大森インプラントクリニック松元教貢歯科医院腫れ痛みなく早く、骨不足でも骨ができて直ぐに歯が入る幸せのブログ

松元教貢歯科医院は骨が不足で骨造りしても腫れ痛みのとても少なく早く治せる方法をしてる即時荷重インプラントパイオニアです。

インプラント治療のお役に立つお話を24日します。

2009年05月21日 | 即時荷重インプラントの話
24日都市センターホテルでフローラルインプラントチームで、インプラントのDR向けのセミナーを行います。

当日の受付も行いますので、インプラントを勉強したい歯科医の先生方のご参加をお待ちしています。

私は”即時荷重インプラントにはコツがある”と言う内容でインプラントを安全安心に成功させるコツのコツ、基本のお話を1時間半弱させていただきます。

最近、やはりインプラントしないといけないなーと気が付いて、でも何処で何から勉強し始めようか、と右往左往されるのが現状ではないでしょうか。

安易に考えて簡単に取り組み大変な事になってしまう事が、最近は危惧されています。
その辺の所を避けて、出来る事出来ない事、ここまでなら安全、ここからは専門家への依頼をする方が良いのではないでしょうか?と言うような提言も含めて話させていただきます。

勉強の仕方、何を学ぶべきなのか、の専門家への真摯な提案をします。

チャンとインプラントを学びたい方々の参加をお待ちしています。

メイン演者はプラントンの講師の水口先生で、本邦初公開のお話を準備しています。
私の前の演者は横浜美容歯科の金子先生が、審美歯科の本音のお話をしてくれます。

何れのお話も何処でも聞けないお話満載ですので、大満足していただける事請合います。

有志のご参加をお待ちしています。

昨夜は武田孝之先生のインプラントの関係の講演を聞かせていただきました。

2009年05月21日 | 日々のインプラント臨床の話
昨晩、出張オペが終了してすぐに浅草に向かい、武田先生のお話を聞きました。
いつも思うのですが、武田先生は本当に真摯な先生で、その主張、臨床への取り組みでは学ばされます。

恥ずかしながら、私も症例を発表させていただきました。
欠点だらけで、まともに写真を出し切れていないものでしたが、色々と勉強に成るご指摘をいただき、又学び直そうと、明るい気持ちになりました。

最近先生が協調されているのは、患者さんの為の治療、自分が患者さんである時に受けたい治療を提供しようと言う事と、インプラント臨床の長い経過を追う中で大きな問題点として浮かび上がって来た問題、上顎への配慮を重視して治療をするべきであると言う事です。

これらのご提案は私も大賛成で、そうだそうだと膝を打つ事ばかりでした。

噛み合わせは、下顎がハンマーで上顎は受け皿で、下顎ばかりにインプラントを沢山植立してしまうと上顎が経年的に歯が割れて失われ、非常に厳しい状態に到ってしまう、特に大きな義歯を入れているとかの多数歯の欠損を抱えている患者さんでは上顎が総義歯に到ってしまった場合、前歯の部分の噛み締めが強くなってしまって、骨が痩せて処置が物凄く難しくなるのです。

これはとても大きな問題です。
今寿命が伸びている中、インプラントになる年齢が早ければ早いほど、そう言う問題が大きくなるであろう、と言う指摘でした。

なので、武田先生のお考えは上顎を如何に保全する治療をして差し上げられるのかだ、と結論付けられていました。

そうなると、上顎の治療、インプラント治療がとても難しい事が、大きな課題として立ち塞がって来る訳です。
何故かと言うと、上顎は骨自体が骨密度が薄くインプラントの生着に時間が掛かるし、生着事態が難しいからなのです。

上顎の治療を如何に上手に治して差し上げられるのかどうか、これがこれからのインプラント治療の大きな課題である。
これは我々プロは厳しく問い詰めて突かねば成らないでしょう。

私もこの問い掛けに対して私なりの臨床経験に基づき、考えを広めて行きたいと思いました。
私は有り難い事に、今現在ではどちらかと言うと上顎の方が気楽にインプラント出来るレベルですので、それがお役に立つのではないだろうか、と思うのです。

長い人生を見通して真摯に取り組むインプラント、その視点で考える事は、患者さんにも大切な事でしょう。