大森インプラントクリニック松元教貢歯科医院腫れ痛みなく早く、骨不足でも骨ができて直ぐに歯が入る幸せのブログ

松元教貢歯科医院は骨が不足で骨造りしても腫れ痛みのとても少なく早く治せる方法をしてる即時荷重インプラントパイオニアです。

本日の出張インプラント関係オペも最難易度レベル ウルトラEです。

2009年05月20日 | 日々のインプラント臨床の話
本日も朝から出張オペです。
難しい処置と言えば、いつものように上顎洞絡みのオペです。

大臼歯の歯周病が進行して骨がないし、上顎洞も近いし、しかもこの方は親知らずが半端じゃなくて横に埋まっています。

これをいつものように殆どブラインドテクニックで行います。
これでやれれば、痛んだり腫れたりが極度に少なくなるので患者さんに優しい手術です。

これこそ歯科用CTで頭の中に3D立体画像があるからこそ出来ることで、このハイレベル中のハイレベルの親知らずの抜歯、大臼歯の抜歯同時インプラント植立、サイナスへの対処、GBR骨造成を行えるのです。

私が今一番気にしているのは、何よりも手術後の患者さんの苦痛、大変な思いを如何に減らせるのかに尽きます。

通常であれば、このような手術は最低でも3回以上に分けて行うのが現在のインプラント外科手術のハイレベルな処置でしょう。
それを1回きりで行う事が如何にハイレベルなのか、しかも手術侵襲を極端に減らしたブラインドの手術野で綺麗にやり切る事が、どれほどのレベルなのかご理解いただければ幸いです。

何度もの手術を好き好んで受ける患者さんは、この世の中に皆無でしょう。
にも関わらず、今でも何回もの手術を好まれる方が沢山い益すし、それどころかいまだにそれがゴールドスタンダードであると信じて疑わない方のほうが大多数です。
勿論そうしなければいけない症例も数多くあるでしょうが、1回で出来るものの方が私は多いだろうと、今後の展開を予想しています。

正直に書けば、私は症例をHPやブログで出せる方々が羨ましいです。
私のしている仕事は、誰が見ても危険であると謗りを受ける可能性の方が高く、しかも下手に真似されると危険極まりないので、とても載せられないからです。

午後は下顎の大臼歯の又もかなり難しい抜歯同時植立骨造成GBR手術です。