今日は午前午後で出張抜歯即時植立インプラント手術

今日は出張で、抜歯即時植立インプラント手術を1日させていただきました。
同時にGBR骨造成も低侵襲で綺麗に成し遂げました。

午前は下顎で午後は上顎でした。
どちらも抜歯同時なので殆ど骨が無くなるように見える状態ですが、歯科用CTで予め骨の状況を正確に把握していれば、何も問題なく植立出来ます。

これらも歯科用CTを導入する前から、このような手術を触診一つを頼りにやって成功させて来た賜物なのです。
その上で歯科用CTを導入していますので、尚更鬼に金棒で安心してインプラントが植立出来ます。

どのインプラントも楽勝で35Nを超える数値で植立出来ましたが、依頼の先生のお考えで仮歯までは作りませんでした。

抜歯した部位が痩せるのを防止する為のGBR骨造成も難なくこなし、終了しました。
上顎の方は、パノラマレントゲン写真上で殆ど骨の厚みは無くなるんじゃないか、と言う状況でしたが、無事にブラインドテクニックでGBR骨造成とインプラント植立を出来ました。

通常の場合、このような患者さんではここまで来るだけでも半年は掛かるんじゃないでしょうか？
それがわずか1日で出来る方法が、私の売りなのです。
余人には真似出来ない、と言い切る理由です。

全ては、恩師の教え、それに基づく真摯な努力の為せる業です。
そこには、ズルして楽しようと言う考えは微塵もありません。
それどころか、0.1mmの精度の中で勝負するような超ハイレベルな手術なのです。

でも一見すると、実にシンプルで簡単そうに見えてしまう所が泣き所でしょうか（笑）。

私はこう言う方法で、もう10年以上の経験と実績を出し続けています。
今になって始め出している方々とは端から違う、と主張します。

精進を重ね精度を磨きようやく出来る手術が、簡単に流行する筈がないと私は警告します。

奇跡と言われるインプラント治療の裏にあるものは、真摯な研鑽以外ありません。

昨日もある男性の患者さんで、上顎の第1小臼歯部の抜歯即時荷重MI審美インプラント治療のセラミックの歯を装着しました。
初診でお越しに成ってから、3ヶ月ほどで解決してしまって、患者さんはとても喜ばれていました。

この方もいつものように他のインプラント専門医の診断では、抜歯してGBR骨造成してサイナスソケットリフトして、歯肉移植してと説明を受けており、治療終了まで8ヶ月が最短だろうと言われていたそうです。
それが抜歯の手術と同時のインプラント手術で、私の施術で2ヶ月半で終了出来たのですから、感激して下さったのです。

この成功の秘訣は、勿論私が今まで勉強して研鑽して来た積み重ねの成果もありますが、何よりも患者さんご自身が真面目に治す事に集中して下さった、と言う事があります。
私の手術ですから当然、即時荷重審美MI治療で、痛さもなく腫れもなく辛い経験も殆ど経験せずに治っていったからです。

これら全て、患者さん自身が真摯に精進し努力して下さったから治せるのです。
私がお願いしている治療上の静養をキチンとして下さり、色々アレして欲しいこれして下さい、と言う事全てこなして下さったのです。

成功の秘訣は、ここにしかない、と断言しても良いと私は考えています。

DRも患者さんも約束を守り、努力する。
口先だけでは何も治せないのです。

この事は、専門家も患者さんも心から理解するべきでしょう。

求めよさらば開かれん、ですが、心掛けも正しい事が重要なのです。