確に教えてくれそうな人を瞬時に見分けられること。

そう広くはない園内をざっと見わたし、
受付のところで、AKATSUKAのジャンパーを着た、忙しそうな男性スタッフに目星をつけました。
お客さんが途切れた、一瞬の隙をつかまえて質問。

「この梅、なんでぜんぶ同じサイズなんですか?」

すると、こんな答えが返ってきました。

「どれも、幅3.5mにそろえてるんですよ。
 2.5プラス、50と50で、3.5ですから。」

と、そこまで聞いたところで、あ~、またお客さんが来てしまいました。
前日、テレビの情報番組で紹介されたこともあり、この日はお客さんがひっきりなし。

じりじりと、波が途切れるのを待って、再質問。

「いまの、ぜんっぜん分かりませんでした!
 3.5って、なんですか?」

まだおったんか、という目でちらりと見られましたが、
今度はもうちょっと詳しく教えてくれました。

「最後にはトラックに積み込んで、どこかに運搬せなあかんでしょ。
 そのときの車両のね、最大幅が2.5m。
 そこから、左右に50cmずつははみ出てもいいという規定があるんで、
 だから、最大3.5mまでに縮めるんです。」

なるほど! 
だから、3.5m。納得です。

でも、最後のことばがひっかかりました。

「いま、縮めるって言いました?」と訊きなおしたら、

言いましたよ、と。

「大きくするよりも、縮める方が、うんと難しいんですよ。
 切る枝を間違えたら、新芽が出てきませんから。」

ふぅん。

「桜は縮めやすいんです。柔らかいから。
 でも梅の木は硬いから、縮めるとポキッといきやすいんで。」

へぇー。

わかったような、わからんような。

もっともっとお聞きしたかったのですが、残念、ここでバスツアーが到着してしまいました。

団体のチケットをもぎりながら、「つづきは、また明日」と。

2日連続で来たことを覚えていてくれたのでしょう。

「もう今年はこれが最後です。また来年。」

と答えながら、去年も同じ質問をしたことを思い出しました。
そのとき掴まえたのも、たしかこの人だったような…。

ということは、きっと来年も、また同じやりとりを繰りかえすのでしょう。

「3.5ってなんですか?」



(「地の龍」と名づけられた一本。
 「呉羽枝垂(くれはしだれ)」という種の最古のものと思われるそうです)


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ケラマブルーの海

2018年03月12日 | Hの生きる喜び、それは

ケラマブルー、というと

h

こんな海とか

こんな色を想像されるでしょう

私も行けば出会えると思っていたケラマブルーの海

甘かった・・・ 私の心はケラマブルー(憂鬱)

銀のステッキ初企画、慶良間ホエールウォッチング
冬から春にかけて、ザトウクジラが慶良間諸島に帰ってくるため
かなり高い確率でクジラに出会えると人気
その遭遇率90%以上!

船さえ出れば、クジラに出会える!
そんな期待を抱いて作ったプランは、余裕をもって3泊4日
もともとはこんな行程でした

【1日目】翌日の慶良間行きにそなえて、那覇で一泊
【2日目】フェリーで慶良間諸島の座間味島へ
午後は島内観光(展望台などへ)
夕方サンセットクルーズ
【3日目】午前ホエールウォッチングへ
午後は、阿嘉島(慶良間諸島の有人島)へ渡り島内観光
【4日目】予備日(何もしない一日)
午後、フェリーで那覇へ、空路で伊丹へ

もし、1回目のホエールウォッチングで見られなければ、
午後にもう一度、それでも見られなければ翌日にもう一度出発

と何回もチャンスがあり、心の余裕もじゅうぶん

いざ、クジラ!!

・・・と意気込んでいたのは、一日目だけ
座間味へ渡る日、どんどん天気が荒れていき、午後の船便は全て欠航
余裕をもって、一日目の午後にホエール行っちゃいましょう、と
予定を変更して進めるつもりが、断念

仕方ない、翌日(3日目)に出そう、とさらに予定を変更するも
3日目は、更に海が大荒れとなり、ホエールの船どころか
座間味と那覇を結ぶ大型フェリーも終日欠航

やばいかもしれない・・

船に乗って出会えなかったならまだしも、船にすら乗れず、
ただただ、何もすることなくホテルで待つこと2日・・・

北風強風で、おだやかな南国の海が日本海のようにうねり
のんびり島時間なんて、夢物語

ラストワンチャンス、最終日見られなかったらもう次はありません

「いでよ!クジラ!」心配した上司から檄メールが届くほど

もしかしたら、この気合いメールが効いたのか?

最終日(4日目)待ちに待った太陽が海を照らしました


そして、待ちに待ったホエールウォッチングの船が出ました!

船に乗れるだけで、この青い海を眺めているだけで、もう十分幸せでした
本来の”ケラマブルー”に出会えたことで私のブルーな気持ちはあっという間に飛び去りました

「あっちに出たよーー11時の方向!あ、潮吹いてるよーーー」
「親子や、2頭いるでー、2時の方向、出るか?!尻尾・・・出たーーー!」

(ご参加のK様撮影)

あとは、興奮し過ぎてよく分からないまま、船上で行ったり来たり
写真は人任せ(何枚も撮りましたが、どれもボツ)、しっかりと記憶に刻み込んできました

結果はコチラ

https://www.facebook.com/keramabeachhotel/posts/1629045817211049
船を出してくれた「ケラマビーチホテル」さんのFacebookより

3日間の滞在中、船を何とか出そうと努力してくださり、
出せない時には、あれやこれやと智恵を出して、
アオサ獲りや、港散歩やボートや、予定になかったスターウォッチングなどに
連れて行ってくださったりビデオ上映会予定してくださったり
(何故か機材の故障で映らなかったのですが気持ちだけでも嬉しかったです)
私たちのために懸命にもてなしてくださいました

「せめて何かいい思い出を持って帰ってほしくて」

ケラマブルーなんて言って、ごめんなさい
予定のサンセットクルーズや、阿嘉島観光はできなかったですが
クジラはもちろん、皆さんに出会えたこと全てが
素晴らしい思い出になりました

沖縄言葉に「さようなら」はないそうですね

「またやーさい」(See you again!)

クジラが島へ帰る頃、私たちもまた島へ帰りますから
待っていてくださいね!

*最初の青い海の写真は参考写真ではなく、最終日に撮った実際の写真です


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さて、春のオススメ旅をご紹介します!
◆宿泊旅行

№5552 春の奥能登・ランプの宿と「のと里山里海号」3/28(水)〜29(木)

№5549 真穴の座敷雛と、豊後水道の旨いもん 4/1(日)〜3日(火)

ぜひ、ご一緒ください。
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台湾、美肌効果は一週間の命でした

2018年03月11日 | のほほん同志Aの日常

台湾から帰国して、はや一週間あまり。

こちらはへばっていたというのに、ご一緒した同じお客様が、
今日からイタリアへと…脱帽です。

さて、台湾ツアー最終日の朝。

「みてみて、肌、つるつる!」

ひとりのお客様が、セーターの腕をまくりあげて仰いました。
少しさわらせてもらうと、ほんと、つるつる。

「これ、ぜったい、台湾料理の効果よ」

ほんとですか?とためしに自分も腕をまくしあげ、さわってみると、
うん?たしかにいつもよりスベスベしてるかも。

食べ物が体をつくるというのは、本当です。
台湾、体にいいものをたくさんいただきました。

野菜と魚介をたっぷり。
変わりどころでは、霊芝のスープに、豚足煮込み、サルノコシカケの炒め物まで。








ちなみにこちらが、ツアーの最後に皆さんにお渡しした今回のメニューリスト。

こんなに、おなかにおさまったのですね。



悲しいかな、お肌すべすべ効果は一週間ほどで終わり、またもや疲労で肌荒れ気味。

忙しさにかまけ、車もしばらく乗らなかったせいで、
エンジンかけようとしたところ…うんともすんとも?

いえ、ウ~ンといったあと、スン…となりました。

年数が経ってくると、人も車も、日ごろのメンテナンスが大切です。

これではあかん。温泉にでも行ってこようかな、と思う三月です。


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さて、春のオススメ旅をご紹介します!
◆宿泊旅行

№5552 春の奥能登・ランプの宿と「のと里山里海号」3/28(水)〜29(木)

№5549 真穴の座敷雛と、豊後水道の旨いもん 4/1(日)〜3日(火)

ぜひ、ご一緒ください。
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