最近、心がけているのは、自分の暮らしから「便利」を排除すること。
なぜなら、「あると便利」は、すぐに、
「ないと不便」に反転してしまうから。
「あると便利」な、しくみも分からない難しい機械を使いこなせることよりも、
何はなくとも、自分の体力や気力、さらには虫の知らせや第六感を鍛えておくことのほうが、
生きる力としては、たいせつな気がするのです。
はたから見れば、「はぁ?」と冷笑ものの、時代錯誤なこの方針。
今日、太陽の塔の内部を見学してきて、意を強くしました。
岡本太郎による太陽の塔。
その内部にあるのは、「生命の樹」。
(内部は写真撮影不可のため、パンフレットから)
一本の樹にたとえた生命の歴史は、下から順に、
アメーバなどの原生類時代、
アンモナイトや巻貝などの三葉虫時代、
魚類時代、
両生類時代、
爬虫類時代、
そして哺乳類時代、
と、進んでいきます。
不可思議なのは、樹の根元にあるアメーバが一番大きくて、
上へと進むとともに徐々に大きさは小さくなり、
生命の樹の「最先端」に立つクロマニョン人などは、
フィギュアのようにちっぽけなこと。
これについて問われた岡本太郎氏は、
「ロケットで宇宙に行くことが進化なのか?」との問いを返したそうです。
激しく共感します。
身近なところでは、スマホやカーナビ。
もっと身近なところでは、電卓や動く歩道。
与えられた便利なものに「外注」するのではなく、
自分の生きる力を鍛え、燃焼させる。
太陽のように。
岡本太郎が「太陽の塔」に託したメッセージ、
勝手にしかと受けとめました。
(で、最近、電卓を使わず暗算してたら、計算ミス多発で叱られてます)
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